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イタリア語の学習!イタリア語が話せるようになるにはどれぐらい時間がかかるのか?

  • 公開日:
カフェ

先日、語学の勉強のためにイタリアに来ている日本人青年にこんな質問をされました。

ガンコちゃん
結構イタリア語を勉強しているんですけど、なかなか上達しないんです

イタリアに来て15年も経つ自分にもそういう経験があったなあと思いながら、

ガンバくん
大丈夫、今沢山の情報をインストールしているから、コンピューターが一時的に遅くなってるだけだよ

とアドバイスしてあげました。分かったどうかは別として…

私はこれを一時的スランプと呼んでいますが、誰もが一度は通るこのスランプを乗り越えた後には、驚くほど急速にイタリア語が上達することを、彼はまだ知らないでしょう。

自分自身がイタリアに来たばかりの時を思い出しながら、私が体験した事をお伝えすることで、これからイタリア語を学び、自分のものにしたいと考える人の助けになれば嬉しいです。

英語は学校でも学びますが、それ以外の言語というのはなかなか実生活でも耳にしないものがほとんどです。

ですから、イタリア語だけに限らず、母国語、第二言語としてよく使われる英語以外の言語を学ぼうとする方にも参考にしていただけるのではないかと思います。

あらゆる情報を詰め込むだけ詰め込む

本棚

単語、動詞、よく使うフレーズ。私の場合は、イタリアに来る数ヶ月前から様々な教材を購入し、必死に暗記しました。

単語の本は、確か3冊ほど、文法書は2冊ほどを見比べながら、よく使われるであろう単語や動詞、動詞の変化形を徹底的に頭に入れました。

イタリアに来てからはというと、日本で記憶したことを反復し、語学学校などで聞いた分からない単語や動詞などを追加して覚えていくという作業の繰り返しでした。

日本でかなり勉強したと思っていたのですが、やはり、こちらで生活し始めるとまだまだ覚えなければいけない単語が多いことに気付き、少しやる気が失せた時期もありました。

でも、自分で決めたイタリア留学でしたし、必死で貯めたお金を無駄にする訳にはいきませんでした。勉強の成果は必ず現れる。ただそう信じて机に向かう日々は数ヶ月続きました。

イタリア語の伸び悩む時期

辞書

勉強の量に比例して、イタリア語はみるみる上達すると考えていましたが全く逆で、イタリア人が話すイタリア語を理解するのに苦労する時期が続きました。

「これだけやってるのに何故だ」

冒頭でご紹介した日本人青年の置かれている状況とほぼ同じでした。勉強しているのに成果が出ない。成果が出ないから、自分の勉強方法に疑問が湧いてくる。心が折れてもおかしくない時期でした。

後で分かったことですが、この時期というのは詰め込んだ自分のメモリーが頭のどこにあるかをまだ理解していないのです。

情報は沢山ある。確かに頭の中にあるのです。ただ、それがどこにあるかが分からない。情報量が多過ぎて、メモリーの整理ができていないのです。その整理整頓をしている時期というのが、なかなか上達しない時期と言えます。

もし、それがストレスに感じるようでしたら、一旦勉強をやめましょう。走り続けたら筋肉疲労が溜まってしまいます。そんな時は一旦スピードを緩め、歩いてもいいのです。呼吸が整ったらまた走り出せばいいのです。

いきなりマラソンを走るのは無理ですが、日々走ることによって、筋肉が走る筋肉になり、心肺機能も高くなります。

トレーニングは裏切りません。それは語学学習でも同じことなんです。何故なら脳も筋肉だからです。勉強することで脳も鍛え上げられるのです。いつか使われることを待ちながら。

話していることが分かり始める

学生

日々の努力は裏切りません。ある時期になると、全てではありませんが、イタリア人が言っているいくつかの単語が聞き取れるようになります。ヒアリング能力の向上です。

何度も何度も聞いているうちに、「あっ、この単語知ってる」「あの単語この前聞いた」とはっきりと自覚することが可能になるのです。今まで詰め込んだ情報を最短距離で見つけることができている証拠です。

この段階に行くと、頭に記憶した情報をすぐ見つけることができ、その結果、どういう意味だったか、どの場面で使われるのかという判断が可能になるのです。

ヒアリング力は、聞けば聞くほど向上します。赤ちゃんが意味も分からず親の言っていることを繰り返して覚えるのに似ています。

頭には沢山の単語や動詞がある。それらを正しい場所に正しいタイミングで落として行く。そうして、イタリア語のパズルが埋まって行くのです。

イタリア語ー日本語ーイタリア語

カフェでの会話

ヒアリング力が向上すれば、言われたことを理解し、それに対して答えることも可能です。聞かれたことを理解し、それに対してどうイタリア語で返すのかを考える。最初のキャッチボールが始まります。

一度イタリア語で聞いたことを日本語に訳し、それを再びイタリア語に訳し直す。そして、また言われたことを日本語に訳してからイタリア語に変換する。

ここまで来るとイタリアで生活するのに十分なコミュニケーションを取ることができます。スピードはまだゆっくりかもしれませんが、言葉のキャッチボールは確実にできるはずです。

そのキャッチボールを繰り返して行くと、例えば、挨拶などは日本語に変換しなくても自然と出てくるようになります。

「Come stai?」(元気かい?)

「Bene, e tu?」(元気だよ。君は?)

と普通に言えた時の感動は今でも忘れません。

この感覚を味わえるようになると、言語のストレスが軽減されてイタリアでの生活が本当に楽しくなります。

イタリア語ーイタリア語

パーティ

イタリア人コミュニティの中に入ってイタリア語だけで生活を続けると、イタリア語ー日本語ーイタリア語の変換スピードがどんどん上がってきます。

そうしているうちに、日本語への変換が不必要になる時が来ます。イタリア語で聞いたことをイタリア語で理解し、それをイタリア語で返すことが普通になるからです。

今まで日本語に変換していたワンクッションが必要なくなると、コミュニケーションのスピードが格段に上がります。ここまで来れば、普通にイタリア人と喧嘩ができます

イタリア人もあなたが普通にイタリア語を話せると分かれば、イタリア人と同じように接してくれますし、イタリア人の恋人を持つことだって可能でしょう。

完璧なまでのイタリア語脳を有しているあなたは、イタリアでの生活に何のストレスもなくなるはずです。

でも学ぶことを止めてはいけません。学べば学ぶほど、脳は鍛えられていくのですから。そして、実践あるのみです。話して、話して、話しまくってください。今まで蓄えた情報を全面開放する時です。

まとめ

私はまず、6ヶ月の語学勉強のためにイタリアに来ました。日本への帰国直前に思ったことは、全然上達していないということでした。

ですから、数ヶ月後再びイタリアに戻り、日本語を一切使わない生活をし始めてやっと、イタリア語が上達したと実感できるようになりました。そう感じたのは、初めてイタリアに来てから約1年半が過ぎたぐらいだったと記憶しています。

つまり、伸び悩みの時期に帰国してしまったために上達を実感することができず、再びイタリアに戻って数ヶ月後にやっとヒアリング能力が上達し始め、徐々にキャッチボールができるようになったのです。

個人差があるので確かなことは言えませんが、このキャッチボールを始められるようになるには(最低限のコミュニケーションが取れるようになるには)、一般的に見て1年から1年半を要するのではないでしょうか。

イタリア語だけでなく、様々な国の様々な言語を勉強しようとしている皆さん。根気よく、自分に自信を持って勉強に励んでください。脳も筋肉。使えば使うほど発達していきますから。

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世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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