学校の休みや久しぶりに取れた長期休暇に、物価も手ごろでアクセスのいい東南アジアへ出かけたい!という方も多いと思います。
そんなあなたに今おすすめしたいのが「ラオス」!近隣のタイ、ベトナムなどに比べると、落ち着いてのんびりとした雰囲気があり、リラックス旅行におすすめです。
東南アジア周遊の中休みにも◎!今回はそんなラオスの魅力をご紹介します。
ラオスってこんな国
ラオス人民民主共和国(ラオスじんみんみんしゅきょうわこく)。
通称ラオスは、北は中国、東はベトナム、南はカンボジア、タイ、西はミャンマーと国境を接しているASEAN加盟10か国中唯一の内陸国です。
面積は日本の約63%に相当し、国土の約70%は高原や山岳地帯で、メコン川が南北を貫いて走っていることでも有名です。
少数民族が現存し、それぞれの伝統衣装や織物などの色鮮やかさ、その文化の豊かさで観光客の心を惹きつけてやみません。
ラオスへの行き方
飛行機で入国をする場合、残念ながら2017年3月現在では日本からラオスへの直行便はなく、タイ、ベトナムなどの周辺国で乗り換えをする必要があります。
タイのバンコク経由では約8~9時間、ベトナムのハノイ経由では約7~8時間ほどかかります。
タイ、カンボジア、ベトナムなどの近隣諸国からは、ビエンチャンやルアンパバーンなどラオス主要都市への長距離バスも運行されています。
ラオスってこんなことが出来る場所
※かわいい洋服や雑貨が目白押し
ラオスには少数民族が多数おり、民族毎の刺繍や伝統工芸を生かした雑貨なども人気が高く、お土産や自分への買い物にも最適です。
また、ラオスは内陸国で海はないため、周辺のタイやベトナムのようにビーチリゾートはありませんが、川が多く、ラフティングやチュービング(大型の浮き輪でする川下り)、ケイビング(同じく大型の浮き輪でする洞窟内観光)など、川に関したアクティビティが充実しているほか、単純にスイミングを楽しめるスポットもたくさんあります。
東南アジア一の人気を誇るとバックパッカーの間で噂される「ビア・ラオ」という有名なビールもあります。目いっぱい外で遊んだあとの一杯は格別です!
おすすめ観光地1. 首都・ビエンチャン
近年の経済発展に伴い、徐々にラオスも物価が上がってきているといわれますが、日本の物価からすると、ラオスの物価はまだまだお手ごろ価格。
食料品などは2~3分の1程度で購入できる物がほとんどです。欧米からの旅行者も多く、首都のビエンチャンにはおしゃれなバーやカフェもたくさんあります。
市場などもあり、地元の生活に興味がある人も楽しめるエリアですが、せっかくのお休みはおしゃれなバーやカフェでのんびり、お手ごろ価格でちょっと贅沢な気分を味わいたい!という人にもおすすめです。
黄金に輝く仏塔、タートルアン
ラオス仏教の最高の寺院であり、ラオスの象徴ともいえる仏塔・タートルアン(That Luang)。
毎年11月には「タートルアン祭り」として1週間にもおよぶ仏教行事が執り行われ、周辺には屋台が立ち並び、大変な賑わいを見せます。
ラオスの「凱旋門」パトゥーサイ
パリの凱旋門を模して作られた、戦没者の慰霊碑・パトゥーサイ(Patousay)。
8時から夕方5時までの間は最上部へ上がることが可能で、ビエンチャン市内を一望できます。
おすすめ観光地2. アクティビティ天国!ヴァンヴィエン
※夕暮れのヴァンヴィエンの町並み
観光よりもスポーツやアクティビティに精を出したい!というあなたにおすすめしたいのが、川遊びの楽しいヴァンヴィエン。
街のすぐ脇を走るナムソン川でのチュービング(大型の浮き輪でする川下り)や、近隣の洞窟を利用してのケイビング(同じく大型の浮き輪でする洞窟内観光)などのアクティビティが盛んで、街中に多数ある旅行会社から気軽に申し込み・参加することができます。
街全体も川遊びを目的としたアクティブな旅行客が目立ち、宿泊施設も、ホテルやバックパッカー向けのホステル、中長期滞在者用の貸しアパートメントなどバラエティが豊かです。
飲食店、土産物屋も多数あり、バックパッカーの聖地とも呼ばれています。
おすすめ観光地3. 古都ルアンパバーン&クアンシーの滝
市街地自体が文化遺産としてユネスコの世界遺産に登録されているルアンパバーンは、ラオスの北部にある古都であり、その美しい町並みと穏やかで落ち着いた雰囲気は多くの旅行客を引き付けています。
ルアンパバーン
※僧侶による托鉢の光景
ルアンパバーンでは、夜明け頃に町の中心地を僧侶たちが練り歩く托鉢が有名で、朝靄の中、鮮やかなオレンジ色の袈裟を纏った僧侶たちの列には圧倒的な迫力があります。
また町の中心部で毎日行われているナイトマーケットでは、民族衣装やそのモチーフをあしらった雑貨や、工芸品が人気を集めています。
クアンシーの滝
ルアンパバーンから車やトゥクトゥクで約1時間(29km)の距離には「クアンシーの滝」があり、幾層にも分かれた滝つぼと美しい青い水が織り成すそのユニークな景色は、観光客に人気のピクニックスポットになっています。
滝つぼでは遊泳可能なため、のんびりと木漏れ日の下でスイミングを楽しむ人も多く見られます。
おすすめ観光地4. 秘境・コンロー洞窟
※コンロー洞窟の入り口部分(写真左奥)。泳ぐこともできます
コンロー洞窟(Tham Kong Lor)は、首都ビエンチャンから約310キロ、ラオスの中部にある鍾乳洞です。
ビエンチャンからはローカルバス利用で約7時間、ツアーバスでは約6時間かかります。ヴァンヴィエンなどに比べると、訪れる観光客はまだ少なく、ラオスの秘境のひとつに数えられています。
※暗闇の中をカヤックで進みます
周辺ののどかな環境を生かしたエコツーリズムでも徐々に注目を集めてきており、欧米からの観光客などに人気です。
※鍾乳洞はライトアップされており、闇とのコントラストがミステリアスです
ラオス観光へ持っていった方が良いもの
そのほか、日本から持っていくと便利なものは「もう用意した?海外へ行く準備を便利にするおすすめ小物9選」にて紹介しています。
まとめ
隣国のタイ、カンボジア、ベトナムと比べるとマイナーなイメージのあるラオスですが、意外に見所の多い国で、驚いた方も多いのではありませんか。
その豊かな文化や自然のみならず、ラオスを訪れた人たちの多くを魅了するのが、現地の人たちのおおらかさと優しさです。
温かい心を持ちながら、ちょっぴりシャイなラオスの人たち。
「サバイディ!(こんにちは)」「コプチャイ!(ありがとう)」と一言挨拶できれば、心の距離がぐっと近づくこと間違いなし。
ホテルの人、レストランの人などに積極的に使ってみて、素敵な笑顔を引き出してください!
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