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香港人ってどんな人?香港人の特徴8選

香港

みなさん、香港人というとどんな人だと思いますか?

現在香港は、中国の特別行政区として中国の都市の一つとなっています。しかし、1997年以前の100年以上の間、イギリスに統治されてきた歴史があります。

そんな香港の人たちはどんなアイデンティティを持っているのでしょう?今回は筆者が香港に住んで感じた香港人についてご紹介します。

目次

親切

笑顔

香港の人たちはとても親切です。日本人も海外の人からは親切だと言われることが多いですが、日本人より香港人の方がより親切だと感じました。

たとえば、筆者が駅でオクトパス(乗車カード)のチャージの仕方に戸惑っていたときのことです。近くにいたインド系のおじさんが、その様子に気付いてくれたのでしょう。話しかけてきてくれました。

そして、サービスカウンターに連れていってくれてチャージをしてくれたのです。いくらチャージしたいのか?と確認しながらスタッフとやりとりをしてくれました。

その後は、筆者の行きたい場所を聞いて、そこに行くための地下鉄の乗り場まで案内してくれました。

最初は、「何かセールスされるのでは?」「どこかに連れて行かれるのでは?」と、かなり警戒していたのですが、電車に乗るところまで見送って笑顔でバイバイをしてくれているおじさんに、本当に親切な人だったんだと感動したことを覚えています。

筆者は東京に住んでいたとき、外国の方に道を聞かれれば答えるくらいだったので、困っていそうな人に自ら声をかけ、案内してくれるというのはとても親切だと感じました。

もちろん、香港にも悪い人はいるので、すべての人がいい人だと思うのは危険ですが、概して親切な人が多い印象です。

知的

イギリスの植民地だった歴史があるため、香港の教育レベルはとても高いです。だいたいの人が英語と広東語は話せますし、さらに日本語や韓国語、その他の言語を話せるトリリンガルの人がたくさんいます

レストランや郵便局で、広東語の説明にポカンとしていると、すぐに英語に切り替えて説明をしてくれます。

ただし、ローカルのレストランや街市と呼ばれる市場のような場所では、英語は通じないことがあります

お客様は神様じゃない

日本の接客サービスには「お客様は神様」という価値観がありますが、香港(海外)ではそうではありません。スタッフとお客様は対等、もしくはスタッフの方が優先と感じることすらあります。

たとえば、日本のスーパーマーケット等では在庫補充作業でお客様の買い物を邪魔することは決してありませんが、香港ではスタッフの作業優先です。大きなカートを商品棚の前につけてよけてくれないので、商品を見ることができません。

普通にスーパーの通路で行き違っても、スタッフはお客様に対してよけないので、客側が道を譲ることもあります。日本人の感覚では違和感がありますが、ある意味、従業員の立場ではストレスなく働ける環境なのかもしれません。

デキる女性が多い

香港人

香港では、男性と同様に女性も働き続ける共働き世帯が多いです。

女性の社会進出に関するレポートでは、香港の女性役員比率は12.4%となっており、同レポートでの日本の3.4%と比較しても、女性が高いポジションに就き活躍している社会といえます。

筆者が交流した香港人女性達も、広東語・英語・日本語を操り、日系企業でバリバリ働くキャリアウーマンや、金融関係の会社で働きながらヒーリング関連のお店を経営するための準備をしている女性など、みんな活き活きと仕事をしていました。

生活のために仕方なくという感じではなく、向上心と誇りを持って働いている女性が多いです。

遠慮しない

「遠慮しない」というと悪い意味のように捉えられがちですが、いい意味の「遠慮しない」です。

日本人はまわりに足並みを揃えることを良しとしがちで、相手の出方をみたり、相手より出すぎないようにと気を遣うことがありますよね。香港の人はそんなことありません。

たとえば、香港の人たちとカラオケに行ったときのことです。カラオケルームに着くと、自分の歌いたい曲をまとめて5曲など、たくさん入れるのです。一人の人が何曲も続けて歌うことになります。

日本だと、自分だけ歌うのは申し訳ないという意識から、なんとなく交互に曲を入れていきますよね。

そんな所に初めは少し戸惑いましたが、だんだんと居心地よく感じるようになりました。あまり気を遣わずに自分のやりたいことをやっていいんだなという空気です。

日本の、「周囲に配慮する」という文化はとても良いものですが、一方で少しだけ窮屈な面もあります。香港人と一緒にいるとのびのびとしていられます

子供に優しい

子供

香港では、レストランでも地下鉄でも、みんな小さな子供に優しいです。日本では悲しいことに、小さい子供を連れたお母さんが子供の泣き声や歓声で身を小さくしているような状況がありますが、香港ではそんなことはありません。

レストランでも地下鉄でも、みんな子供に優しい目を向けていますし、あやしてくれます。日本に比べて、子育てもしやすい場所だと思います。

中国人が嫌い

筆者が会った香港の人たちは、中国人を嫌っている人が多かったです。マナーが悪いところを良く思っていないようです。

広東語・英語・日本語は話せるけれど、中国の公用語である北京語は話せないし、学ぶも気もないと言っている香港人もいました。

一方、日本人に対してはとても好意的でした。日本の食べ物、アニメ、ドラマをはじめ、日本文化を好きと言ってくれる人が多かったです。

フレンドリー

フレンドリー香港の人たちはフレンドリーな人が多いです。

ショッピング中に急に話しかけられて「そのバッグいいわね。どこで買ったの?」と聞かれたり、香港では相席になることが多いのですが、レストランで相席した人が気さくに話しかけてきてくれたりします。日本より他人との壁がない気がします。

また、香港は日本の大阪に似ているとよく言われています。たしかに大阪のおばちゃんのように、元気で世話焼きな人が多い印象です。

まとめ

香港の人たちは日本人と違うところもありますが、基本的に日本人と似た価値観を持っていると思います。道徳的なところや礼儀正しいところは日本人と似ていて、とても親しみやすいです。

外国に行って日本とは違う国民性に触れると、日本の見方もまた変わってきます。

筆者も日本を離れてみて、日本の良いところと悪いところの両方を強く感じるようになりました。ぜひ、海外に行ったら現地の人たちとたくさん交流してみてください。考え方が多角的になるので面白いです。

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この記事を書いた人

香港、マレーシアで滞在。現在はマレーシア・ペナン島に滞在中。

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