5つの島からなるコタキナバル沖合のトゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園、その中の一番大きな島、ガヤ島の少し北にセパンガール島があります。ここは予約制のプライベートビーチで、1日の入島制限があります。
急に深くなる海なので注意は必要ですが、少し潜れば魚も見られる上、海の近くでアクティビティーが楽しめます。
セパンガール島はチケットカウンターも独立しているので、のんびり海を満喫出来ること間違いなしです。
セパンガール島行きの予約
他の島々と大きく異なる点は、人数制限を設けている島なので事前予約が必要になることです。
コタキナバルに到着してからの予約は各旅行代理店で出来ます。旅行会社が集まる「ウィスマサバ」というビルや、ショッピングモールの中にカウンターを設けている代理店で可能です。
日本からのツアーではオプションで取り扱っている会社もあります。
セパンガール島を管理している会社は1つで旅行会社が代わりに予約をしてくれるだけなのです。そのためどこで予約をしても同じ内容です。異なるとしたらジェッセルトンポイントまでの送迎があるかどうか、それに伴う料金の違い位です。
時間に余裕があれば各旅行代理店をまわって自分にあった料金やプランを探してみましょう。
セパンガール島へ行くスピードボートが出るのは、他の島へ行くのと同じコタキナバル市街地にあるジェッセルトンポイントという船着場です。
写真は集合場所のmarimariカウンターです。ジェッセルトンポイントのチケット売り場に入ったすぐ左手にあります。
セパンガール島への持ち物
- 水着
- ラッシュガード
- スイムレギンス
- マリンシューズ
- タオル
- 虫よけ
- 500ml程度の水
- 着替え
どの島に行くにもスピードボートに乗るときは安全を目的としたライフジャケットを着用しますが、ボート用とは別にアクティビティー用のライフジャケットとシュノーケルが無料で借りられます。
島に着いて桟橋を降りたところにたくさん積んであります。
飲み物も、冷たい水と冷たいサバティーが用意されているので島では特に必要ありません。ボートに乗るまでの間の水分だけで足ります。
「ガンガゼ」「クラゲ」から身を守るために、スイムレギンス、マリンシューズ、ラッシュガードの用意をおすすめします。また、ビーチで「サンドフライ」に刺されることもあるので、肌はなるべく出さず虫除けもあった方が良いでしょう。
【注意】
コタキナバルから北に50km、コタブルという町でクラゲに刺されて幼児が死亡する事故が2012年に起きています。
ボルネオ島、フィリピン沖、オーストラリア近海に生息が確認されているクラゲの中には、強力な毒を持っているものがいるそうです。(コタキナバル領事館websiteより)
当たり前ですが、海はつながっているのでどの島が安全とは言えません。看板などで注意を促しているのでよく確認しましょう。万が一クラゲに刺された場合は、すぐにスタッフに声をかけ指示に従ってください。
サンドフライとは通称で、チョウバエ、ヌカカ、小型のブユなどすべてひっくるめてサンドフライと呼ぶようですが、とにかく痒いそうです。
息子が背中一面刺されたことがありますが、医者で出された飲み薬も気休め程度で、1カ月以上痒みが続きました。
セパンガール島でのランチ
セパンガール島の予約にはランチビュッフェが含まれています。時間は12時からで、桟橋を降りた正面の建物に用意されます。
島に着くと、それぞれにテーブルが用意されていますが、そこで食べても良いし、建物内で食べても良いそうです。
野菜、肉、ごはん、麺、フルーツと種類も多く、美味しかったです。揚げたてのピサンゴレン(揚げバナナ)は最高です。
セパンガール島のアクティビティー
ダイビング、カヌー、シーウォーカーなどのアクティビティーがあります。こちらは別途料金がかかります。申し込みはボート乗り場で受け付けていますが、ビーチにスタッフはたくさんいるので、声をかけると案内してくれます。
旅行会社のツアーの場合、事前にダイビングツアーやシュノーケリングツアーがパックになっているプランもあるそうです。
海とは関係ありませんが、ヘンナアートのスペースもありました。
海には珊瑚の保護のために網が張られていますが、ダイビングの申し込みをしなくてもこの外側で泳ぐことが可能です。深さはありますが、素潜りで「クマノミ」や「イソギンチャク」が見られました。
セパンガール島の船の時間
あらかじめ出発の時間と集合時間は指定されます。朝9時15分に集合、9時30分にジェッセルトンポイントを出発し、戻りは14時か15時を選べました。島までは20分ほどで到着します。
他の島と違うところは、スタッフが受付時に名前と人数の確認をしているので漏れなく連れて行ってもらえることと、戻りも船の時間が近づくとスタッフが声をかけてくれることです。
他の島はいくつもの会社が出入りしているので、桟橋で自分が予約した会社の船を探すだけで一苦労なのです。
まとめ
どの島も海が綺麗で1年中観光客で溢れていますが、セパンガール島ならば、ビーチの場所取りやシャワーに並ぶこともなくのんびり過ごせます。
ハイシーズンは限定人数を超えた人がいますが、それでも他の島よりは少ないのでストレスもなく楽しめます。
島にあるロッジに宿泊することも可能です。朝8時頃まではボートが来ないので、朝の静かな海と鳥のさえずりを独り占めできるかもしれません。
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