香港生活でわかった香港人の特徴とは?

香港 香港生活・移住

香港に長く住んでいると香港人の友達もできると思います。私が仲良くなった香港人はみんな親切で、私が困っている時はいつも助けてくれました。

日本人の友達より距離感が近く、時々それに煩わしさを感じることもありますが、面倒見の良い人が多いと思います。そんな友達を通して知った香港人の特徴をご紹介したいと思います。

親の面倒を見るのは当たり前

香港で日本の年金制度に該当するMPFが設立されたのは2000年です。今働いている、現役世代は65歳になるとMPFを受給できます。

しかしすでにリタイアしている世代は対象外です。彼らの現役時代にはMPFのような制度はなかったので、個人で老後の生活資金を貯めるか、子供に世話になるしかありません。

私の香港人の同僚は大抵親に仕送りをするか、同居の場合は生活費の大部分を負担していました。しかもその負担額は数千ドルと決して軽いものではありません。

中にはボーナス支給日当日に親から電話がかかってきて、ボーナス分はいくらくれるの?と催促された悲しいエピソードもありました。

結婚するまで、もしくは結婚しても親と同居

お金

住宅事情が決してよくない香港。

不動産が高騰し、家賃も上昇している中で、結婚前に一人暮らしをする香港人は少ないです。また結婚後も家の購入資金を貯める、家賃の節約などの理由から親と同居する人も多いです。

週末は家族で飲茶を楽しむ

香港人は週末に家族や親戚で飲茶を楽しむ習慣があります。大体一番年下が席取りに並び、順番が来て着席すると家族に連絡し、パラパラと集まりだし、全員集合です。

飲茶は中国茶を飲みながら点心をつまんでおしゃべりを楽しむ食事なので、拘束時間は必然と長くなります。私が香港人の友達に招待されてお邪魔した時は3時間くらいいました。

電話連絡は超こまめ

電話

香港人は家族、恋人同士などでよく連絡を取ります。スマートフォン保有率が高く、Lineなどアプリでのやりとりもありますが、電話での連絡もかなり多いです。

特に恋人同士の場合、内容は他愛もない会話が多いですが、お互いに電話をかける頻度が半端ではありません。

起床時、朝家を出る時、会社到着時、昼休み、終業時、家に帰る時、就寝前と日に何度も電話をして、その頻度=愛情の深さ、と思ってしまうくらいです。

香港の男性は優しく、女性は強い

香港はイギリスの植民地だった影響もあり、香港の男性はレディーファーストが板についています。荷物を持ってくれたり、ドアを開けて先に通してくれたり、食事の時は食べ物を取り分けてくれたり、とにかく親切です。

しかしその反面、女性は気が強い人が多いです。香港人女性が恋人の場合、相手をお姫様扱いするのは当たり前で、機嫌を損ねると大変なことになります。

カップルのいちゃつき度が高い

香港人のカップルは愛情表現が豊かなのか、狭い住宅事情でプライベートな空間が少ないせいなのか、要因はいくつか考えられますが、公共の場面でいちゃつき度の高いカップルをよく目撃します。

手を繋ぐのは普通で、中には熱い抱擁を交わしていることも。こちらが見ていて恥ずかしいくらい、彼らに羞恥心はないのか?と思ってしまうこともしばしばあります。ですが、いちゃついている当の本人たちはまったく周囲の目を気にしていません。

話し声はとにかく大きい

香港人の話し声は大きいです。会社でもバスでも地下鉄でも、常に一定の大音量で話をします

また広東語は詰まったり伸ばしたりする発音が多いので、日本人が大音量の広東語を聞くと「この人怒ってるの?」と思いがちですが、普通に会話しているだけなのでご安心下さい。

高齢者や子供に優しい

地下鉄やバスに乗っていると、若者が高齢者や子供に席を譲る場面をよく目にします。

譲る側も特に意識しているわけではなく、高齢者や子供には席を譲るという親切心が根底にあると思います。

まとめ

私が香港人と知り合った時、イエス・ノーのはっきりしたしゃべり方や距離感の取り方に戸惑いを感じることが多かったですが、実際に接して仲良くなると非常に情に厚く、フレンドリーな人が多いと思いました。

香港で一人暮らしをしていると生活面で不自由を感じることがありますが、彼らのしてくれる親切や教えてくれる情報にずい分と助けられました。

私が風邪をこじらせて会社を休んだ時は、風邪薬やお粥、スポーツ飲料などを買ってきて、差し入れをしてくれたことがあります。頼りになる友達にただただ感謝でした。

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