北京に来て驚いたことのひとつに、書店の少なさがあります。
日本だと主要駅の近くや郊外には大型書店があるし、商店街などに小さな書店があるのも普通なのですが、北京の場合これが意外と見つけにくいのです。
大型書店は数えるほどしか無く、大学付近やキャンパス内にも書店はありますが、期待するほど大きくなかったり、内容が専門書に偏っていたりします。
北京でも休日には書店巡りがしたい……。そんな方に、北京の主だった書店をいくつかご紹介しましょう。
アクセス便利、繁華街のど真ん中の王府井书店(王府井書店)
北京のど真ん中、最大の繁華街である王府井に堂々とそびえる王府井书店(王府井書店)は、いつも大勢の本好き達でにぎわっています。
幅広いジャンルをカバーしていて、店員さんに聞くとコンピュータでお目当ての本の有無をすぐ検索してくれます。
とにかく立地がいいので、買物のついでに寄るのに便利です。場所柄、北京土産も売っているのがありがたいですね。
北京大学に近い中关村图书大厦(中関村図書大厦)
中关村(中関村)の電気街や北京大学に近い中关村图书大厦(中関村図書大厦)も、巨大な書店です。
数量は確かに多いのですがなんだかちょっと微妙な立地で、電気街や北京大学に用の無い人が行くには少々不便な感じがします。
西单(西単)にある北京图书大厦(北京図書大厦)
西单(西単)も北京屈指の繁華街ですが、ローカル色が強くて外国人が好むような店は少ないエリアと言えるかもしれません。
北京图书大厦(北京図書大厦)は北京でも最大級の大型書店で建物の中で迷子になってしまいそうなほどですが、周りに面白い店も少なくて、王府井のように買物のついでに行ける気軽さが無いのが、足が遠のいてしまう原因と言えるでしょう。
語学関係ならここ、北语书店(北語書店)
書店としては小規模ですが、北京语言大学(北京語言大学)構内にある北语书店(北語書店)は語学関係の本を主に扱っているので留学生にとってはありがたい存在です。
大学の出版社が出している中国語の教科書だけでなく、各国語の教科書や辞書もたくさんそろっています。
やさしい中国語で書かれた可愛い絵本などはお土産にしても喜ばれるかも。
では北京の人はどこで本を買っているのか?
大型書店が少ないからと言って北京の人や学生が本を買わないわけではありません。多くの人はネットで本を買ったり、電子書籍をダウンロードしたりしています。
ネット上では一度に大量の本を見られるし、北京は宅配が発達しているので最速なら当日受け取りも可能です。
また、定価より安く買えることが多いのも魅力ですね。
ここでは日本人にもなじみのある亚马逊(Amazon)と、取扱数の多さと安さで人気の当当网のサイトをご紹介します。
亚马逊(Amazon):https://www.amazon.cn/
書店ではないけれど、日本語の本が読める―日本文化中心
国貿(国贸)にある日本文化中心には、日本語の本や雑誌、日本語教材などがそろった図書館があって貸し出しもしています。
日本語が読みたくなった時など、利用してみるのはいかがでしょうか。日本ならではの清潔さとホスピタリティにホッとすることでしょう。
日本文化中心図書館:http://www.jpfbj.cn/jp/library/
まとめ
いかがでしたか?
無くてもいいけどあれば心が潤う、書店はやっぱり心のオアシスですよね。ここでご紹介した以外にも小規模の個性派書店も色々ありますので、みなさんもぜひお気に入りの店を見つけてください。
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