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フィリピンは実はビール天国?メトロマニラで世界の生ビールを飲もう!

バー

常夏のフィリピンに住んでいると、昼夜お構いなく非常に喉が乾きます。そんな時真っ先に頭をよぎるのは、キンキンに冷えた生ビールです。

フィリピンの国民的ビール、サン・ミゲルもいいのですが、残念ながら生を扱っている店はあまり見かけません。

しかしご安心ください。フィリピンのメトロマニラには世界中のビールを、しかも樽生でいただけるお店があるんです。樽生というのは鮮度が命です。回転の早い店でしか扱うことができない事からも、その人気ぶりが容易に想像できると思います。

今回は選りすぐりの3店をご紹介します。さあ、みなさん!フィリピンで生ビールを飲みに行きましょう!

目次

Draft gastro pub

ビール

メトロマニラでは知らない人はいないくらいの有名店です。

2018年現在の出店は、マカティ市グリーンベルトモール店、ロックウェルパワープラントモール店、タギッグ市のフォートボニファシオ店、そしてムンティンルパ市アラバンのモリトコマースプレイス店の4店になります。

その中で今回ご紹介するのはタギッグ市フォートボニファシオのDRAFTです。フィリピンと聞いて一般的に思い描かれるイメージとは全く異なる大都会フォートボニファシオのDRAFTは、連日ローカルビジネスマンや欧米人たちで賑わっています。

店内は天井がものすごく高く、とても開放的な空間。皆一様に生ビールを片手にワイワイと会話を楽しんでいます。

このお店のビールの注文の仕方は、数十種類はあろうかという生ビールの銘柄から欲しいものを選んで、PINTもしくはハーフPINTでお願いする事になります。PINTは日本人には馴染みのない単位ですが、イギリス発祥で約567mlを表しています。

好きな銘柄が見当たらなくても安心してください。親切丁寧な店員に、簡単でいいので自分の好みを伝えれば、ピンポイントで推薦してくれますよ。

このDRAFT、あまりにも樽生の回転(消費)が早すぎて、過去に数回在庫が間に合わずに急遽店がクローズになってしまうという、なんともフィリピン的な出来事がありました。

しかし実績を積んだせいか欧州のあらゆるビール醸造メーカーとの大量仕入れ契約を締結したらしく、最近は安定かつ新鮮な生ビールをいつでも提供してくれているようです。

お値段の目安は日本円でPINTサイズが600〜700円程度。日本の半分とまではいきませんが、だいぶお得に世界中の生ビールをいただく事ができます。

DRAFTご紹介の締めに、せっかく読んでくださった皆様に完全なる裏情報をお送りします。

このDRAFTで一番美味しく、お得なメニューは……ブレックファーストメニューのオムレット(オムレツ)です。にんにく、ベーコン、マッシュルームとチーズたっぷりで焼かれたオムレツは朝食メニューだけにしておくのは本当にもったいない!

でもご安心を。時間帯問わずに注文可能ですので、是非ビールのお供にオムレットを試してみてください。

  • 名称:Draft gastro pub
  • 住所:Unit C.The Fort Entertainment Center Bonifacio Taguig
  • 営業時間:11時~翌2時半(日曜11時~翌0時)
  • 電話番号:0917-819-5830
  • 参考サイト:http://www.draftappleton.com(お店HP:英語)

PIVO PRAHA

DRAFTと違って、相当な穴場である「PIVO PRAHA」をご紹介します。フィリピン在住の日本人でも知っている人はそう多くはありません。

ここはフィリピンでも特に珍しく、チェコの生ビールを提供してくれるという大変面白いお店です。

「ビール」と聞いて真っ先に思いつくのはドイツやベルギーだったりしますが、実は国民一人あたりのビールの消費量が世界一なのがチェコなんです。そんなチェコの生ビールが美味しくない訳がありません。

ここで扱うチェコビールは4〜5種類。色の濃さがわかる写真付きの親切メニューがありますので、まずはお好みの色のものを注文します。もちろんピルスナーやエールといった醸造スタイルに造詣が深ければ、そんな注文の仕方もありです。

そして更に嬉しいのがそのお値段で、一杯(約400ml)日本円で400円以下となっています(2018年現在)。お財布事情的には全種類の生ビールをテイスティングできてしまいますね!ただ「酒は飲んでも飲まれるな」は肝に銘じておきましょう。

最初に「穴場」と申しましたが、私がフィリピンに滞在していた4年間のうち、数十回は訪れたこの「PIVO PRAHA」。ただの一度として日本人に出会う事はありませんでした。更にいつ行っても待たされる事なくすんなり入れてしまうところも魅力的。

一つ欠点を挙げるとすれば…それは場所が大変わかりづらいところ。万が一タクシーなどでアプローチする場合、ランドマークとして「マカティ・シティ・ホール」と運転手に伝えれば理解してもらえると思います。

  • 名称:PIVO PRAHA
  • 住所:1331 Anggono St, Makati
  • 営業時間:11時~24時ごろ(客がいなくなると閉店の可能性あり)
  • 電話番号:02-899-5410 or 02-896-9572
  • 参考サイト:https://www.facebook.com/pivoprahabeer/(お店FBページ)

