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韓国といえばキムチ!知っておきたい地域別キムチのいろいろ

韓国キムチ

韓国の代表的な食べ物といえば、やっぱりキムチ!韓国では毎食食卓にあがるので、キムチがないとご飯が食べられないなんて人もいるほどです。そんなキムチも、風土や特産品の影響で地域ごとに少しずつ違うことをご存知ですか?

今回はキムチの基本から地域のキムチの特色などをご紹介します。

目次

キムチとは?

韓国キムチ

そもそもキムチはその昔、野菜が手に入りにくい厳しい冬を乗り越えるために野菜を塩漬けして保存したことから始まりました。そのうち唐辛子が朝鮮半島に伝わり、その塩漬け野菜にも使用することで現在のキムチとして食卓に並ぶようになったのです。

キムチはもともと冬を越すために作られ始めた保存食なので、現在でも本格的に寒くなり始める前の10月下旬〜11月に1年分のキムチを大量に作る”キムジャン”が行われます。

キムジャンの時期になると、スーパーには大量の白菜や唐辛子などキムチ作りには欠かせない材料が並ぶようになり、韓国らしさを感じられる光景です。最近では忙しい家庭でも簡単にキムチが作れるように、塩漬けがすでにされた白菜と調味済みの唐辛子タレが売られていたりもします。

地域のキムチ

韓国のキムチ地図

上でもご紹介した通り、韓国内でもキムチの味は統一されているわけではなく、地域によって食材も味も様々。どこも自分の地域が一番!と自信を持っています。

ソウル・京畿道地域

西海の海産物と山間地方の野菜が調和し、キムチの味と種類が豊富。味は辛すぎずしょっぱすぎずちょうどよい味わいです。宮廷にて食べられていたキムチを中心にキムチ文化が発達しました。

白菜キムチ、ポッサムキムチ、きゅうりキムチ、大根葉キムチ、大根キムチ、煮カクトゥギ、醤油キムチなど

江原道地域

山岳地方と海岸地方によってイカと生のスケトウダラなど地域独特の材料を使用したキムチが特徴的です。

トドクキムチ、海産物キムチ、イカキムチ、海草キムチ、チャンジャカクトゥギなど

忠清道地域

京畿道地域と似ており、素朴でタレも少なくで味もすっきりめです。

ナバクキムチ、かぼちゃキムチ、なすキムチなど

釜山・慶尚道地域

塩辛とにんにく、唐辛子などのタレを多目に使用し、辛くしょっぱめで汁っぽさがありません。

えごまキムチ、豆の葉キムチ、にらキムチ、ごぼうキムチ、切り干し大根キムチなど。

全羅道地域

タレをたくさん使用して辛くしょっぱめ。もち米粉を入れ、汁も濃く、あとを引く味です。

からし菜キムチ、イヌヤクシ草キムチ、ナジュトンチミなど

済州島地域

冬も新鮮な野菜を手に入れられることから、通常11月頃に行われるキムジャンというキムチをつける風習もなく、独特なキムチも多いのが特徴です。

海鮮キムチ、あわびキムチ、ひじきキムチ、きゃべつキムチなど。

日本のキムチ

韓国のキムチを食べるようになると、日本で売られているキムチが甘く感じます。そしてなぜかわさびの風味があるような気がします。

基本的にキムチは発酵させて食べるものなのですが、日本ではほぼ発酵されていない浅漬けのキムチが好まれるようです。これも一種の日本人の味覚に合わせた”地域のキムチ”かもしれませんね。

まとめ

普段何気なく食べているキムチですが、ここではご紹介でききれないくらい種類も味もたくさんあります。これだけたくさんのキムチがあるので、キムチの食べ比べ旅なんてできちゃうかもしれないですね。

ぜひ韓国に来た際には、キムチの味や種類に着目して味わってみてくださいね。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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