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釜山(韓国)に来てぜひ食べたい!釜山名物おすすめ料理ベスト5

ナクチポックン

旅行にきて外せないのは、その地域のグルメを楽しむこと!日本と同じく韓国でも地域の名物料理というものがあり、釜山も例外ではありません。

釜山は海が近いので海産物のイメージですが、海産物以外にも歴史的背景により生まれた料理も数多く存在します。

今回はそんな釜山のグルメを5つピックアップしてご紹介します。

目次

ナクチポックン

ナクチポックン

ナクチポックンのナクチは、たこの種類であるテナガダコの韓国語で、ポックンは炒め物という意味です。

なので、ナクチポックン=テナガダコの炒め物ということになります。実は、ナクチポックン自体は全国で食べられているものなんです。

では、なぜ釜山名物としてご紹介するかというと……。

ほかの地域では、もうすでに料理としてできあがった状態で皿に盛られて出てくるのに対して、釜山では料理する前の材料が小さめの鍋に盛らてきて、それぞれの席で調理していただきます。

ナクチポックン

見た目もほかの地域のものはどろっとしたヤンニョム(=ソース)で作った炒め物なのに対し、釜山はどちらかと言うと汁が多めの炒め煮というビジュアルです。

目の前で調理するので、あっつあつのナクチポックンを大き目の器に盛られたご飯にかけてハフハフしていただくのが最高においしい!

ナクチポックン

結構辛めの料理なのですが、お好みできざみ韓国のりを加えると辛さもマイルドになるので辛いものが苦手な方でも挑戦しやすい料理です。

ミルミョン

ミルミョン

韓国の夏の風物詩として知られる冷麺。

釜山にももちろん冷麺はありますが、その冷麺よりのポピュラーなのがこのミルミョン。冷麺と違い麺の色が黄色いですが、冷麺の麺はそば粉を使っているのに対し、ミルミョンは小麦粉を使っているからなんです。

ミルミョンという名前も、小麦粉の韓国語「ミルカル」から取られたもの。なぜ小麦粉から作った麺を使ったミルミョンが釜山名物になったかというと、時は朝鮮戦争にまでさかのぼります。

ミルミョンの起源は50年以上さかのぼる

朝鮮戦争で釜山に避難してきた北朝鮮地域の避難民が故郷の食べ物である冷麺を食べたくなったのですが、このときは戦時中。冷麺の主材料であるそば粉は高価で手に入りませんでした。

そこで比較的安価で手に入りやすい小麦粉を使用し、冷麺のような麺を作って食べ始めたというのがミルミョンの始まりです。そんな始まりから今では釜山名物にまでなったミルミョン!ぜひおためしを!

ビビンタンミョン

ビビンタンミョン

ビビンタンミョンのビビンは、ビビンパのビビンと同じく「混ぜる」、タンミョンはチャプチェにも使われているさつまいもでんぷんで作られた太めのもちもちとした春雨のようなものです。

このタンミョンをゆでたものの上に、千切りたくあん、青菜などの食材と赤いタレが乗せられたものが出てくるので、それを混ぜ混ぜしていただきます。

このビビンタンミョンもミルミョンと同じく、朝鮮戦争で貧しかったころに生まれた食べ物。現在では主にナンポドンの国際市場にお店がたくさん集まっています。

安く、量も多くなく、気軽に食べられるのでおやつがわりに食べてもいいかもしれません。

デジクッパ

デジクッパ

日本でも聞きなれているクッパ。釜山では豚の骨で取ったスープと豚肉が入ったデジクッパが有名です。

なぜ釜山でデジクッパが有名になったのかははっきり分かっていませんが、これも朝鮮戦争で貧しかった時代、高価な牛の代わりに比較的安価な豚でソルロンタンのような汁物を作ったのが始まりではないかと言われています。

豚で取ったスープなのでまるでとんこつスープみたいに濃厚ですが、しつこくなくあっさりしていてとても美味!スープ自体に味つけはされておらず、塩やアミエビの塩辛を入れて味を調節します。

やさしい味なので日本人のファンも多い料理です。

オデントック

オデントック

最後は料理として紹介してもいいのか!?迷いましたが釜山でしか食べられないそうなのでご紹介!韓国では屋台がたくさんありトッポギやてんぷらなどが有名ですが、そこに必ずあると言ってもいいのが「おでん」。

おでんとは言っても日本のたくさんの具が入った鍋料理のおでんとは違い、韓国では基本的に練り物のことを「オデン」と呼んでいて、その練り物を木の棒にさし、温かい汁につけて売っているものも「オデン」と呼びます。

その練り物を同じく、木の棒に刺さっている細長いお餅があります。

それがオデントックです。

このオデントックは釜山にしかない?

いつも何気なく食べていたのですが、ある日テレビを見てびっくり!オデントックは釜山にしか存在しておらず、ほかの地域では見られない食べ物のようです。

釜山人も知らなかったそうで、かなりびっくりしていました。柔らかくなった餅に、しょうゆダレをつけていただきます。

ぜひ一度ご賞味あれ!

まとめ

地域の特色を感じながらお腹も満たせるのが、名物グルメのいいところ。所変われば、調理法も味もさまざまなのが面白いですよね。

もちろんご紹介した以外にも釜山名物はまだまだたくさんあります。せっかく釜山で食べるなら、釜山名物をぜひ味わってみてくださいね!

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この記事を書いた人

韓国人と結婚し、釜山に移住。
現地企業で働いている兼業主婦です。
韓国の情報はもちろん、釜山に住んでいるからこそお伝えできる情報もたくさん盛り込んで記事にしていけたらなと思っています!

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