海外旅行先として強い人気を誇るタイ。近年は、そんなタイで働く日本人も増えています。
今回お話を聞いたのは、タイで夢の海外就職を実現した戸田さん(35歳・男性)。バンコクにある日系企業のコールセンターに現地採用で就職し、現在も働いています。
バンコクでの生活は意外と自分に合っていてストレスが少ないという戸田さん。バンコクで仕事を探す方法や日本との環境の違い、休日の過ごし方などについて話していただきました。
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タイ・バンコクのコールセンターで働くまで
就職を決めたのは初の海外旅行での一目ぼれ
実は、初めての海外旅行先がタイのバンコクでした。降り立ったタイという国は、熱帯特有の生暖かい風が吹いており、街中は人や車、そして屋台でごった返していました。
日本とはまるで違う環境に強いカルチャーショックを受けると同時に、強い衝撃も受けました。その時「いつかこの国で働きたい!」と強く心に思ったのです。
結局、初めてのタイ旅行から10年が過ぎてしまいましたが、日本での仕事が一段落したこともあり、ついに念願のタイ移住を実現。そして就職活動を行いました。
タイ・バンコクで日本人が就職先を探す方法
勤務先の日系企業コールセンターとの契約期間は1年で、その後は更新するか次の仕事を探すかの選択をすることができます。
私が就職したバンコクに関していえば、現地で仕事探しに困ることはあまりありません。というのも、日系の人材紹介会社、求人サイトなどが多くあり、仕事を選り好みしなければ誰でも就職できる環境が整っているのです。語学力不問の求人も多く、日本語のみで働けるのも魅力です。
例えば、リクルートエージェントやLHH転職エージェントで求人を見つけることができます。
労働許可証(ワークパーミット)が取得できるか確認を
日本人がタイで働くためには、就労ビザと労働許可証(ワークパーミット)の取得が必要になります。
ここで気をつけたいのは、会社によっては労働許可証が取得できないこと。就職を検討している会社のリサーチを事前にしっかりと行うことが重要です。
タイ・バンコクのコールセンターで働いて感じたこと3つ
タイ人の「のんびり」さ
タイという国、タイ人という人種は、一言でいえば非常に穏やかで「のんびり」しています。特に強くそう感じたのは通勤時でした。
私はバンコクを走る高架鉄道BTS(スカイトレイン)を利用して通勤していますが、朝の通勤時間でもタイ人はやはり「のんびり」しています。
電車が混んでいれば「次の電車に乗ればいいや」、発車に間に合いそうになくても「疲れるから走るのは嫌」……。日本のような通勤時間の殺伐とした雰囲気はまったくありません。
そのギャップに「あぁ、私はバンコクにいるんだなぁ」と実感しました。
バンコクで仕事が終わった後は、毎日が旅行気分
タイでの仕事内容が日本に住んでいる時と変わらなかったとしても、仕事が終わり一歩足を外に踏み出せば、そこは日本ではありません。
景色や食べ物、人も空気も日本とはまったく違う異国の地です。ある意味、毎日が海外旅行気分。これは、海外旅行好きの人にはたまらない魅力です。
タイでの休日は国内や隣接国のリゾートを満喫
週末の休みを利用して、ビーチリゾートでバカンスが楽しめるのも大きな魅力です。
私が働いているバンコクは東南アジア有数の大都会ですが、バスで2時間も走ればパタヤなど人気のビーチリゾートがあります。また、プーケット島をはじめとするタイ国内のリゾートや、隣接国であるマレーシアやカンボジアのビーチもアクセスがよく、気軽に行くことができます。
アクセス便利な場所に人気のビーチリゾートが多数あるのもタイ・バンコクならでは。おかげでストレスのない生活を送ることができています。
語学力不問!タイ・バンコクでコールセンターに就職するには
タイでのコールセンターの求人はよくあります。日本語のみで働けることが多いので、初めての海外就職におすすめです。ただし給料は安いことが多いので、求人内容の見極めは必要でしょう。
大手の転職エージェント(リクルートエージェントやLHH転職エージェントなどで探すと、低賃金の求人は比較的少ないです。
たまに月給20万円以上のコールセンターの求人もありますが、こればかりは運次第なので、複数の転職サイトを見比べながら探しましょう。
まとめ~大好きな国でストレスなく働く
初めての海外旅行の地で、念願の海外就職。ちょっとしたトラブルもありますが、異国の地タイでここまでストレスなく毎日楽しく過ごせているのは、やはりタイという国、タイの人たちが大好きだからだと思います。
日常生活の中でタイ語はもちろん、英語を使うことも多く、語学力の大幅アップにつながったのもメリットだと感じています。
タイ、特にバンコクでは日本人向けの求人も多くあり、仕事を探すには困りません。少しでもビビッときたらさっそく挑戦してみてくだいね!
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