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これぞ格安生活!ベトナム・ハノイでの1か月3万円生活の実態とは

お金

私は現在、ベトナムの首都ハノイに住んでいます。ベトナムは日本に比べれば物価がずっと安い国です。一方で日本料理店に行けば、日本で食べるより高いなんてこともしばしば。

実は数年前にもベトナムに住んでいたことがあるのですが、そのときは月に60,000円程度の生活費がかかっていました。けれど、今の生活費は月々30,000円ほどです。

いったいどのような生活をすると30,000円に収まるのでしょうか。私のハノイでの暮らしをご紹介します。

※10,000ドン=約50円、1米ドル(以下ドル)=約109円

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目次

ハノイでの家賃:キッチン・家具・家電付き格安アパート

私はアパートで一人暮らしをしています。月3,500,000ドンの家賃でキッチン付きの部屋を見つけることができました。3,500,000ドンは17,500円くらいです。

部屋には冷蔵庫、炊飯器、洗濯機、テレビ、衣服などをしまえる棚も付いています。

外国人に貸し出す部屋は、キッチンなしで月200ドルから300ドル(約21,800~32,700円)ぐらいからが多いので、これはとてもラッキーなことです。

Airbnbを活用

こんな格安の部屋、どのようにして見つけたのか気になりますよね。実は「エアービーアンドビー 」を使って見つけることができました

「エアービーアンドビー」は宿泊施設の検索サイトです。ホテルやゲストハウスだけでなく、一般の人が貸し出している部屋や家も見つけることができます。

旅行者のためのサイトなので、1日あたりの宿泊料金が提示されています。私は大家さんと直接交渉し、上記の家賃で合意できました。

以前住んでいた部屋は月250ドル(約27,250円)でキッチンなしでした。格安アパートに住む今は、生活費をぐっと抑えることができています

安いだけあってつくりはローカル

トイレとシャワールーム

ただ、格安アパートのつくりはとてもローカルです。

シャワールームがあるのですが、上の写真のようにトイレとシャワーの間に仕切りがありません。シャワーを浴びれば、床全体がびしょびしょになってしまいます。

また、洗面台はありません。ドアの下に隙間があるため、多少のゴキブリの侵入も仕方がありません。

大家さんは、外国人にも貸せるよう少しリフォームしたようですが、正直言って壁なども簡素な感じがして、ローカルな雰囲気を消し去ることはできていません

ローカルな部屋でも大丈夫という人は、ベトナムでかなりお得な物件を見つけることができるかもしれませんよ。

ハノイでの食費:外食も安いけど、自炊でもっと節約

リーズナブルなローカル店

ハノイの食べ物

ベトナムのローカルな店で食事をすれば、かなり食費を抑えることができます。

ベトナムといえばフォーが有名ですが、ローカル店で食べればだいたい150円ぐらいです。具が色々入ったバゲットサンドは1本100円前後。

そのほかの麺類やご飯類もだいたい150円前後で食べることができます。写真の麺は、「ブンジウクア」と呼ばれるカニ出汁の麺です。これも150円くらいでした。

ローカル店なら、3食すべてを外食にしても食費を1日500円で済ますことは十分可能です。

有名店や日本料理店は高い

ただし、有名店のフォーはローカルでも250円から300円。おしゃれなカフェでパスタやランチセットを食べると500円から1,000円ぐらいかかります。

また、日本料理のお店でも1食で500円以上かかってしまいます。

飲み会は、ローカルな店なら1人1,000円前後で可能ですが、日本風の居酒屋の場合、1,000円以内というのはなかなか難しいかもしれません。

自炊が節約の鍵

私は週に2、3回外食をしますが、ほとんど自炊です。自炊にかかる費用はだいたい1週間で1,000円です。

ローカル店で3食外食した場合、1日500円として1週間に3,500円かかる計算になります。

自炊ならば、数回の外食費が追加されても、かなり節約できますよね。

具体的な食材の金額の例をいくつかあげてみると、お米は1キロ100円前後、豚肉100グラムが50円程度、トマトやナスなどは1個あたり数十円といったところでしょうか。

空心菜がとても安く、50円分買えば5人前ぐらいの空心菜炒めが作れます

ハノイでの交通費:自転車に乗って移動代ゼロ

自転車

ハノイには2017年9月現在、まだ電車が走っていません。主な交通手段はバイク、バス、タクシーになるわけですが、私は自転車に乗っています。つまり、毎月の交通費はほぼゼロです。

あえて必要な費用をあげるとしたら、時々自転車の空気を入れてもらうのに1回25円かかっています。

ちなみに自転車は1,500円ほどで、中古のものを1台買いました。1度パンクしてしまいましたが、路上に自転車修理屋さんがいるので、100円ほどで直してもらうことができました。

ハノイでの水道光熱費と通信費:どちらも家賃に込み

かかるのは通話料金だけ

水道光熱費は、実は家賃に含まれています。これも生活費が月30,000円で済む大きな理由です。

残るは通信費なのですが、これもまたほとんどかかっていません。 部屋にWiFiがあり、家賃に含まれているのです。

また、ベトナムはWiFiがいたるところにあるため、外出しても電話回線を使ってのインターネットをほとんどしません

つまり、通信費はこちらからかけたときの通話料金のみになるわけですが、私はほとんど通話をしないため、これもお金がかかりません。

電話料金はプリペイドカードを買って払っているのですが、1度買うと何か月もチャージしないで済んでしまっています。

以前よりも節約しやすい環境

前に住んでいた月250ドル(約27,250円)の家は、水道代は含まれていましたが電気代は別料金でした。

また、その当時はラインやFacebookのメッセンジャーがあまり広まっておらず、電話を使うこともしばしばあったので、今よりも高くついていました。

まとめ~いい部屋を見つけるのが1番のポイント

現在、月30,000円で生活できているのは、キッチン付き、水道光熱費込み、WiFiありの格安の部屋を見つけることができたからでしょう。

ベトナム人にこの部屋の条件を話してみても決して悪くはないようで、「いい家を見つけたね」と言ってくれます。

ベトナムでの生活費をぐっと抑えたいと考えている方は、条件のいい部屋探しが1番のポイントです。そして、自炊をしたり、ローカル料理を食べたりするとお金がかかりません。

まずは、がんばっていい部屋を見つけてくださいね。

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