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タイで家を借りる際に必ず確かめておくべきたった一つのこと「外国人届け出」について

タイで部屋を借りる

タイでの生活で慎重に選ぶべきものの中に「住まい」を挙げることができます。タイ語が十分できないからといって適当に住居を選んでしまうと後々大きなストレスを抱えることになりかねません。

今回は外国人である私たちがタイで家を借りる際に必ず確かめておかなければならない重要なポイントについてご紹介します。

それは「ガーン ヂェーン ティーパック コンタンダーオ」日本語に訳すなら「外国人届け出」です。

目次

タイで部屋を借りるときになぜ「外国人届け出」が必要なのか

なぜタイでは外国人が家を借りる際に届け出をする必要があるのでしょうか?

それはタイの法律で外国人に家を貸してから24時間以内にイミグレーション:入国審査局(無ければ警察)に届け出を出さなければいけない定められているからです。(実際24時間以内にというのはそれほど厳密に求められていません)

もしこの法律に従わず届け出を出さずそのことが警察などに知られた場合、家の貸主側の過失となり罰金が貸せられます。

その場合、「家を借りている側」つまり私たちに罰則があるとは聞いたことがありませんが、実は意外に大きなデメリットがあります。

それは届け出を出していない為にイミグレーションを通しての資料を入手出来なくなるということです。

例えばタイで免許を取得したい場合に必要な許可証もイミグレーションで発行してもらうので、もし届け出を出していないなら免許を取ること自体が難しくなります。他にも車の購入や家の購入などにもイミグレーション発行の許可証が必要になってきます。

ですから家を借りる際に最初の段階で「外国人届け出」に関して確認しておくのがベストでしょう。

「外国人届け出してください」はタイ語でなんて言えば良いの?

タイ語でごくごく簡単に尋ねるなら次のように言えます。

「แจ้งที่พักคนต่างด้าวได้ใหม」

ヂェーン ティーパック コンタンダーオ ダイマイ?:外国人届け出してくれますか?

詳しくタイ語の説明をしますと、

「ヂェーン」:知らせる

「ティーパック」:滞在場所

「コンタンダーオ」:外国人

「ダイマイ?」:できる?

という感じになります。

かなりの簡略化した表現ですので、必ず語尾には男性ならクラップ、女性ならカーをつけて丁寧な口調で話すようにしましょう。

タイ人に(特に目上、立場が上の人に)お願いをする際の注意点ですが、日本のように「これはあなたの責任です」と相手の責任感に強く訴える仕方は極力避けましょう。気分を害して何もしてくれなくなる場合があります。

むしろなぜ必要かをよく説明し、助けてもらえないか?とお願いするのがベストです。そうすると基本的には優しい多くのタイ人は快く助けになってくれるでしょう。

「外国人届け出してくれますか?」と言うのは少し長いタイ語なので難しく感じるかもしれません。タイ語がまだあまり出来ない時点ではほぼ伝わらないと思いますので上記の文字を見せることもできると思います。

自信がなければ誰か信頼のできるタイ人に協力を求めたほうが良いかもしれませんね。

まとめ

タイの法律に関係した少し深いテーマでした。しかしタイでの生活をしている、もしくはこれからタイ移住を計画している人にとっては注意を払っておくべき大切な点です。

実際タイ人の中でもこの法律に従わず家を貸す人がたくさんいます。また、大家さんの中には法律自体知らない人もいます。

しかし免許の取得など私たちのタイでの生活に直接関係してくる重要な点ですので是非気に留めておきたいですね。家を借りる前に外国人届け出の確認をする、このことを是非覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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