世界で3番目に大きい島、ボルネオ島、自然あふれるこの島の北の玄関の口がコタキナバルです。この空港はKota Kinabalu International Airport(コタキナバル・インターナショナル・エアポート)の頭文字を取り、KKIAと略されています。
通年観光客であふれている割に、こぢんまりと小さな空港で、免税店も少なく、飲食店も数えるほどなので素通りして市街地に向かえます。
コタキナバル空港から市内中心部までの距離はおよそ8km、渋滞がなければ車で15分で到着します。今回はコタキナバル空港から市内中心部までのアクセス方法をご紹介します。
記事の目次
コタキナバル空港に着いたら
両替
マレーシアリンギットを持っていない場合は、まず空港内で両替が必要です。空港なのでレートはよくありません。そのまま市街地で両替する余裕があるならば、1万円以下で十分です。
両替できる銀行窓口は、到着ロビーの2番出口近くにあります。1箇所しかないのですぐに見つけられます。
コタキナバル空港から市内へエアポートタクシーを利用する
エアポートタクシー
空港からのタクシーは全てエアポートタクシーになります。カウンターで、行き先、人数を告げ支払いを済ますとチケットを出してくれます。
料金
料金は一律で、普通車でコタキナバル市内ならばMYR30、4人以上や荷物が多い場合は、大型の車になるので値段が上がります。値段が決められているので値切ることはできませんが、1番安心できる方法です。
タクシー乗り場
チケットを購入したら、カウンター左手にずっと進みます。ファーストフード店を通り抜け、建物の外にあるスターバックスコーヒーの向かいがタクシー乗り場です。
コタキナバル空港から市内へgrabタクシーを利用する
grabタクシー
grabタクシーを利用するには、まず携帯電話が必要です。SIMフリーの携帯電話か、事前に日本でのSIMカットが必要です。
携帯にgrabアプリを落として、現在地と目的地を設定し、タクシーを呼びます。grabタクシーは距離で料金を割り出すため、予約する時点で料金が提示されます。
料金相場
混み合う時間は割高になりますが、空港から市街地までMYR15程度です。極力おつりが出ないように細かいお金を用意しておきましょう。目的地の設定を間違えるなど余分な走行がない限り、多く請求されることはありません。
車が近くに来るとナンバーと車種と車の色が表示され、ドライバーと直接SMSや電話でやりとりが出来ます。
同じようなシステムで利用できるuberタクシーは、2018年4月にマレーシアから撤退したため、マレーシア国内では利用できません。
コタキナバル空港から市内へエアポートバスを利用する
エアポートタクシーの並びにエアポートバスのカウンターがあります。
料金
料金は大人がMYR5、12歳以下の子どもがMYR3と格安です
時刻表
45分おきに出ています。
停車場所
停車は3箇所で、センターポイントショッピングモール、ホライゾンホテル、終点のムルデカ広場です。どこで降りたらよいか分からない場合は、宿泊先を伝えたら教えてもらえるでしょう。
ただし、ムルデカ広場は大通りに面しています。歩道橋も信号もないので、歩いて渡るには注意が必要です。
エアポートバスには大きな荷物も積めますが、定員が20名です。また、終点までの所要時間もタクシーの倍以上かかり、渋滞するとさらに時間が必要です。時間に余裕を持って乗車しましょう。
コタキナバル空港から市内へレンタカーを利用する
レンタカー
エアポートタクシー、エアポートバスの並びに、レンタカーのカウンターがズラリと並んでいます。国際免許証とパスポートで借りられます。郊外へ出かける予定があれば思い切ってレンタカーも良いでしょう。
料金
料金は4人乗り、660cc程度の乗用車で、1日MYR160前後です。保険込みですが、マレーシアの自動車保険は車体自体にしかかからないので、自分の怪我や相手の怪我はカバーしません。1週間以上借りると割り引きとなる車種もあります。
法的には日本の免許証と国際免許証を併せて所持しなくてはならないので、日本の免許証も忘れずに持参しましょう。
営業時間
営業時間が日中のみ、朝8時頃から夕方5時頃なので、早朝や夜間、深夜便着の人は利用が難しいです。
カーナビがついている車はまず見かけません。こちらの人はgoogle mapか、Waze というアプリを利用しています。
宿泊先を決めてない人はここで予約もできるようです。
コタキナバル空港で携帯電話のSIMカード購入
SIMカード購入
日本からポケットWIFI(グローバルWiFi)を持参しても良いですが、SIMフリーの携帯を持っていたらマレーシアで番号を購入する方が断然お得です。
支払い方法
どの会社も月額払いとプリペイド払いが選べるので、旅行者でも気軽に利用できます。到着ロビーに2社、携帯電話会社のカウンターがあります。手前の黄色いカウンターDIGI(ディジ)と奥の赤いカウンターMaxis(マキシス)です。
大抵の場所であればどちらもよく繋がります。空港のカウンターなので、旅行者向けのプランが分かりやすく提示されています。店員も慣れているので、滞在期間を告げておすすめを聞くと良いでしょう。
プラン
お得なプランはその時によって違いますが、一例としてDIGIのSIMカードと、1週間1.5GBのプランでMYR30というのがありました。
1000円以下で自分の携帯電話が利用でき、ポケットWIFIを持ち歩く必要もないので、現地でのSIM購入は絶対におすすめです。
まとめ
2015年からコタキナバル空港ターミナル2が貨物専用となっているため、必ずターミナル1に降り立ちます。到着ロビーへの出口も2箇所のみなので、全てのカウンターがすぐに見つかるでしょう。
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