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韓国駐在員として働くには?メリットや給料など

  • 公開日:
韓国

韓国、ソウルで日系製造メーカー勤務をしている新田さん(40代男性)に韓国での仕事についてお聞きしました。新田さんは約一年前からメーカーの海外駐在員としてソウルで働いています。韓国駐在員としてのメリットから働く方法をご紹介します。

※1,000ウォン=約87円(2020年5月)

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韓国駐在準備

駐在準備をスタート

書類

韓国赴任がもともとある会社ではなく、私が会社としてはじめての韓国赴任でした。そのため韓国赴任者へ対しての規定がなく、各種手続きからビザ関係、住居、手当、引っ越し業者の選択など、ひとつひとつ会社と話し合いをしながら決めていく必要がありました。

引継ぎや決算も重なり、忙しく準備を進めることになりましたが、渡韓前にさまざまな情報が把握できたので今となっては良かったです。

韓国駐在のメリット

韓国語が堪能でなくても業務は可能

ビジネス

やはり韓国へ渡る前は韓国語が一番心配でした。韓国赴任が決定したのが赴任直前だったため韓国語を勉強する時間がほとんどなく、読みと簡単な挨拶以外は何もできないまま韓国へ渡りました

しかし韓国支社の従業員のほとんどが英語が堪能だったので、韓国語が話せなくとも赴任初日から問題なく業務が可能でした。

取引先など社外の韓国人とのやりとりも英語でおこなっていますが、スピーチを頼まれた際に、5分ほど韓国語でスピーチをしたらとても好評だったため、それから韓国語の個人レッスンを始めました。

最初は週に3回1時間ずつのレッスンを受けていましたが、現在は週1回に減らしてしまっています。早く習得したいとは思っているのですが、なかなか難しいです。

外国人だからこそビジネスを受け入れられやすい

先任者が韓国人だったため、受け入れられるかを心配していましたが、逆に外国人だからか大幅な改革をしても割とすんなり受け入れられ助かっています。

例えば出勤時間に対してですが、韓国は上下関係が厳しいので、上司より早く職場に来て、退勤時も上司が帰ってからでないと帰れないという風潮が日本よりも強いです。

そのため必要のない残業を毎日、皆がしていたので、定時での退社を徹底しました。最初は抵抗があったようですが、今では就業時間の15分後になると誰も社内にいません

韓国駐在員の給料

他の国の駐在と比べると給料は良くない

給料は基本的にウォンで支給されています。給料以外に手当がつき、さらに住居家賃、引っ越し費用などは会社持ち。それ以外が個人負担となっています。

他の国で駐在経験のある友人と比較すると、危険手当など特別な手当が少ないため日本にいる時と比べ、劇的に給料が上がるわけではないですね。先進国ですし、治安も良いのでそこは仕方がないのだと思います。

ただ家賃を負担してもらえるのは大きいです。

韓国のビジネス文化

コツコツ真面目にできない人もいる

決定権が基本的にトップにしかないので、確認事項が多いです。効率化をはかろうと、一部の決定権を部下に委ねてみたこともありましたが、しばらくしてそこでトラブルが発生。

私が確認していた頃には、人当たりも良く丁寧に仕事をしていた部下でした。しかしその時には業務内容も適当になり取引先に対しても横柄な態度をとるようになっていたそうです。

それからは時間がかかっても私がすべて確認するようにしています。確認事項が多く大変ですが、その代わり全体の業務内容を詳細まで把握できたので、その点は良かったです。

会議中の雰囲気の違い

日本だと、会議前に事前に準備をするのは当たり前ですし、決めたい内容がある人はさらに根回した上で会議に出席しますから、会議が始まった時点で既にどうなるか、道筋が見えてることが多いですよね。

それに必要最低限しか話さない人が多いので会議中は基本的にシーンとしてますよね。

しかし韓国だと準備はして来ず、その場で議論して決めてくスタイルのようです。

何も準備をして来ないことに最初は驚きましたし、その場の思いつきで提案をしてくるので行き当たりばったりにも感じますが、その代わり決まるのは早いですね。その後の軌道修正も早い気がします。

会議中は常に議論が飛び交っているので、活発な雰囲気はいいですね。

韓国駐在員のデメリット

日本から呼び出しがかかる

日本からあまりにも近いため、すぐ呼び出されます。日本出張が毎月あり、時には日帰り出張もあります。おかげで日本食が恋しくなることはありません。

日本と祝日が合わない

仕方のないことですが、韓国は基本的に祝日関係は旧暦なので、日本の年末年始やお盆の時期に休みをとれないことです。例えば年末年始は12月31日まで仕事があり1月1日のみ休み。1月2日からまた業務が始まります。

そのかわり、旧正月にあたるソルナルと旧盆にあたるチュソクは祝日が重なり連休になります。ソルナルとチュソクになると韓国人達は故郷に帰省したり、旅行に出かけます。

私もせっかくの休みだったので韓国国内の旅行をしてみたかったのですが、旅行費もハイシーズン価格だったため断念しました。

韓国駐在員の家族事情

妻も同行して来ています。他の日系の大きい会社だと婦人会というものがあり、情報を共有できて良い一面もありつつ、非常に狭い人間関係となり面倒な点も多いと伺いました。

ただでさえ慣れない環境で生活してもらっているので、そのような加入必須な集まりが私の会社にはないことは妻にとって良かったと思っています。

韓国駐在員として働いて感じた韓国人の仕事に対する意識

ビル

離職率の高さ

韓国では財閥系企業、または公務員に対して日本以上に憧れが強く、そのような会社や機関へ就職するために良い大学へ入学しようと受験戦争が毎年ニュースになるくらい激化していますよね。

公務員や財閥系企業に就職できなかった人達は就職できた人達と比べ生涯年収が1/2~1/3になるといわれています。逆に言うと公務員や財閥系企業以外には勤務先に対しての執着心が少ないので離職率は非常に高いです。

肩書が何よりも大切!

