ベトナムで「手描き地図作家」を目指す私のハノイでの1日
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先日34歳になった私は、現在ベトナムのハノイで「手描き地図作家」を目指しています。日本では小学校の教員をしていましたが、「好きなことや、やってみたいことをやらない人生は、きっと後悔する」そう思いハノイにやってきました。
大好きな国、ベトナムのいいところをたくさんの日本人に紹介していきたい、と思って日々奮闘しています。
ここでは、そんな私の1日を紹介したいと思います。会社員とはちょっと違った1日かもしれません。
※1万ドン=約50円
記事の目次
ハノイでの1日:起床~朝食、掃除、洗濯など
朝はだいたい6時頃起床し、すぐに朝食を取ってしまいます。
よく食べるのはインスタント粥。袋に乾燥したお粥とスープの素が入っているので、それを器にあけて、お湯を注ぐだけで出来上がります。簡単に食べられて美味しいので、ベトナムで一人暮らしを考えている人にはおすすめです。
朝食中、インターネットで日本のニュースを確認します。ニュース動画を視聴すれば、まるでテレビを見ているのと同じ感覚です。
朝食後は、掃除や洗濯を済ませます。掃除と言ってもワンルームなので、あっという間に終わってしまいます。掃除機はありません。ほうきではいて、たまに雑巾がけをしています。ベトナムの家はタイルのことが多いので、掃除はしやすいです。
ハノイでの1日:ベトナム語の勉強を30分
その後、ベトナム語の勉強を30分ほどしています。日本から持ってきたベトナム語のテキストを繰り返し読み、日本語訳を見てベトナム語で書けるようにしています。
なかなか単語の声調を覚えられず、テキストの同じところを何度も繰り返してばかりです。それでも勉強しないよりはいいようで、段々と簡単な会話を楽しめるようになってきました。
ハノイでの1日:日本語授業の準備
私は手描き地図作家を目指しながらベトナム人に日本語を教えていて、午前中はその日の授業準備をすることが多いです。授業の教案をもとにプリントを作成したり、単語カードを作成したりもします。
基本的に、日本語で日本語を教えています。しかし、本当に何も知らない生徒には英語やベトナム語で補足しています。単語カードにベトナム語を書き入れることも多いので、授業準備が自分自身のベトナム語の勉強にもなります。
ハノイでの1日:昼食は自炊でがっつり食べます
授業の準備が終わると昼食です。基本的に自炊しています。日本語の授業があるため遅くなりがちで、夕食は軽めにすることが多く、その分、昼食ではお米をしっかり食べるようにしています。
ベトナムは空心菜がとても安いです。一束買って、1万ドン(約50円)することはありません。そのため、空心菜のにんにく炒めや空心菜のスープをよく作ります。
そして、ベトナムで生活してみて驚いたのは、冷凍春巻きのレベルがとても高いこと。こちらの春巻きは皮が薄く、サクッと揚がって美味しいです。3万ドン(約150円)前後で1パック買うことができます。
ハノイでの1日:手描き地図作成タイム
午後は、手描き地図を描いたり地図を描くための取材に出かけたりします。地図を掲載するホームページの作成をする日もあります。
小さなメモ帳片手にハノイの街を歩き回っている時間は、とても幸せな時間です。美味しいお店や、すてきな雑貨屋さんを見つけるとワクワクしてきます。
ベトナムに来るまで自分でホームページを作ったことがなかったのですが、ワードプレス(無料のホームページソフト)を使って、なんとか作れるようになりました。
ハノイでの1日:日本語を教えに生徒の自宅へ
現在は夕方から日本語授業のある日が多いです。授業の場所である生徒の自宅などへは自転車で向かいます。
ベトナムはまだ街中を電車が走っておらず、ベトナム人の交通手段は基本的にバイクになります。私もバイクに乗りたいところなのですが、日本でもバイクを運転したことがないので自転車を使っています。
初めてベトナムの交通状況を見た人はみんな驚き、「こんなところでは絶対に運転できない」と言います。しかし、慣れてしまえばバイクの波の中で自転車を走らせるのは案外難しくありません。
生徒の自宅に到着し、授業です。基本的に2時間単位で教えています。「日本語って楽しい」と思ってもらえることが大切だと思うので、明るく楽しく授業をするよう心がけています。
ハノイでの1日:帰りがけにスーパーで買い物
週に2回くらい、授業の後にスーパーに立ち寄ります。ベトナムのスーパーはどんどんきれいになっています。
以前は買い物かごの中に野菜くずやゴミが入っていることが多かったのですが、最近はきれいになってきました。生鮮食品も新鮮になってきているように感じます。
段々と日本のスーパーに近づいてきています。
ハノイでの1日:軽く夕食、夜はのんびり過ごす
帰宅後は、フライパン1つで作るパスタなどで簡単に夕食を済ませます。
夕食後にシャワーを浴びます。今の私の部屋にバスタブはありません。ベトナム人は基本的にシャワーしか使わないので、バスタブはついていないことが多いのです。もちろん、外国人向けの部屋などバスタブがある部屋もあります。
夜は日本から持ってきた本を読んだり、Facebookを見たり、YouTubeを見たりして過ごします。日本のテレビが視聴できないので、日本にいるときよりもYouTubeの動画を見ることが増えました。
まとめ~好きな国で好きなことをする生活
ベトナムで「手描き地図作家」を目指す私はこんな風に1日を送っています。
日に日に新しい地図やホームページが出来上がっていく毎日はとても充実しています。また、日本語が上達していく生徒たちを見るのも、とても嬉しいことです。
自分のやりたいことに、自分の住みたい国で挑戦してみる生活。「おもしろそうだな」と思った人は、ぜひチャレンジしてみてください。一緒にがんばりましょう。
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