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インドネシア駐在員として働くには?メリットや必要スキル、気になる給与などについて

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インドネシア

海外での働き方にはいくつかの形態がありますが、中でも一般に現地採用より待遇が良い駐在員を目指す方は多いと思います。

ジェトロ(日本貿易振興機構)によると2019年現在、インドネシアには約1,500社の日系企業が進出し、駐在員の需要も多いです。

ここでは、インドネシア駐在員として仕事をする魅力や働き方、そのために必要な能力などを、実際の駐在員経験者の記事をもとにお伝えします。各章の最後にあるリンクをクリックすると詳細を確認できますよ。

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海外駐在員とは

デスク

日本の本社から海外の子会社や関連会社、工場などにへ派遣される社員のことを「海外駐在員」といいます。派遣先がインドネシアであればインドネシア駐在員です。

これに対し、海外現地で採用される社員は「現地採用社員」と呼ばれます。

海外駐在員として働くメリット

裁量ある仕事を任される

日系企業の駐在員であれば、現地子会社の社長になったり、現地の責任者になったりすることが多いです。そのため、裁量のある立場で力を発揮し、現地スタッフをマネジメントしながら仕事を進めていくことになります。

待遇が良い

所属企業を代表して海外の子会社などに赴任するので、一般に待遇は良いです。日本での給料に加え、駐在手当や住宅の提供、外国語習得のための授業料の補助、海外旅行保険、日本帰国時の往復航空券、場所によっては危険地手当などのサポートが付きます。

貯金もしやすく、場合によっては駐在員生活で1000万円以上貯めることも難しくありません。

スキルアップにつながる

海外ではさまざまな予期せぬトラブルがあり、それを経験し乗り越えていくことでスキルアップ、キャリアアップにもつながります。

インドネシア駐在員として働くメリット

インドネシア

では、海外の中でもインドネシアに駐在する魅力やメリットは何なのでしょうか。

仕事のやりがいが大きい

インドネシア駐在員は、日本人の業務パートナーとしてとても信頼されます。そのため、日本での仕事よりも責任と役割の大きなポジションに就くことが多く、やりがいを感じながら働くことができます。

管理される立場から管理する立場になることには苦労も伴いますが、日本のような複雑な手続きや制約なしに自分の指示や提案によって大きなプロジェクトを実行することができ、成功した時の喜びも大きいです。

日本に帰国後、成果が認められ昇進する可能性もあります。

英語もインドネシア語も学べる

海外では、英語がビジネスにおける共通語になることが多く、英語力を上げるには絶好の環境です。インドネシアでもマネージャークラスなら英語でコミュニケーションが取れます。

とはいえ、現地のインドネシア人が日常的に使うのはインドネシア語。幸い、インドネシア語は世界で最も簡単な言語といわれていて、文字も英語と同じアルファベットなので、英語と同時にインドネシア語も勉強することができます

生きた言葉を学べるのは、海外で働き、暮らすからこそのメリットです。

生活しやすい

過ごしやすい気候

インドネシアといえば暑いというイメージがあると思います。確かに、気温は年間を通して30度程度ですが、日本の夏のような蒸し蒸しする暑さではなく、湿度は低いです。朝晩は気温も下がり、とても快適です。

また、インドネシアでは花粉症が発症しないようで、実際に日本で重度の花粉症に悩んでいたにもかかわらず、インドネシアではアレルギーの症状が出なかった人もいます。

物価が安い

経済発展が進んでいるとはいえ、インドネシアの物価は日本に比べるとまだまだ安いです。

例えば、ローカル食堂で食事をした場合は1食100~300円程度、500mlペットボトルは20~70円程度、タクシーは初乗り70円程度です。

充実した食文化

インドネシア料理はもちろん、日本や中国、韓国、インド、シンガポールなど、様々な国の本格的な料理を手頃な価格で楽しむことができます。

インドネシアはイスラム教徒が多い国ですが、レストランには、イスラム教で禁じられている豚肉やお酒もあります。

また、インドネシアはコーヒー豆の産地としても有名。仕事中にはおいしいコーヒーを飲んでリフレッシュすることができます。

多彩な休日の楽しみ方

1年を通して温暖な気候であり、世界遺産を含む観光スポットも多いことから、マリンスポーツや旅行を楽しめます。また、様々なゴルフコースがあり、駐在員に多いゴルフ好きの方も不自由することはありません。

インドネシア駐在員として働くデメリット

インドネシア

メリットがあればデメリットもあるのが世の常。インドネシアにはどのようなトラブルの可能性があるのかも知っておきたいところです。

常に激しい交通渋滞

人口が多く、公共交通機関が整っていないインドネシアでは、車やバイクが一般的な移動手段。そのため、道路はいつも大渋滞します。混んでいなければ車で30分ほどの道のりが1~2時間かかることも珍しくありません。

