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コタキナバルでコンドミニアム(賃貸物件)を探して借りる5つの手順【マレーシア移住】

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マンション

どの国であれ、移住するならまずしなければならないのが部屋探しです。

マレーシアでも日本人が多いクアラルンプールやペナンであれば日本人向けの仲介会社がありますが、私も住むここコタキナバルにそのようなものはありません。では、どうやって探せばいいのでしょうか。

コタキナバルでの引越し2回、トータルで見た物件は10件。そんな私の経験を踏まえ、コタキナバルで賃貸コンドミニアム(日本で言う賃貸マンション)を探して借りるまでのプロセスを紹介します。※1リンギット=約27円

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手順1. コタキナバルで住みたい場所を決める

コタキナバルのマンション

渋滞を必ず考慮

コタキナバルは車社会なので、朝と夕方は必ず渋滞します。会社の場所、子供の学校の場所などをまず優先するとよいでしょう。

渋滞の原因は、出勤に加えて自家用車での子供の学校送迎です。渋滞のひどいルートを通る人だと、始業の1時間前に家を出るといった話も聞きます。暑い国なので日本と比べて始業も早く、1時間前となると朝6時には家を出ることになります。

スクールバスがある学校ももちろんありますが、学校から遠いとその分ピックアップも早くなります。

このご時世、会社や学校までの距離やルートはgooglemapなどで簡単に測れますが、渋滞の度合いを確認することも必要です。

日本人が多いのはリカス地区

コタキナバルの市街地から車で約10分のリカス地区は日本人が多く住み、買い物が便利だと言われています。私もこのリカス地区に絞り、コンドミニアムを探しました。

手順2. コタキナバルのコンドミニアムをネットで検索する

マンション

住みたい地域を絞ったら、インターネットで物件を探してみましょう。生活の中心がどこになるかによって必然的に選べる物件も決まってきます。

おすすめサイト1

このサイトは、掲載物件数はあまり多くありませんが、エージェントがどの物件を持っているかを一覧で見られるので、まとめて依頼できるのが便利な点です。

おすすめサイト2

数の多さではこちらがいいでしょう。日本のオークションサイトのような作りで、物件のほかにも生活用品や車などを探せます。

検索する際に気を付けるべきポイント

記載が正しいとは限らない

上記のような部屋探しサイトに記載されている周辺環境の項目には、プール、プレイグラウンド、ミニマート、ランニングトラックなどがありますが、稀に記載があっても実際にはないことがあるので、必ず自分の目で確認しましょう。

一部屋だけで判断しない

同じコンドミニアムでも部屋によって海が見えるか、山が見えるか、町が見えるか、また部屋数、広さなどが異なります。次に述べますが、置かれている家具で雰囲気も全く変わります。

そのため、一つのコンドミニアムで何部屋か見るというのもポイントです。

家具・家電はどこまで付いている?

そして、大切なのは家具です。日本と違い、通常家具・家電が付いていますが、

  • Fully Furnished
  • Party Furnished
  • No Furnished

の3種に分類されます。上から順に充実度が高くなり、もちろん充実度が高い部屋の方が値段は上がります。

  • Fully Furnished

たいてい鍵をもらってすぐ暮らせる状態ですが、fullyの定義が特になく、オーナーの判断になります。自分に必要なものが揃っているかどうかの確認が必要です。

逆に不要なものがある場合もあるので、そこは交渉しましょう。

  • Party Furnished

一番厄介だと思われるのがこれ。一部の家具・家電が備え付けられているということですが、「一部」というのが何を指すのか分からないからです。

キッチンのシンクが取り付けられているだけでもParty Furnishedとなるのです。

親切に細かく記載してくれている物件もありますが全ては書かれていないので、自分で買ってもよいもの、備え付けであってほしいものを検討しておきましょう。

  • No Furnished

こう書かれている物件のほとんどが、エアコンやキッチンシンクすらも付いてない、いわゆる居抜き状態です。

必要な電化製品を購入し、それらの配送を待ち、エアコンの取り付けなどを行うには、数日間家から出られない覚悟が必要です。日にちと時間指定はできるものの、時間通りに来てくれる確率の方が低く、作業にも時間を要します。

