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フィリピンで妊娠したらどうするの?(出産・産休・育休)

フィリピンでの妊娠と出産

フィリピン人の夫とフィリピンで国際結婚し、翌年に息子が誕生しました。ただでさえ、妊娠・出産は不安なもの。東南アジアで妊娠・出産とはどういうものなのでしょうか?

今回はフィリピンでの妊娠・出産経験をフィリピンでの妊婦生活を控えている方々へ少しでも参考となるように、私の体験をご紹介します。

目次

検診の費用

フィリピンでの妊娠と出産

フィリピンには、日本のような国民健康保険はありません。民間の保険会社に個人で加入するか、勤務先の会社が加盟している保険会社の保険証を利用します。

フィリピンでは自治体からの妊婦検診の補助もないので、保険証も無ければすべて実費となります。また、診察する病院によって、問診費用、尿検査や超音波などの内診費用は大きく違います。

問診は信頼する先生がいる大きな病院で、内診は費用の安い町のクリニックで行うなど、分けて受診しました。

フィリピンのお医者さん

検診内容は、日本と同じように妊婦の体重や血圧を、妊娠初期のころは1,2ヶ月に1度、出産が近づくと1ヶ月に1,2回の検診をします。

フィリピンの医者は、大きな病院でも小さなクリニックでも部屋を間借りしている状態なので、1日の診察時間は2〜3時間しかなく、医者によっては週に3,4箇所違う病院で診察を行います。診察の曜日が違えば、違う病院にその先生を訪ねなければなりません。

フィリピンでは、お医者さんも診察時間に遅れてきます。診察時間前に受付を済ませても、先生がくるまで1〜2時間待つことも多かったです。

妊娠中でピリピリするところですが、そこはやっぱりフィリピン時間なので、ゆとりを持っておくとよいでしょう。

妊婦がお医者さんから言われること

フィリピンの医者

もっと食べなさい

自分ではたくさん食べて、妊娠とは別に太ったような気もしたのですが、まだまだ食べろと医者によく言われました。酒・タバコを除いて、フィリピンでは食べてよいもの・悪いものを細かくは言われません。

食べるよう医者に言われるせいか、フィリピンの妊婦さんのおなかはすごく大きいです。脂肪がつきすぎているせいか、フィリピンでは自然分娩よりも帝王切開が多いようです。これもフィリピン流なのです。

マルンガイを食べなさい

マルンガイとは栄養価の高い葉っぱです。特に葉酸が多く含まれているので、フィリピンでは妊娠したい女性や妊婦はマルンガイを積極的に摂ります。

フィリピンでは土さえあればどこにでも生えているマルンガイの木から葉っぱをもぎ取り、スープにいれて食べます。葉っぱ自体に味はあまり無いので、食べやすいです。

出産

出産当日、私の病院では家族の立会いが禁止でしたので、主人はロビーで待ち、英語でしか会話できない看護士さんたちに囲まれ、少々不安ながらも頑張って出産しました。

出産後、翌日には退院することになります。フィリピンでは当日または翌日には退院してうちでゆっくり休養をとります。

フィリピンの産休・育休

フィリピンの産休

フィリピンでは通常自然分別で2ヶ月、帝王切開では3ヶ月の産休+育休があります。男性には10日の育休があり、積極的に取得します。

主人には家事全般をやってもらい、私はほぼ1日を授乳と睡眠に充てることができました。出産後の補助は、SSS(Social Security System)という社会保険のような制度より補助されます。

会社員は、休より天引きされていますが、個人事業では、自身で納付額を選択し加入します。補助金額は、納付した額に応じて金額が変わります。多く納付した妊婦は多く受け取れるシステムです。

まとめ

フィリピンでの出産は日本とは違うことが多々あります。それが原因で不安になったり心配になったりしますが、家族に支えられ出産し、子供が産まれてきた時にはそれをはね飛ばすぐらいの感動があります。

万全の準備をして、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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