特に駐在員の場合、一般的には会社支給の車で通勤することになるため、ひどい渋滞に巻き込まれると、昼近くにようやく出勤できたという事態になる可能性もあります。

インドネシアで働き生活するなら、移動の度に混雑状況を考慮しなくてはならないことは覚悟しておいた方がよさそうです。

過激なデモ

インドネシアでは、集団で道を占拠しての激しいデモ活動が行われることがあります。

国民の大多数が信者であるイスラム教を侮辱する言動があった時のほか、労働者に対し会社が大きな不利益を与えた場合などは周辺企業の労働組合組織がまとまって会社に押し寄せ、敷地内でデモ活動をしたりもします。

日本人駐在員として、会社の敷地内に警察官を配備したり、撃退用の放水車を準備したりすることが必要になるかもしれません。

お祈りが仕事に優先

イスラム教では、1日に5回お祈りをすることが義務付けられています。お祈りは仕事に優先するため、ローカル社員が始業や会議などに遅れることは当たり前。お祈りが何よりも大事なことは分かっているので注意もできません。

事前にお祈りのことを考慮して余裕のあるスケジュールを立てる必要があります。

インドネシア駐在員に求められる能力

ミーティング

会社の代表となる海外駐在員に選ばれるためには、他の社員よりも秀でたものがなければなりません。仕事で結果を出すのはもちろん、自主的に英語の勉強を続けTOEICのスコアを上げるなどの努力やアピールが必要です。

ここでは、それに加えてインドネシア駐在員になるために必要なスキルと、実際に赴任してから求められるスキルを具体的に見ていきます。

就労ビザ取得のための「有益」な知識

インドネシアでは、国の成長にとって「有益」な外国人と判断されなければ就労ビザが発行されないケースがあります。国にとって有益ではない外国人に許可を与えることで自国民の仕事が奪われるという発想です。

では、何が「有益」かというと、まず大卒であればローカルスタッフを指導するにあたり十分な知識を有していると見なされます

大卒ではない場合には何か一つ、仕事に関連した資格を持っていると有利になる可能性が高いです。また、日本での一定の勤続年数があり、その職務に熟練していることも「有益」と判断される材料になるようです。

インドネシア語力

先にも述べましたが、インドネシア人が日常的に使うのは英語ではなくインドネシア語です。生活にはもちろん、マネージャークラス以下のスタッフとの会話にもインドネシア語が必要です。言葉ができなければ、日常生活も仕事もより困難になります。

インドネシア語は難しくなく、5年間の駐在でミーティングまでできるようになった人もいます。その気になればすぐに習得できるので、赴任が決まればすぐに勉強を始めましょう。

幅広い仕事がこなせるスキル

コストがかかる海外駐在員は何人も派遣できるわけではありません。そのため、インドネシア現地では日本人駐在員が少なく、必然的に日本で行っている業務以外もこなす必要が出てきます。

例えば、営業なら商品販売後のアフターサービスまでこなしながら経営にも携わったり、工場勤務なら製造現場の管理だけでなく品質管理、工程管理を掛け持ちで担当したりします。

インドネシア駐在員を目指すなら、現在の仕事にプラスαの知識を身につけることを意識しましょう。

部下を叱る際の冷静さ

一般に、インドネシア人はプライドが高く、人前で怒られることを嫌います。そのため、頭にくることがあっても常に冷静でいなければなりませんが、これは相当に根気のいることです。

怒るのではなく、何がいけないのか、何を改善してほしいのかを具体的に説明して説得することを心がけましょう。

どうしても叱る必要がある時には感情的にならず、皆の前ではなく個室で話すのがベターです。

部下に対する気さくさ

プライドが高い反面、とてもフレンドリーなインドネシア人。いったん仲良くなれば一気に距離が縮まります。

おしゃべりで、一人よりも群れでいることを好む人が多いため、部署に関係なく食事に誘ったり、休憩時間を一緒に過ごしたりしてみましょう。

すると、だんだん彼らとの距離が近くなり、信頼関係ができてきます。すると彼らの方でも、会社のためにやってやろうという気持ちが強くなり、仕事の質も上がるのです。

日本では部下との付き合いが苦手だという人も、頭を切り替えてインドネシア人の懐に入ってみると、仕事がやりやすくなる可能性が高いです。

インドネシア駐在員の給料・手当

お金

前述したように、海外駐在員は給与を含む待遇が良いことが多いです。ここでは、2人のインドネシア駐在員の例をご紹介します。

例1:日系企業(化学工業)勤務、30代

役職は生産工場アドバイザー。ローカルスタッフである部長と同等の権限を持つ日本人駐在員です。

  • 月給:約38万5600円(海外赴任手当・海外役職手当含む)
  • ボーナス:あり(日本の支給基準に従う)
  • 昇給:あり(日本の支給基準に従う)
  • 通勤手当:運転手付き専用車支給(車とドライバーの休日利用も会社負担)
  • 言語学習費用:100時間まで全額会社負担
  • 一時帰国費用:年2回まで全額会社負担

この方の貯金は月約20万円。節約すればもっと貯められるかもしれません。

例2:日系企業(製造業)勤務、30代

ポジションは営業責任者。ローカル営業スタッフの管理も行いながら経営にも携わる日本人駐在員です。

  • 年収:約1000万円(月給約60万円+ボーナス)
  • 住宅手当:会社が家賃全額負担
  • 通勤手当:運転手付き専用車支給
  • 家族手当:家族用の車とドライバー支給、現地日本人幼稚園・学校の授業費は全て会社負担