そして、全て揃えば終わりであればありがたいのですが、それぞれの不具合が生じたりするとさらに日にちが必要です。

長く住むことを考えれば自分で購入するのもいいかもしれませんが、短い年数だけの場合や勝手が分からないうちはおすすめしません。

子供用の遊具

周辺を見に行ってみよう

サイトでよさそうなコンドミニアムを見つけたら、時間の許す限り周辺を見に行くとよいでしょう。写真で見るのと実際に見るのとでは印象も違います。

とはいえ、ほとんどのコンドミニアム、アパートメントはセキュリティーガードがあるため勝手に中に入ることはできません。したがって、外から見ます。

私も何件か近くまで見に行きましたが、写真で見るより古かったケースもありました

どんな人たちが住んでいるのか垣間見ることができるので、試しに守衛さんに中に入れてもらえるか聞いてみるのもよいでしょう。セキュリティの度合いも確認できます。

手順3. 希望のコンドミニアムのエージェントに問い合わせる

パソコン

エージェントの仕事ぶりが鍵

コタキナバルでの家探しはエージェント次第といっても過言ではありません。とりわけ外国人である私たちが家を探すには彼らを頼るのが賢明です。

各物件にはオーナー、すなわち所有者がいて、その所有者から依頼を受けているのがエージェント(仲介業者)です。日本のように賃貸目的で造られる建物というのはあまりないので、入居者はオーナーが所有している物件をテナントとして借りることになります。

そして、気に入った部屋を借りられるかどうかはエージェントの仕事の出来にかなり左右されるのです。

レスポンスの早さが判断基準

まずはエージェントに連絡し、見たい物件のオーナーにコンタクトを取ってもらいます。

運が良ければ翌日までに連絡がありますが、待たされるようなら返事が来るまでしつこく催促し続けることが必要です。

どうしても連絡がもらえなければ別のエージェントに同じ物件を調べてもらうことも考えましょう。日本の常識はコタキナバルでは通用しません。

私の時も、仕事の早いエージェントだと翌日に部屋を見られましたが、遅いエージェントは最初の返信が3日後でした。

なるべく仕事のできそうな人を見つけるのもコツです。万が一、紹介された物件が気に入らなかったとしても、こちらの希望を伝えると意外と頑張って別の物件を探してくれます。

内覧は大型連休を避けよう

連絡が来れば第一段階クリアですが、希望物件がまだ入居可能かどうかを確認するところからのスタートになります。もうすでに契約が決まっている物件もあります。というのも、契約が決まっていてもサイトからはすぐに削除されないのです。

運よくまだ空いていれば、内覧の日の調整です。

内覧日時を決めるのはさほど困らないと思いますが、私の場合、第一希望だった物件のオーナーがチャイニーズニューイヤー(旧正月)の休暇で海外旅行中だったため、部屋を見せてもらうまで2週間以上待たされました。

鍵はたいていオーナーが所持しているため、大きな連休前後は避けた方がよさそうです。

契約期間は事前に決定を

大事なのは契約期間。

コンドミニアムは外国人も多く借りるので、契約期間を1年以上としているところが多いですが、稀に2年以上やそれ以上を希望するオーナーもいます。

いつからいつまで契約したいのか、これは物件を見る前にハッキリ決めておきましょう。途中解約の場合、たいていは2か月以上前に申し出が必要で、デポジットの返金はありません。

手順4. コタキナバルのコンドミニアムを内覧する

部屋

できればオーナーに会っておく

内覧はオーナーが立ち会う場合とエージェントだけの場合がありますが、入居後に何かあった時はオーナーと直接やりとりをすることになるのでオーナーに会っておくことも大切です。

借りるまではエージェントが重要ですが、入居後の快適度はオーナーに左右されます。

すみずみまでチェック

内覧の際は、細かい部分までしっかり確認しましょう。前の住人が退去した後、手を入れ直している場合もあればそうでない場合もあります。

水回りはもちろん、破損部分はどこまで直してくれるのか、壁の塗り直しは必要か、入居前に掃除はしてもらえるのか、ゴミ捨て場や駐車場の場所など細かくチェックしましょう

入居にあたり必要な伝達が後になってしまうと、オーナーはいい顔をしません。

Fully Furnishedの物件であれば欲しい家具を買い足してもらえる可能性もあるので、ダメ元で交渉してみるといいです。

部屋

修繕箇所が多いと即入居は困難

入居日については、借り手であるこちらの希望が優先されることが多いですが、すぐに入りたい場合でも、壁の塗り直し、破損部分の修復などがあると難しいことがあります。

入居してからの修復や手直しは何かと時間を取られて大変です。私の場合もトイレの修理に3日間かかり、業者が出入りするので終日全く外に出られず、とても不便な思いをしました。