カード

役職を日本よりもはるかに重んじる文化があるため、たとえば大企業の部長より、小さな会社の社長の方が「社長」という肩書があることで上に扱われます。

弊社は小さい会社なのにもかかわらず、ほぼ全員に役職がありました。意味のないものが多く感じられたので役職を少なく、整理しようとしたら大ブーイングが起きたのでやめました(笑)

集団ランチ文化

食事

韓国は男性であっても2.3人でまとまって食事をする習慣があるため、ひとりだと入店させてもらえない食堂もあります

社内で弁当を食べているときも「ひとりで食事をしていると、部下から慕われていない人と見られますよ」と言われ、社内でランチする社員達と食事するようになりました。

皆自分の分のご飯と、ひとり1品ずつのおかず(キムチなど)を持ち寄り、おかずをシェアしています。韓国独特な文化ですが慣れると良いですね。

韓国駐在員としてかかる生活コスト

物価

フルーツ

韓国は何でも安いというイメージがあったのですが、必ずしもそうではありませんでした。例えば韓国食を食堂で食べようとすると4,000ウォンから8,000ウォンと割と安めなのですが、イタリアンなどの洋食を食べようとするとパスタが15,000ウォン~20,000ウォンと高めです。

スーパーの野菜や肉なども日本より高く、卵は10個で現在6,000ウォン程度するようです。

その代わり交通費はとても安く、タクシーも日本に比べ1/3くらいの料金ですし、KTXという新幹線のような高速鉄道(時速約270km)に2時間~2時間半程度乗っても50,000ウォン程度なので安いです。

韓国駐在員のおすすめ生活エリア

部屋

二村(イチョン)駅周辺

日本人は二村(イチョン)駅周辺に住むことが多いので、最初はそこで検討していました。子供連れの方は情報交換もできて便利かと思います。うちは子供がいないので会社の近くの江南(カンナム)エリアに住んでいます。

飲食店も多いですし、三成(サムソン)駅にはCOEXモールという映画や水族館、書店などが入る大型商業施設があります。

また、そのCOEXモールから江南都心空港ターミナルが直結していて、仁川(インチョン)国際空港と金浦(キンポ)空港の事前登場手続きができます。

そこでチェックインと出国審査、スーツケースなど荷物の預け入れもできるので身軽で空港へ行け、空港到着後も並ばずにスムーズに飛行機に乗れるので便利です。

韓国駐在員はおすすめできるのか

韓国駐在が決定してから赴任まで、時間がなかったため、不安になる暇もありませんでした。こちらに来ても新しい環境なので、毎日が真新しく充実しています

ホームステイで数か月海外で生活をしたことがありましたが、韓国で仕事をするというのは今回がはじめての経験でした。

韓国の独特な文化を感じることもやはり多々ありますが、上下関係や仕事上の礼儀作法は日本とよく似ているため困惑することは少なかったように思います。

せっかくこんな貴重な経験をさせていただいてるので、日本へ帰国した際にこの経験を活かしていきたいです。

韓国駐在員になるためのおすすめ転職エージェント3選

韓国駐在員として理想の仕事を見つけるには、転職サイトを使い、気になる求人をストックしておくことが大事です。韓国駐在を目指す方におすすめの転職エージェントをご紹介します。以下のエージェントは待遇がしっかりとした求人が多いので、不安の多い韓国駐在でも安心して利用できます。登録は3分程度、利用はすべて無料です。

韓国駐在を狙うなら、「リクルートエージェント」には必ず登録しましょう。

韓国駐在を含む海外で幅広く探すなら「Spring転職エージェント(アデコ)」、海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方は「JAC Recruitment」にもあわせて登録することをおすすめします。

転職エージェント利用のポイント

韓国駐在員の求人状況は絶えず変化しているため、時期により求人数や条件が異なります。

いざ、就職しようと思ったときに「興味のある求人」が見つからないこともあるので、希望の求人に出会う可能性を高めるためにもおすすめの転職エージェントに登録し、自分に合う求人を見逃さないようにしましょう。

まとめ

どうでしたか?韓国駐在となると不安が多くなるものかと思いますが、今回取材した新田さんは不安や不便さはそこまで感じていないようでした。他の国への駐在と比較すると生活面や文化の違いのギャップは少ないのかも知れません。

もちろん考え方や習慣の違いはあるので、時には驚くことはあると思いますが、それを含め愉しめたなら駐在生活がもっと充実したものになるでしょう。

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