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ドイツのことわざから学ぶ!ドイツ人の考え方を知ろう

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整理された本棚

ことわざは、それぞれの地で長い時間をかけて、世代から世代へと言い伝えられてきたものです。先人の経験や知識や価値観がぎゅっと詰まったことわざには、その土地に住む人間の気質や特徴もよく表れていると言えます。

ドイツに伝わるたくさんのことわざの中にも、そういったドイツ人の性格をよく言い表したものがあります。

日本のことわざとほぼ同じ意味のことわざもありますが(時は金なり、沈黙は金など)、ここでは、特にドイツ人らしいと感じることわざを5つご紹介します。

ドイツのことわざ5つ

「Ordnung ist das halbe Leben.」(人生の半分は整理整頓である。)

整理された本棚

ここでいう整理整頓とは、机の上や家の中などの物質的なものだけでなく、仕事や人間関係上でのタイムマネージメントのようなものも含んでいます。

ドイツには沢山の厳密な規則が日常生活の中にも溢れていますが、それをきちんと守ることが結局はみんなにとって一番効率的だと考えられています。

役所の窓口で、どんなに事情を説明しても、「ルールはルールなので。」と一蹴されることも度々あります。

これは日本人の感覚とも似ている部分があるので、私たちにとってはそんなに違和感はありませんが、例えばフランス人の友達から聞いたところ、ドイツ人の頭の固さは理解できないレベルだそうです。

また、仕事場でも、整理されていない机の上や本棚からは必要な情報がいつまで経ってもでてきません。成功するためには常日頃から身の回りを整えておくことが必要だという意味でも使われます

「Ohne Fleiß, kein Preis」(努力なくして賞はなし)

プロジェクト

Fleißは勤勉という意味ですが、真面目に一生懸命取り組むことをしなければ、賞(栄誉、成功など)を得ることはできないという意味のことわざです。

コツコツ努力を重ねてこそ成功を手にすることができると言っています。真面目なドイツ人の気質がよく表れていると思いませんか?本来は自分に言い聞かせるためのことわざだそうですが、子どもにもよく使うそうです。

例えば学校でのテストが控えている時に、真面目に勉強しないと合格できないよ、という時などです。

「Es ist nicht alles Gold, was glänzt」(輝いているものが全て金とは限らない)

金

金はキラキラ輝いていてとても価値の高いものですが、金のように輝いてはいても中身は全然違う金属も存在します。金のように見えるけれども、実際には銅などの安い金属かもしれません。

これを日常生活の中で言う場合には、例えば見聞きしたものが何となく良いもののように思えても、簡単に信じず詳しく調べてみる必要があるときなどに使います。

このことわざは、物事をきちんと判断するためには、見た目だけではなく、詳細を確認する必要があると言っています。ドイツ人の慎重な姿勢の表れたことわざです

「Besser eine Stunde zu früh als eine Minute zu spät.」(1分遅れるより、1時間早い方がまし)

時間感覚

待ち合わせの時間について、1分遅れるよりも、1時間早く着いて待っている方がずっと良いということわざです。このことわざには、時間厳守を意識するドイツ人の考え方が表されています。

ドイツでは、電車などが遅れてくることや突然運休になることも度々あって、今日のドイツには当てはまらないのでは、とも思いますが、ことわざになっているということは、もともとは時間をきっちり守る人種のようですね。

日本人も何かにつけ早めに行動するのが良いと思われていることも多いので、この辺りはやはりドイツ人と感覚が似ているのかもしれません。ちなみにお医者さんに行く際には、予約時間の20分前に着くのが基本のようです。

何事も時間に余裕をもって、慌てることなく対処するのが良いということですね。

「Das Leben ist kein Zuckerschlecken.」(人生は砂糖をなめることではない)

砂糖は、昔は「甘い金」と言われたほど、貴重で高価なものだったそうです。毎日砂糖を口にしていたのは、王侯貴族など裕福な階層の人間だけでした。その人たちの生活といえば、お金がたっぷりあるので、楽なものだったことでしょう。

また、砂糖は甘くて美味しいので食べるに当たって何の苦労もありません。このことから、砂糖は楽で簡単ということを意味しています。このことわざは、人生を生きていくことは、砂糖をなめるように簡単で楽なことではない、と言っています

逆境に立ったときなど、自分に言い聞かせたり、自分や周りの人などにもっと努力が必要なときに使います。厳しいですが、やはり真面目なドイツ人らしい表現ですね。

まとめ

今回は主に、ドイツ人の生き方や姿勢について、よく言い表していることわざを選んでみましたが、この他にもドイツには沢山のことわざがあります。

例えば、ドイツで「不誠実なトマト」といえば、ちょっとした裏切り者を指すのですが、これは第一次世界大戦のとき、イタリアが、ドイツ、オーストリア・ハンガリー、イタリアから成っていた三国同盟を急に抜けて、イギリス、フランス、ロシアの三国協商に入ってしまったことから来ています。

その土地の歴史と深く結びついていることわざを見ていくのも、とても面白いです。一方で世界には国を超えて、同じような意味のことわざも沢山あって、人間の共通する部分が表れているようでとても興味深いですね。

ドイツ人と会話する機会があれば、今回ご紹介したことわざについて、日本人としての感覚も織り交ぜながら話してみてはいかがでしょうか。

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ドイツ・ベルリン在住

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