台湾・高雄の物価は高いの?1ヶ月の生活費シュミレーション
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台湾で生活をしてみたい!
でも実際、台湾・高雄で生活するのに毎月いくら必要なのでしょうか?
台湾は物価が安いと言われますが、食費、家賃、光熱費など、実際どの程度かかるのでしょうか?
おおよその金額をまとめてみましたので、台湾での生活を考えている人はぜひ参考にしてみて下さいね!1台湾元=3.45円(2018年現在)
記事の目次
食費はいくらくらいかかるの?
食費には幅があります。
1日三食外食する人、自炊する人、自炊する場合でもデパ地下で食品を購入する人、カルフールなどのスーパーで食品を購入する人、市場で買う人…その状況で食費には大きく差がでます。
台湾での外食は安くて美味しい!
台湾の外食は、安くておいしいお店がたくさんあります。地元の人が行くような店なら、1人100~200元(345円〜690円)もあればお腹いっぱい食べられます。
60~80元(207円〜276円)くらいのお弁当(メインのお肉の他に3種類の野菜のお惣菜が選べる)屋さんもたくさんあります。
自炊するなら日本のスーパーの方が安い?
自炊する場合は、家樂福(カルフール)や全聯などのスーパーで買い物する場合、日本とほとんど値段は変わらないと思います。(むしろ、日本の安売りスーパーの方が安いかも)特に、乳製品は高めです。
自炊なら、2人で一カ月10,000~15,000元くらいでしょうか。
食費を抑えたいなら、ローカル市場
野菜や肉、魚類を市場で買い物すれば、2人で6,000~10,000元くらいに抑えられます。あまり中国語を話せない人には、市場での買い物は難易度が高いかもしれません。
商品には値札のついていないものもありますし、お肉などは、計り売りのため「どこの部分をどのくらい欲しい」というのを身振り手振りで伝える必要があります。
飲料水の値段は?
台湾では水道水を飲むことはできません。
地元の台湾人家庭でも、ウォーターサーバーを使ったり、ミネラルウォーターを買ったり、浄水器を使ったりします。
一般家庭では、「加水站」という町中にある水のスタンドで水を購入して、さらに、その水をポット型浄水機を使って浄水し、料理やお茶に使います。
「加水站」では、水の種類によって値段が異なりますが、だいたい、20ℓで20元や30元(約69~103円)です。アルカリイオン水なども売っています。
ミネラルウォーターは、6ℓ入りで40元(138円)程度からあります。
水道水には注意!
もっと安い水もあるのですが、安い水のボトルには「自來水」と書いてあったりします。
これは、つまり水道水ということです。「天然水」と表示されているか確かめて購入することをオススメします。
通信費
高雄国際空港には、携帯のキャリアショップがあるので、プリペイドSIMカードを購入するといいですよ。
日本で購入したスマホ(SIMフリーのものに限る)がそのまま使えます。
プリペイドSIMは30日間ネット使い放題のプラン(430元分の通話含む)で1,000元です。(中華電信)
普通のマンションを借りると、ほとんどの場合、家賃にはインターネット代(優先LAN&Wi-Fi)が含まれています。
町中のいたるところに無料で利用できるWi-Fiがあります。なので、ネット代は無料と考えてもよいでしょう。
家賃・光熱費はどのくらいかかる?
高雄市内で家を借りる場合は以下の記事より、台湾・高雄でのお部屋探し方(家賃、必要書類、その他)
さらに、光熱費として、水道料金200~300元/月。(マンションだと家賃に水道代が含まれていることがあります。)
夏はエアコンを使うので1,000~1,500元。冬はもう少し安くすみます。
我が家は、ガスボンベを使っているので、ガスがなくなると新しいボンベを持ってきてもらいます。だいたいボンベ1本700元ちょっとでしょうか。
マンションか、一軒家か、シェアハウスか、家は古いか新しいか、といったことでも光熱は変わってきます。
意外と高い日用品
台湾で暮らし始めて、日用品の値段が意外と高いことに驚きました。
台湾人の収入は、日本の3分の1ですから、当然、物の値段も3分の1だと思っていたのですが、日本と値段が変わらないか、少し高めのものが多いのです。
ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどは安いです。でも、シャンプーやコンディショナー、生理用品などは案外高めです。
10元ショップを活用しよう!
高雄には、いたるところに10元ショップがあります。ほとんどの商品が10元(40円くらい)で購入できるので、洗濯ネットや綿棒、ザル、栓抜き、ヘアピンやシュシュなど、ちょっとした小物が買えます。
100円ショップのダイソーもありますが、こちらは39元均一なので、日本で買うよりちょっと高めです。
高雄での1ヶ月の生活費(大人2人分)
家賃 | 15,000元(約51,750円) |
光熱費 | 1500~1,800元(約5,175円〜) |
水(水道水以外) | 180~240元(約621円〜) |
食費 | 10,000~15,000元(約34,500円〜) |
携帯電話(SIMカード) | 2,000元(約6,900円) |
雑費 | 1,000~1,500元(約3,450円〜) |
合計 | 29,680元〜(約102,396円〜) |
このほか、交際費や交通費などがかかります。(※元と表記されているのは、台湾ドルのことです)
まとめ
高雄は台北と比べると物価や家賃が安いので、うまくやりくりすれば、夫婦2人、日本円で10万円ちょっとで生活できます。
これから台湾に住もうと計画している方は、どうぞ目安にしてみてくださいね!
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