入居が遅すぎると費用がかかる

逆に、家主側が即日入居を希望しているのにこちらの都合で1か月以内に入居しない・できない場合は交渉が必要になります。

頭金として家賃1か月分を支払えば部屋を押さえておいてもらえるようですが、オーナー側のキャンセル以外の場合は払い戻されない可能性が高いです。

ダイニング

即決できれば、その時点で次のステップに進めますが、他の物件を見たいこともあると思います。その場合、いつまでに返答するのか日付をハッキリ伝えた方がいいです。

手順5. コタキナバルのコンドミニアムを契約する

契約書

いくつか内覧して入居したい物件が決まったら、契約したい旨をエージェントに伝えます。そして、書類作成が完了すれば契約に臨むことになります。

契約日に入居者、オーナー、エージェントの三者で確認します。

契約書に書かれていること

エージェントの作った契約書には、契約期間、家賃支払日や支払先、備えられている家具などが細かく記載されています。

部屋ごとにライトの数、エアコン、シーリングファン、全ての家具が記載されているので、契約書と照らし合わせながら確認します。これらを元あった通りにして返却する契約です。

したがって、壊れた家具を自分で買い直したとしても契約違反になり兼ねないので、勝手に処分してはいけません。

家賃支払方法

銀行振込が一般的だと思いますが、手渡しの場合はその都度必ず領収書を書いてもらいましょう。お互い悪気がなくても、払った・払っていないなどの揉め事を起こさないためにとても重要です。

私は銀行振込ですが、振込明細を写真に撮り、オーナーに送っています。携帯アプリからの振込の場合も画面をキャプチャーし、振込完了した旨を伝えるメッセージとともに送っておくといいでしょう。

記載内容には曖昧な部分も

私の契約書には、途中解約の場合は契約期間の残りの家賃を全額支払うという旨の記載があります。エージェントに口頭で確認したところ、「契約時に支払う2か月分のデポジットが戻らない」という意味だと言われました。

実際のところはどうなのか分かりませんが、契約書にサインをしているため、もし請求があったとしたならば拒否はできないと思われます。

保証金などの支払い

一般に、コタキナバルでの賃貸契約時には

  • 家賃2か月分のSecurity Deposit
  • 1か月目の家賃
  • 家賃半額分のUtility Deposit(水道光熱分)
  • Stamp Duty(印紙税)

を支払います。1年分一括で前払いするなら多少安くしてもらえるよう交渉はできるかもしれません。

2種のデポジット

Security DepositとUtility Depositは、退去後にオーナーが部屋のチェックをしてから戻ってきます。

ただし、借り手側に非がある破損などは修理代がデポジットから差し引かれるので、返金は退去して数日待たなければならない場合もあります。

市内の引っ越しであればどのようにもなりますが、特に退去後に帰国する場合はデポジットの返却方法やタイミングも事前に確認しておきましょう。

印紙税

Stamp Dutyは法で定められているもので、契約書などの文書に課される税金です。

金額は年間家賃と契約年数で変わってきますが、参考までに私の場合202リンギット(約5,454円)でした(家賃月2,300リンギット〈約62,100円〉、2年契約)。

書類や費用は早めの確認がベター

これら必要な費用の金額などはエージェントから契約日までに知らせてもらえますが、内覧して気に入ればその場で確認しておくとよいでしょう。

なお、私が他の州を調べた印象では、コタキナバルの住居費はマレーシアの他の州と比べて高めです。

契約書にサインし、支払いを終えたら、鍵をもらい契約完了です。

契約書

まとめ~妥協せず積極的に探すべし

日本と大きく違うのは、コタキナバルでは一度にたくさんの物件を見ることが難しく見比べられない点です。1日に1件のペースだと考えておくといいでしょう。

また、エージェントは日本の不動産屋のように至れり尽くせりではありません。希望や条件をしっかり伝え、待っていないで自分からどんどん事を進めていきましょう。

快適な生活を送るためには妥協しないことが最も大切ですが、先に述べたようにオーナー次第で生活が変わると言っても過言ではありません。迷ったらオーナーで決めることをおすすめします。

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