台湾はアジアの中でもベジタリアンの比率が多く、なんと人口の約10%がベジタリアンと言われています。街をあるくと見かける「素食」の看板、これはお肉や海鮮を一切使用しない「菜食料理=ベジタリアンフード」を意味します。
日本ではベジタリアンが外食をすることは非常に難しく、ベジタリアンになること自体が難しいですが、台湾ではベジタブルフード専門のお店が数多く存在するため、気軽にベジタリアンになれると言っても過言ではありません。
もともと宗教上の理由でベジタリアンになる人が多かったのですが、近年では健康、動物愛護、環境保護、美容、ダイエットなどの理由でベジタリアンになる人も多くいます。
今回は台湾で食べられるベジタリアンフードをご紹介します。
*台湾ドル1元=日本円3.24円で計算
台湾庶民派ビュッフェスタイルの素食
台湾では庶民派の屋台から高級レストランまで様々なスタイルで素食を食べることができます。その中でも最も庶民的で人気なのは、素食の自助餐(ビュッフェ形式のレストラン)です。
自助餐では、自分で好きなおかずを自由にお皿に取り、レジで重さをはかってお会計をするのが一般的です。ご飯を追加する場合は、約10元(約33円)ほどで、ほとんどの場合スープは無料です。
おかずも重さにもよりますが100元(約330円)ほどで、女性ならお腹いっぱい食べられますのでかなりリーゾナブルです。これ全部で73元(約240円)です。ご飯とスープはおかわり自由です。
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定食形式で注文できる素食
定食形式の素食もまた庶民派で人気の一つです。
定食の場合、まず主食を選び、そのあと副菜を2~3種類選びます。 「三杯杏鮑菇飯」定食の主食はなんとエリンギ(=杏鮑菇)です。
茶色の三杯ソース(甘辛タレ)でしっかり味付けされているのでご飯のお供に最高です。五穀米とスープは食べ放題でなんと65元(約210円)という安さです。
「招牌燉豆腐飯」定食の主食はこの大きな豆腐です。手作りの豆腐をタレでじっくり煮込んでいるので、こちらもご飯とよく合います。こちらも65元(約210円)で五穀米とスープは食べ放題です。
ここからは、今台北で大人気の予約必須の素食レストランをご紹介します。
台北初の素食飲茶の店「養心茶楼」
MRT松江南京駅の8番出口のビルの2階にあるレストランで、ベジタリアンでない人でも大満足していただける飲茶の素食メニューがたくさんあります。
蘿蔔絲酥餅(千切り大根入り揚げパン) 人気No.1メニューで、外のパイはサクサクで中にトロリ餡で味付けされた切り干し大根が入っており、触感が楽しめる上、味も絶品です。
柳松乾煸四季豆(インゲンの炒め物) インゲンとしめじ、大根の漬物を炒めたもの。塩味がしっかりしているのでご飯のお供に最高です。
養心牛蒡飯(ゴボウご飯) シンプルながらゴボウの触感がご飯と良く合います。是非試していただきたい一品です。予約必須のレストランです。平日と休日とでは制限時間が異なりますので、よく確認の上予約をしてください。
詳細情報
- 名前:養心茶楼
- 住所:台北市中山區松江路128號2F
- TEL:(02) 2542-8828
- 公式サイトhttp://tw.ysvege.com/
- 営業時間:平日ランチ:11:30-14:20、アフタヌーンティ:14:30〜16:30、ディナー:17:30〜21:30
- 休日ランチ(2部制):11:30〜13:00/13:15〜14:45、アフタヌーンティ:15:00〜16:30、ディナー(2部制):17:30〜19:00/19:30〜21:30
まとめ
台湾に来た際は、是非ベジタリアンフードを試してみてください。
一見お肉やお魚と間違えてしまいそうな外見と触感の食べ物や、ベジタリアンフードとは思えないほど美味しい味付けに驚き、やみつきになるかもしれません。
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