フィリピンの日系企業駐在員の休日とは?常夏パラダイスでの過ごし方

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「せっかくの海外赴任です!オンとオフをきっちりと分け、それぞれの国を存分に楽しんで来てください!」

会社主催の海外赴任者向け講習会最終日。数カ国への赴任を経験しているという講師はそう締めくくり、解散となりました。

仕事人間ではありませんが、特に気の利いた趣味などない私。日本でオフと言えばたいてい家でダラダラ。フィリピンへ行ったからって人はそんなに変われるものでは、と思っていましたが……。

駐在員として4年間赴任したフィリピンでの休日をご紹介します。

※1ペソ=約2円

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フィリピン駐在員の休日1. 私以外にはゴルフ天国

ゴルフ

海外駐在員の休日と言えばゴルフ!フィリピンでもご多聞に漏れず、ほとんどの日本人駐在員が毎週末のゴルフを決まりごととしています。

社用車のトランクにはゴルフクラブセットが常備され、少しでも早く帰宅できる平日には練習場へ。日本では考えられない格安フィーを払ってプレイする週末へ向け、準備は万端です。

会社員にとって、ゴルフはプレイ以上に“社交”が重要な要素であることは言うまでもありません。営業職は、顔を覚えてもらい商談機会を獲得しようと躍起です。私のような技術職であれば話題は最新の技術動向。

ちょっと皮肉っぽくなるのには訳があります。それは、私が全くゴルフができないからです。

楽しみ方は人それぞれ

4年間のフィリピン赴任中、ずっと「なぜ君はゴルフをやらない?」というような周りの目を感じっぱなしでした。しかし、私に言わせれば「私には私の楽しみ方がある」。そうです、それぞれがそれぞれの楽しみ方をすれば良いのです。

ゴルフ目的の方には本当に天国だと思います。料金が安いのもそうですが、熟練者目線だと「ゴルフコースそのものが良い」とのこと。そして、毎週気軽にプレイできる環境で数年過ごせば……帰国後はシングルプレイヤー!そんな楽しみ方もできます。

私はその時間を別のものにかけた、ただそれだけのことです。

フィリピン駐在員の休日2. プールでバカンス気分

バカンス

ここは日本ではありません。フィリピンです。考え方を変えれば毎日が海外旅行です。「常夏のフィリピンへ行きたい!」日本には、そんな風に思っている人たちもいるのですから。

住んでいるコンドミニアムには本当に綺麗なプールがありました。それも最上階の50階に。

もちろん住人は無料で利用できます。タオルだって貸してくれます。毎週土日は、キンキンに冷えたビールをクーラーボックスいっぱいに詰めて日焼けタイムです。

メトロマニラで一番高い場所にあるのではないかというプールでプチバカンス。こんな週末って素敵ですよね。かくして4年間、松崎しげるを超える真っ黒お肌になってしまったのは言うまでもありません。

フィリピン駐在員の休日3. LCCで国内リゾートめぐり

ビーチ

フィリピンは大小7,000以上の島々からなる共和国です。人の行き来のために海空の交通網が発達するのは当然の成り行き。中でも空、つまり飛行機は驚くべき安さでの“渡島”を提供してくれています。

フィリピンで一番有名なLCCと言えば、セブパシフィック。常日頃からホームページをチェックしていると、ありえない価格で航空券が発売されることが何度かありました。

一番安く手に入れた航空券は、マニラーセブ往復1人2ペソ(約4円)。もはやタダでもいいのではないかと思える価格です。

気軽にあちこち行ける

こうして、4年間のフィリピン赴任期間中にほぼ全ての国内リゾートを制覇しました。

日本人に有名なセブ島に始まり、極上の楽園エル・ニドを擁するコロン島、世界遺産チョコレートヒルやメガネ猿を堪能できるボホール島、そして4km続くホワイトサンドビーチに大興奮のボラカイ島。

週末にそんなバカンスを気軽に味わえるフィリピンに赴任しない手はありません!

フィリピン駐在員の休日4. 東南アジア行き放題

カンボジア

国内便が発達していることは前記しましたが、国際路線も非常に多くの便がマニラ国際空港から出ています

フィリピンは、東南アジアのどの国へ行くのにも非常に便利なところに位置しています。台湾2時間、マカオ・香港2時間。タイは4時間、カンボジアは3時間。シンガポールだって4時間で行けちゃいます。

結局、私が行けなかった国はミャンマーとインドネシアだけ。それ以外はひと通り訪れ、特にカンボジアはアンコール遺跡群の厳かな雰囲気にハマり、4回も行ってしまいました。

こちらもLCCを利用すれば、どれも1万円以内の往復航空券です。日本にいるよりもずっと“外国”が近くなるフィリピン赴任なのでした。

フィリピン駐在員の休日5. カジノへGO!

カジノ

フィリピンではカジノが合法で営まれています。大型のホテルがこぞってカジノをオープンし、巨大エンターテイメントとして人々を興奮の坩堝へと誘っています。

「カジノ」と言うとギャンブル、大損などの言葉を思い浮かべますが、マカオやラスベガスと比べフィリピンのカジノは気軽にプレイできることで有名です。なぜかと言うと、大勝ちこそできないものの、非常に小さな掛け金を受け付けてくれるからです。

しかし、ナメてはいけません。

小さな夢を見に通うのもあり

私の場合、月に1度くらいのペースで行っていましたが、常に1万ペソ(約2万円)くらいは勝ち続けていました。

バカラやポーカーといったカード系のゲームができない私は、いつもスロットマシーン一択。日本のスロットとは違い自分で出目を押すことはないので、ただただボーっと眺めているといつの間にか1万ペソ。毎回そんなでした。

「大勝ちできない」と言ってもJackpodに入れば数百万円はすぐです。小さな夢を見にカジノへ行く休日も悪くありません。

まとめ~日本ではできないことをアクティブに

「楽しみ方は人それぞれ」と述べた通り、私流の楽しみ方をご紹介しました。せっかく“外国”にいるのですから、日本ではできないことを積極的にやる。

季節を感じられる日本も素晴らしいですが、常夏のフィリピン滞在は天国の日々でした。

元来、出不精であった私は、4年間のフィリピン赴任ですっかりアクティブな人間になって帰ってきました。

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