The BLACK PIG

The BLACK PIG

正確には「世界の生ビール」という趣旨から外れてしまうのかも知れませんが、この「The BLACK PIG」も私にとっては決して忘れる事のできない、上質な生ビールを提供してくれる素敵なお店です。

メトロマニラと言っても、最北のムンティンルパ市のアラバンにお店を構えているため、PIVO PRAHAとは違った意味で日本人にとって穴場と言えると思います。

ここで提供してくれる生ビールは、大変丁寧に作られた日本で言うところの地ビール。スペイン人のオーナーが丹精込めて造っているその生ビールの味には、驚きすら覚えます。

種類は少ないのですが、全種類を100mlずつテイスティングできるので、ご自分の好みを見つけてみるのも楽しいでしょう。

更にこのお店の特筆すべき点は、お料理の質の高さ。何を頼んでも本場さながらのスペイン料理を堪能できる事間違いなしです。

照明を限界まで落とし込んだ大変落ち着いた店内と、スタンディングでワイワイやるオープンエアーのスペース両方を楽しめるのも大変魅力的です。

なお、このお店は事前予約してからの訪問を強くおすすめします。アラバン地区の欧米人には大変人気で、ふらっと行って入れた試しがありませんので…

  • 名称:The BLACK PIG
  • 住所:Second Floor, Commercenter, 1780 Commerce Corner Filinvest Avenue, Filinvest City, Muntinlupa City
  • 営業時間:月曜 17時~24時/火~日曜 ブランチ8時~16時/ディナー16時~24時
  • 電話番号:02-808-1406/0917-845-0744
  • 参考サイト:http://www.theblackpigbar.com(お店HP:英語)

飲むべき世界の生ビール銘柄

ヒューガルデン

私の個人的な嗜好になってしまいますが、是非飲んでいただきたい世界の生ビールを3つほどご紹介します。

まず1つめはベルギーの超有名ホワイト生ビール「ヒューガルデン」です。もはや日本でも知らない人はそう多くはないでしょうか。非常にフルーティーで女性でも飲みやすく、フィリピンでももちろん大変人気があります。

日本ではハーフPINTサイズで1,000円くらいは当たり前に取られてしまいますので、フィリピンでたらふく胃袋に収めてみてください。

このヒューガルデン、英語圏の表記だと「Hoegaarden」となります。日本ではヒューガルデンで通じますが、フィリピンで頼む時はヒューガルデンと言っても、店員さんの顔がポカーンとしてしまいます。

こうやって頼んでください!カタカナで書くと「ホーガードン」です。一発でわかってくれますよ。

2つめはまたまたベルギー発、修道院で造られている事でも有名な「シメイ(CHIMAY)」です。これの生ビールはベルギー以外では珍しいのではないでしょうか。

レッド、ブルー、ホワイト、ゴールドなど、種類も沢山あるのでご自分のお好みの味を探すのも楽しいと思います。ちなみに私のおすすめはレッドです!

そして3つめは、ドイツの雄「パウラナー」です。こちらも種類が豊富なのですが、是非試していただきたいのが「パウラナー・ヘーフェ・ヴァイス(PAULANER Hefe-WeibBier)」

発音が難しすぎるので、注文する時はいつもメニューを指さしていました。フルーティーなのですが苦味もしっかりとあり、「ヒューガルデンはちょっとなぁ…」という本来のビールを求める方でも十分に楽しめるお味になっています。

それでもサン・ミゲル生ビールを飲みたいなら

サン・ミゲル

取り扱い店が全くないとは申しませんが、「サン・ミゲル生ビール」を謳っていても残念ながら本当に生ビールかが大変怪しいのです。でも常夏の国にふさわしく、軽い飲み口で誰にでも好まれる味なのは間違いありません。

どうしてもこのサン・ミゲルの生ビールが飲みたいのであれば、ここへ行ってみてください。

「Wooden horse steak house」

ジョッキまでキンキンに冷やしてくれており、「これがサン・ミゲルの生か!」とあらためて感動しますよ。

何故、このお店が本当の「生」である事がわかるのか。それはこのお店のオーナーシェフが日本人だからです。料理のこだわりもさることながら、ワインはじめお酒への情熱も半端なく、しかし大変リーズナブルな価格設定に驚かされますよ。

本当にお気に入りの場所なので、あまりおおっぴらに宣伝はしたくなかったのですが、せっかくご覧いただきましたのでこっそりと場所を残させていただきますね。

  • 名称:Wooden Horse Steak House
  • 住所:Molito Commercial Complex,G/F Unit 2&3,Madrigal Ave.corner Alabang Zapote Rd.Muntinlupa
  • 営業時間:月〜木曜 11時〜14時/18時〜22時 金〜日曜 11時〜14時/17時〜22時
  • 電話番号:02-659-7522
  • 参考サイト:http://primer.ph/

まとめ

私がフィリピンに滞在していた2012年〜2016年には、他にも大変魅力的な世界の生ビールを飲ませてくれるお店があり、平日週末問わず通ったものでしたが、今回ご紹介しようと近況を調べてみたところ、残念ながら閉店となってしまったものが幾つかありました。

やはり、フィリピンにおける外食産業は淘汰の繰り返しなのだと痛感させられました。

そんな中、まだ健在どころか益々人気を博しているこの3店は、わざわざ行く価値がある、いいえ、きっとフィリピンを見直すお店である事、自信を持って記しておきます。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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