月給のうち、約25万円をインドネシアで、残りの約35万円は日本の口座で受け取ります。家賃負担がないため、貯金もしやすいそうです。

インドネシア駐在員の求人の探し方

ミーティング

海外駐在員の求人を見つけるには、日系の大手転職エージェントの利用がおすすめです。例えば「リクルートエージェント」や「JAC Recruitment」には、海外駐在員を募集している求人が多数あります。

製造業や商社、IT関連は日本人の技術やビジネスマナーを必要とする場面が多いので、常にどこかで募集があります。製造業では生産管理、品質管理、メンテナンス部門など、商社だと日系企業向けの営業などの求人があります。

年収の相場は500万〜1200万円です。

ただし、海外駐在員枠は競争率が高いのでスピード勝負になります。今から転職サイトに登録しておき、気になる求人をストックしておくと良いでしょう。これだけで年収が100万円以上違ってくることもあります。

おすすめ転職エージェント

駐在員を募集しているのは大手企業がほとんどです。ローカルの転職サイトに求人が出てくることはあまりありません。信頼できる大手サイトを使い、海外駐在員の座を勝ち取りましょう。

インドネシア駐在員のタイムスケジュール

スケジュール

インドネシアで働く駐在員はどんな一日を過ごしているのでしょうか。ジャカルタ近郊に住む営業職の駐在員の例をご紹介します。

6:00 出発

運転手付きの会社支給の車で通勤します。会社までは高速道路を利用して約60キロ。世界一といわれるくらい渋滞がひどいため、朝は大体1時間半~2時間かかります。

8:00 出社

会社に到着後、まずはメール確認からスタート。時差の関係で、出社する頃には日本からの連絡事項がたくさん届いています

その後は一日のスケジュールを確認し、メールの返信や社内書類の処理などを行います。

9:30 顧客訪問開始

一日に平均4件訪問し、午前中に2件、午後に2件というパターンが多いです。

昼食は日本食レストランやファーストフードのテイクアウトで済ませますが、インドネシアはイスラム教徒が多く、お祈りのためにドライバーがいなくなってしまうこともあるため、それに合わせて食べる時間を調整します。

17:00 帰社

戻った後は、一日の受注金額、売上金額を確認し、見積や業務日報などその日中に終わらせておかなければいけない仕事をこなしていきます。

午後7時ぐらいには切り上げて帰途につきます。

21:00 帰宅

帰りもドライバーが運転する車ですが、行きよりも渋滞がひどく、2時間~2時間半かかります。事務所で終わらなかった仕事を車内で片付けます。

自宅に着くと週に2回、マンションのジムに通い、お風呂、夕食の後、午後11時半~午前0時半に就寝します。

リモートワークも可能

営業職の場合、毎日出社しなくても、カフェや情報共有ソフトを活用すれば直行・直帰のリモートワークも可能です。

以下の記事では、「スターバックス」「Salesforce」「Skype for Business」をキーワードに、インドネシア駐在員が場所を選ばない働き方を紹介しています。

インドネシア駐在員の休日の過ごし方

ゴルフ

働くとなれば、仕事以外の時間も大切です。インドネシア駐在員はどんな休日を過ごしているのか見てみましょう。

一般的な過ごし方はゴルフ

駐在員の多くが週末はゴルフをします。特に、単身赴任や独身で特に趣味がない場合は8割の駐在員がゴルフに行くと言っても過言ではありません。

周辺に遊ぶ場所がないと必然的にゴルフをすることになり、インドネシアで始める人もいます。

早朝からスタートして午前中には終わり、ゴルフ場で食事をした後はまっすぐ帰宅したり、マッサージを受けて帰ったりと様々です。

趣味を楽しむ

大小含め数多くの島があるインドネシアでは、日本に比べると格安でダイビングを楽しむことができます

また、野球やサッカー、バスケットなど駐在員が運営している日本人チームがあり、レベルに合わせて参加できるほか、プロサッカーリーグを観戦することもできます。

家族帯同ならモール巡りが主流

ジャカルタの場合、子供を連れて市内にたくさんあるモールを巡ったり、モールの中でランチをしたりというのが一番多い過ごし方です。公園や観光地が少なく、また移動は車やタクシーになるため、休日にできることは限られています。

遊べるところが少ないというのが、ジャカルタ駐在の多くの家族の不満です。

まとめ~ライバルの一歩先を行く行動を

インドネシアはまだまだ発展が見込まれる勢いのある国。駐在員としての好待遇もさることながら、成長のエネルギーを肌で感じながら働けることは、大きな魅力といえるでしょう。

繰り返しになりますが、海外駐在員ポストは競争率が高いです。勝ち抜くためには、駐在先で求められる具体的なスキルを見極め、それを磨く努力を続けることが大切です。

また、転職エージェントをうまく利用し、良い求人を見逃さないこともポイントですよ。

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