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英語圏で就活!就職面接でよく聞かれる英語フレーズとその答え方

欧米系の女性

海外で就職活動を始め、やっと面接までこぎつけたものの、英語での面接をどう乗り切っていいかお困りではありませんか?日本語での面接でも緊張してしまうのに、英語だと余計にパニックになってしまいますよね。

そこでこの記事では、就活面接で面接官によく聞かれる英語フレーズとその答え方についてまとめました。これから海外就職を目指すなら、覚えていて損はありませんよ。

目次

面接での英語フレーズ:挨拶

握手

面接は、まず挨拶から始まります。

海外(英語圏)ではお辞儀はせず、面接官と握手をしながら挨拶を交わします。たいていの場合、面接官の方から挨拶をしてくるので、「面接の機会をいただけて光栄です」という内容のお礼を言いましょう。

  • 面接官:Hello Hanako, my name is Richard. I will be your interviewer today.
    (こんにちは、ハナコさん。リチャードです。今日はあなたの面接をさせていただきます。)
  • あなた:Nice to meet you. My name is Hanako. Thank you very much for this opportunity today.
    (はじめまして、ハナコです。今日この機会をいただけてうれしいです。)

面接は第一印象が大切です。他にも、

  • It’s my pleasure to meet you.
    (お会いできてうれしいです。)
  • Thank you very much for having me today.
    (今日はお呼びいただきありがとうございます。)

などのフレーズを使って、面接の機会を与えてもらったことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

面接での英語フレーズ:自己紹介

自己紹介

次に「自己紹介」が始まります。以下のようなフレーズで自己紹介を促されます。

  • Can you tell me a little bit about yourself?
    (あなたについて少し教えてもらえますか?)
  • Can you tell me about your experiences?
    (あなたの経験を教えてもらえますか?)
  • How would you describe yourself?
    (あなたはどのような人物ですか?)

あなたの経験やスキルをアピールするチャンスです。大学などを卒業後間もない場合は学歴を述べてもいいと思いますが、基本的には「今までの職歴と功績」にポイントを絞って答えるようにしましょう。

  • I studied in the Bachelor of Engineering at ABC University. After I graduated, I worked at 123 Company as a system engineer for 3 years.
    (ABC大学工学部学士課程で学びました。卒業後は123カンパニーで3年間システムエンジニアとして働きました。)
  • I have been working as a sales manager at DFG Corporation for 4 years.
    (営業部長として、DFGコーポレーションで4年間働いています。)

応募した職務に関連する学歴や職歴、功績を端的に述べ、アピールしましょう。

面接での英語フレーズ:応募の理由

記入

自己紹介の後には、以下のようなフレーズで「応募の理由」をよく聞かれます。

  • Why are you interested in our company?
    (なぜ我が社に興味があるのですか?)
  • What made you apply for this position?
    (なぜこの仕事に応募したのですか?)

面接の前にはその会社についてよくリサーチし、なぜその仕事に応募したのか端的に説明できるように英文を考えておく必要があります。

  • I am very interested in this position because I would like to apply my knowledge that I had gained from my university studies and promote better technical solutions by using your product.
    (大学で学んだ知識で、御社の製品を使った技術的問題解決方法を提供したいと思い、この仕事に大変興味を持っております。)
  • I applied for this position as I wish to further my knowledge and experience in education sector.
    (教育部門で知識と経験を積みたいと願い、この仕事に応募いたしました。)

応募の理由は面接の合否を判定する大切な材料にもなります。面接では必ず聞かれる項目なので、必ずフレーズを覚えてから面接に臨みましょう。

面接での英語フレーズ:問題解決の方法

問題解決

次に、よく「○○な場合、あなたならどう対処しますか?」と、「問題解決能力(Problem-solving skills)」を問う質問をされます。

  • How would you handle this situation?
    (この状況の場合、どのように対処しますか?)
  • How do you solve this problem?
    (あなたならこの問題をどう解決しますか?)

「問題解決能力」は、面接では必ず問われると言っても過言ではありません。具体的な理由を端的に述べる練習をし、準備しておきましょう。

  • I would analyse the causes contributing to the situation.
    (この状況を引き起こした原因を分析します。)
  • I would seek advice from my supervisor and come up with alternative solutions.
    (上司からのアドバイスを求め、代わりの解決策を提案します。)
  • One of my greatest strengths is analysing skills. I would closely examine the situation, gather information relating to the problem, brainstorm alternative solutions, and implement the best solution.
    (私の長所の一つに分析スキルがあります。状況を細かく分析し、関連情報を集め、代わりの解決策を模索し、最善策を実行します。)

「問題解決能力」を問う質問の回答は、自分の長所と結びつけると具体的かつ端的になります。仮定法のフレーズ「I would……」を使って、自分ならどうやって問題を解決するのかアイデアをまとめておきましょう。

面接での英語フレーズ:面接官への質問

質問

面接が終わりに近づいてくると、面接官の方から「Do you have any questions for us?(あなたから何か質問はありませんか?)」と聞かれます。

「特にありません」と答えるのではなく、その会社や仕事について質問し、本当に興味があることをアピールしましょう。

  • What is your company culture like?
    (どのような企業文化ですか?)
  • What are your teams like?
    (あなたのチームはどんな感じですか?)
  • How do you evaluate employees’ performance?
    (従業員をどのように評価していますか?)

将来長くお世話になる会社かもしれません。どのような人たちで成り立っているのかを知るチャンスでもあるので、積極的に質問してみましょう。

面接での英語フレーズ:最後の挨拶

握手

面接の終わりには握手をして、面接に呼んでもらえたことへの感謝の意を伝えましょう。

  • Thank you very much for having me today.
    (今日はお呼びいただき、ありがとうございました。)
  • It has been a pleasure talking with you today.
    (今日はお話しできて光栄でした。)
  • I look forward to hearing from you.
    (ご連絡が来るのを楽しみにしています。)

まとめ~英語力に自信がなくてもポジティブに

英語での面接とはいえ、聞かれることは日本での就職面接と大きく変わりません。自分ができることは何なのか、なぜその仕事を希望するのかを明確にしておくことが何より大切です。

英語のフレーズを用意したら、できるだけネイティブの人に見てもらいましょう。面接官役になってもらいシミュレーションもしておけると、より安心です。

英語力に自信がなくても心配いりません。しっかり準備して、積極的に、ポジティブな態度で臨めば、きっと意思は伝わりますよ。

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この記事を書いた人

オーストラリアの第三の都市ブリスベン在住歴十数年の三人娘の母。
都会ではないけれど田舎でもないこの街から、ブリスベン生活情報をリアルタイムでお届けします。

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