皆さんは台湾を訪れた時に、どのようなお土産を買いますか?
台湾のお土産で代表的なのは、パイナップルケーキやお茶です。しかし、台湾で暮らしている私が日本に一時帰国する時、毎回デパートや免税店で、これらの少し高いお土産を買うわけではありません。
庶民の味方であるスーパーマーケットでも、日本に買って帰ると喜ばれるお土産が色々と手に入るのです。
日本人に贈って喜ばれる、台湾の安くて美味しいお土産を15個ご紹介します。
台湾人にも人気のお菓子
ちょっとお腹が空いた時や、みんなで食べる時に便利なのがお菓子。台湾のスーパーで手に入るお菓子は、日本人の私たちが好む味の商品がたくさんあります。
宏亞食品の「77乳加(チー・チー・ルゥ・ジャー)」
ピーナッツが混ざった甘いヌガーが、ミルクチョコレートで包まれています。「甘すぎるにも程がある!」というほどの甘さではありません。疲れている時には丁度よいと思えるくらいの甘さ。
「冷凍庫で冷やしてから、固くなったものを食べるのが好き」という人もいます。台湾で40年以上も愛され続けてきたチョコレートをぜひお土産にどうぞ。
義美食品の「夾心酥(ジャー・シン・スゥー)」
こちらの写真では、1番上に3つ並んでいる、赤(ココナッツ味)、ピンク(いちご味)、緑(レモン味)のお菓子です。サクサクのウエハースに、程よい甘さのクリームが挟まれています。
食べ始めると、美味しくて手が止まらくなってしまうほど。この他に、ピーナッツやチョコレートなどの味もあります。台湾で昔から信頼されている食品会社の、納得できる人気商品です。
聯華食品の「可樂果(カァ・ラァ・グゥオ)」
えんどうまめを原料に使用したお菓子。我が家はいつも「原味」と書かれたオリジナル味を選びます。にんにく風味がたまりません!子どもにも大人にも大好評です。ピリ辛のチーズ味や、わさび味などもあります。お好みでどうぞ。
聯華食品の「海苔堅果夾心(ハイ・タイ・ジェン・グゥオ・ジャー・シン)」
胡麻とくるみ、なつめとアーモンドの組み合わせが、それぞれ海苔で挟まれています。カリカリとした歯ざわりで、体にも良さそうなお菓子。
日本ではあまり見かけませんが、台湾では多くのメーカーが似たようなお菓子を作っています。
ちなみに日本人である私は、こちらの商品に書かれた「元本山」の文字を見ると、「日本にも似た様なメーカーがあったなぁ」と思い出します。
中祥食品の「自然の顔(ズー・ラン・ノ・イェン)」
ほど良い塩加減と、ねぎや海苔のトッピングが最高に合っているクラッカーです。過去にお土産で渡した人の中には、台湾へ遊びに来るたびに買って帰る人もいます。ビールにも合う味付けです。
味王の「小王子麺(シャオ・ワン・ズ・メェン)」
このまま食べられるスナック麺です。日本には同じような商品でしょうゆ味のものがありますが、台湾の小王子麺は塩コショウ味です。子どもにも大人にも喜ばれること間違いなし!
台湾ならではのデザートと飲み物
台湾では、体によい食材を使用したデザートが豊富です。また、台湾自慢の炭酸飲料もあります。
お土産を選ぶなら、スーパーで売られている台湾ならではのデザートや飲み物を持ち帰りましょう。地元のスーパーでは、何缶かまとまって売られていることが多いです。
「重くてこんなに持って帰れない!」という人には、コンビニやデパートの地下に入っているスーパーでばら売りされているものがおすすめです。
愛之味の「牛奶花生(ニョウ・ナイ・ホワ・ション)」
ほんのり甘いミルク味のスープの中に、固いものが苦手な人でも食べられるくらいに柔らかく煮たピーナッツがたくさん入っています。夏は冷蔵庫で冷やして、冬は温めてから食べるとさらに美味しくなります。
愛之味の「妞妞甜八寶(ニョウ・ニョウ・ティエン・バー・バオ)」
緑豆、小豆、リュウガンの干したものなど、色々な種類の具が甘く煮てあります。こちらも牛奶花生と同様に、冷やしても温めても美味しいです。
大西洋飲料の「蘋果西打(ピン・グゥオ・シー・ダー)」
台湾で昔から大人気のアップルサイダーです。国民的飲み物と言ってもよいでしょう。日本にもありそうですが、飲んだことがある人は少ないです。缶のデザインも、すごく可愛らしい!
