ベルギーでの滞在許可証の更新方法について知ろう

2019-06-022022-12-23

ベルギーで長期間生活を始める際に、必ず取得しなければいけないのが「滞在許可証（住居登録IDカード）」です。IDカードには有効期限が書いてあるので、期限内に更新手続きをお忘れなく。

また、各コミューン（地方自治体）ごとに異なる手続きをすることになります。今回は、大学関係者や企業駐在者が多く住むフラームス・ブラバント州のルーベン市役所で行った更新手続きの申請方法についてご紹介します。

※公式HPなどで最新情報を確認するようにしましょう。

2017.05.25

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滞在許可証の申請手続きの流れ

市役所のホームページには、B、C、D、E、FのそれぞれのIDカードを持っている場合は2ステップで終わると書かれています。

ですが、ベルギーの公的サービスは日本に比べると時間がかかるので、かなり余裕を持って更新手続きを始めることをおすすめします。

日本のように、申請日から決まった日数を待てば手続きが完了するということはあまりないようです。これは私本人およびその周囲の感想です。更新手続き自体は難しくありませんので、必要書類を準備してお近くの市役所を訪れてください。

ちなみに、夫（労働者本人）とその妻（家族）である私は同時に手続きをスタートしましたが、別々に申請することも可能です。その場合は労働者本人から始めてください。

この際は予約なしでAカウンターに行けば、手続きをしてもらえます。待ち時間も10分程度でした。

決まった発行日数を明示できない理由は市役所がIDカードを出しているわけではなく、「Immigration Office （移民局）」が判断してIDカードの更新を許可しているため、市役所での管轄外のところで時間がかかっているのだそうです。

指紋の登録やPINコードの確認、写真の提出を済ませるとカードをもらえました。下の写真は市役所内に設置されている証明写真撮影機です。写真は忘れても撮影できます。

必要書類は労働者本人とその家族では異なります。労働者本人よりも、その家族が提出する書類の方が多くて驚きました。書類を出してもらえる場所は市内中心部にそれぞれあり、特に予約の必要もありませんでした。

労働者本人が必要とする書類はとっても簡単で、以下の2点だけです。

拍子抜けするくらい簡単だった労働者本人の必要書類ですが、その一方で家族が更新時に用意する書類は6種類もありました。書類もそれぞれ別々の場所でもらわなければならず、集めるのに時間がかかりましたが、申請自体は簡単です。

労働者の滞在許可証、もしくは同時に申請する書類です。

家族全員の健康保険加入証明書類を、契約会社に行って発行してもらいます。私が加入している「CM」という保険会社では予約なしでオフィスに訪れて、即日発行してもらいました。

過去6カ月間の犯罪の有無の証明書。こちらは市役所のAカウンターにて発行されます。予約は必要ありません。

住居契約書のコピーにスタンプをもらいます。もらう場所は「Registration Office for the municipality of Leuven」、ルーバン自治体のための登録事務所とでもいうのでしょうか。こちらのオフィスにも予約なしで行ってください。

基本情報

過去12カ月分の給与明細など、保証人である夫の会社の給料明細のコピーを出しました。

OCMWのオフィスに行って、IDカードの更新に必要な書類をお願いすると、IDカードを読み取って書類を1枚くれました。こちらも予約は不要です。

基本情報

名称：OCMW Leuven – Living
住所：Andreas Vesaliusstraat47 3000 Leuven
営業時間：月曜、火曜、水曜・8：00～12：00、13：00～17：00／木曜・8：00～12：00、13：00～18：00／金曜・8：00～12：00、13：00～16：00
電話番号：016248011
公式サイト：https://www.ocmw-leuven.be/
Eメール：socialedienst@ocmw-leuven.be