残されたタイの秘境!笑顔に出逢えるタオ島とは

タオ島 東南アジア

皆さんはタイのビーチと聞いてどこのビーチを思い浮かべるでしょうか?有名どころで言うとプーケットやサムイ島、または映画の舞台にもなったピピ島なのでしょうか。しかし、タイにはまだまだ知られていない美しい島がたくさん存在します。

そこで今回は、今もなお手つかずの多くの大自然と鮮やかなエメラルドグリーンの海が広がり、島の大きさが南北7キロしかない小さな秘境、タイのタオ島(別名カメ島)を紹介していきたいと思います。

タオ島の場所

タオ島

タオ島はマレー半島を基準にすると東側のシャム湾にあります。近隣にはパンガン島やサムイ島がありますが、その中でも最も小さな島となり、島の大きさは南北に約7キロ、東西に約3キロと驚く程の小ささです。

南北をスクーターで移動した場合は、島の端から端まで30分で移動出来てしまうとっても小さな島です。

タオ島のタオって何の意味

ビーチ

タオ島の名前の由来になりますが、タオはタイ語でカメ(亀)を意味します。何でカメ島なのかと言うと2つの説が存在しています。

1つ目は島の形がカメの形に似ているという事、2つ目は昔からこの島には多数のカメが住んでいる事で名前がついたとも言われています。

スノーケルやダイビングでカメと一緒に泳ぐことが出来るのもタオ島の魅力です。

タオ島のシーズン

タオ島のビーチ

タオ島のシーズンですが、タオ島はサムイ島やパンガン島に比べて最も晴れの日が多い島です。その理由としては、島が小さい為、雲が島の上空に出来にくい事によるものだそうです。

基本的なシーズンは乾期が2月から10月、雨期が11月から1月となっています。タオ島の天気に関しては、WEBでの天気予報が当たらない場合が多いので現地の情報ページなどで確認する事をおすすめします。

タオ島への行き方

タオ島

タオ島はタイの首都バンコクから500キロ程離れています。行き方は時間や予算に合わせて様々ですが、今回はバンコクからタオ島までの行き方を紹介していきます。

飛行機と船を利用する場合

バンコクからサムイ島(飛行機)+サムイ島からタオ島(船)

飛行機の便数が一番多く、日本から乗り継ぎで来られる方が多く見られますが、航空運賃は他ルートに比べると割高です。サムイ島からは船で2時間ほどかかります。

バンコクからスラータニー(飛行機)+スラータニーからタオ島(船)

格安航空会社が運航していますが、スラータニーからタオ島までの船が4時間ほどかかります。

バンコクからチュンポン(飛行機)+チュンポンからタオ島(船)

このルートはまだ知らない方の方が多いようです。現在(2018年時点)では2つの格安航空会社がチュンポンまで運航しています。

またチュンポンからタオ島までは船で2時間弱ですのでスラータニー経由よりも、このルートを利用する方も増えてきています。

列車と船を利用する場合

バンコクからチュンポン(列車)+チュンポンからタオ島(船)

バンコクから列車を利用してチュンポンに移動する場合、寝台列車や各駅停車などの異なった楽しみ方が出来るのが魅力です。

例えば各駅停車の場合、各駅で売り子が車両に乗って来て、現地のお菓子やタイ料理を販売しているのも楽しみのひとつです。

バスと船を利用する場合

バンコクからチュンポン(バス)+チュンポンからタオ島(船)

バンコクからバスで移動する場合、2通りの方法があります。1つ目は旅行会社の高速バスを利用するのですが、バスの出発場所がバンコク内のカオサン通りになります。

バスは4列シートで車内にはトイレも完備されていますが、エアコンが強く効いているので、私の場合は長袖のフリースを着用しないと寒くてしかたありません。

道中での休憩は一度になりますが、レストランやお土産屋などがあります。休憩はおおよそ30分くらいです。

旅行会社のバスを利用するメリットとしては、バスの到着地が船が出港する港になるのでバスを降りてから港までの移動がない分便利です。

タオ島のアクティビティ

海へ飛び込む

タオ島には有名なリゾートで行われるようなジェットスキー、バナナボート、パラセーリングなどのアクティビティがありません。その理由はそれらのアクティビティによってガソリンが海に流れ出し自然を破壊することから守る為です。

ではどのようなアクティビティがあるのかと言うと、スノーケリングやスクーバダイビング、シーカヤックなどのマリンスポーツを始め、ハイキングやロッククライミングなどの自然地形を利用した遊びが充実しています。

タオ島での魅力

夕暮れ

タオ島の魅力はやはり、有名なリゾート地と異なった群を抜く手付かずの大自然の素晴らしさです。

感激で鳥肌の立つような絶景ポイントや、心が写しだされる程に美しく透き通った海。又、日常を忘れさせてくれるような異空間での魚たちとの出会い。太陽の反射がまぶしくて仕方ないほどの真っ白い砂浜。

タオ島

どれをとってもこれらの大自然はまるで絵葉書で見るような風景ばかりです。

それともう一つ絶対に忘れてはいけないのが、真っ黒に日焼けした島の人々の弾けるような笑顔です。

純粋にこよなく島を愛し、その良さを伝えていこうとする人々の優しさ。そんな最高の笑顔で接してくれる現地の人々と触れ合うことこそが、私たちにとって最も新鮮で、最高に元気をもらえるタオ島の魅力と言えるのではないでしょうか。

まとめ

タオ島は観光客のリピート率が他の場所に比べてもとても高いのです。やはりその理由は現地のタイ人が美しい島を守っていこうとする島への愛情が溢れているのを、訪れた人々が体感するからではないでしょうか。

現地の人々にとっては、私たちが訪れる観光地やリゾートも、現地の人々の生活の場でもある事を忘れてはならないでしょう。一度訪れたら忘れられない感激や島の人々への感謝は、島の人々によって築き上げられているのを忘れてはいけません。

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