家でも台湾気分を味わえる調味料
台湾で使われる調味料をいつものメニューに少し加えるだけで、味のバリエーションが増えます。家でも台湾気分を味わいましょう。
老騾子の「朝天辣椒(ザオ・ティエン・ラー・ジャオ)」
唐辛子の調味料です。本当に辛いので、激辛料理が平気な人でも、味見をしながら少しずつ入れてください。写真の左は小海老入り、右はにんにく入りです。
維力食品の「維力炸醬(ウェイ・リー・ザー・ジャン)」
ピリ辛味の調味料です。麺にからめたり、チャーハンやスープに入れたりと、色々な使い方ができます。緑のラベルはベジタリアン用です。なお、こちらの調味料付きのインスタントヌードルも販売されています(下記参照)。
牛頭牌の「沙茶醬(サー・ツァー・ジャン)」
こちらも同じく辛味がある万能調味料です。台湾のしゃぶしゃぶ屋さんの中には、自分でタレを作るところがあるのですが、必ずと言ってよいほどお店に置いてあります。
わが家でタレを作る時は、こちらの沙茶醬、生卵、葱、大根おろしを混ぜて出来上がり。赤は結構辛め、白は標準のピリ辛、緑はベジタリアン用です。
レベルが高いご飯の友
1人暮らしの人はもちろん、料理好きな主婦でも手抜きをしたい時があります。そんな時、あると助かるのがご飯の友。長く保存ができる缶詰は、ストックしておくのに最適です。
廣達香の「肉醬(ロウ・ジャン)」
醤油ベースでピリ辛味のミートソース。これを初めて食べた時は、「台湾のご飯の友はレベルが高い!」と思いました。何も気にせず、これをたっぷり乗せて、ご飯を何杯でも食べたいくらいです。麺との相性も抜群です。
手軽に台湾の味を楽しめるインスタントヌードル
海外に住んでいると、たまに日本のインスタントヌードルを食べたくなる時があります。逆に、日本人に台湾のものをお土産で渡すと意外と喜ばれます。
統一企業の「調合米粉(ティアオ・ハー・ミー・フン)」
塩コショウ味のスープが絶品のビーフンです。台湾の屋台で食べる麺の味を再現したような感じです。1食分がカップに入ったものも売られています。
維力食品の「維力炸醬麺(ウェイ・リー・ザー・ジャン・メェン)」
上記で調味料の一品としてご紹介した維力炸醬で味付けするインスタントラーメンです。
粉末スープをかけた麺に熱湯を入れ、待つこと3分。麺とスープを別々にしてから、付属の維力炸醬を麺にからめます。最後に麺とスープがそれぞれ出来上がるので、1度に2つの味が楽しめます。
まとめ
お土産を渡す相手や場合によっては、高級感が漂うものを選ぶ必要があります。
しかし、気心が知れた間柄であったり、お土産がワンパターンになってしまうという場合には、安くても喜ばれるお土産を台湾のスーパーで探してみるのも良いのではないでしょうか。
もちろん、自分用に買って帰るのもおすすめです。なお、水分が多いお土産を持って帰る際には服で包むなどくれぐれも注意しましょう。ぜひ、台湾でお土産を探す時の参考にして下さい。
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