海外で駐在員として働いてみたい!と思う方がこの記事を読んでいるのではないでしょうか。今回は海外駐在員になる方法について、私の実体験と他のケースを踏まえてお話しさせていただきます。
海外駐在員になるのには2つのケースがあります。それは自ら望んで駐在員になるケースと、駐在員になる気はなくても会社から指名されてなるケースです。
ここでは能動的、自ら進んで海外駐在員になる方法について紹介します。私の場合は「海外で働きたい、そして高い給料が欲しい」と思い駐在員になり、インドネシアに約5年、タイに1年の計6年赴任しています。
次は密かに中国の駐在員をターゲットに見据えて、タイで仕事をしています。
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海外駐在員とは
海外駐在員
海外駐在員とは、日本国内の企業や団体などから海外に派遣されて勤務する人のことです。彼らは海外の事業拠点や関連機関に駐在します。彼らの仕事は、地域のビジネス開発、マーケティング、営業、技術サポートなど様々です。
海外駐在員は、企業のグローバルなビジネス展開に大きな貢献をすることが期待されますが、挑戦的な仕事やリスクも伴います。海外駐在員は、異文化や異なる言語、習慣、法律などに適応する必要があり、海外でのキャリアアップや新しい経験を得ることができます。
現地採用
現地採用とは現地企業、または現地日系企業からの直接採用される雇用形態です。
現地採用は国や仕事を自由に探せるため自由度が高い一方で、給料は現地水準になります。また現地の雇用規則や習慣に従う必要があり、現地語や文化の理解も重要なポイントとなります。
海外駐在員のメリット
海外駐在員とは、日本の本社から海外子会社へ派遣される会社員のことです。また、海外の現地で採用される社員のことを「現地採用」と言います。
裁量ある仕事を任される
日系企業の駐在員の場合、現地子会社の社長になったり、現地の責任者になったりする場合が多いです。
そのため、裁量のある環境で自分自身の力を発揮し、現地スタッフをマネジメントしながら仕事を進めていくことになります。
待遇が良い
給料や待遇も良く、海外で力を発揮してみたい、海外で働きたい、でも現地採用は生活に不安があるという方におすすめなのがこの駐在員なのです。
スキルアップに繋がる
海外ではさまざまな予期せぬトラブルがあり、それを経験し乗り越えていくことで、スキルアップ・キャリアアップにも繋がります。
30代、40代、50代は海外駐在員を狙いやすい
近年では日系企業の海外進出により、海外経験やスキルのある人材が求められるようになっています。30代、40代、50代は海外駐在員を比較的狙いやすいです。30代は基本力をもとに次のキャリアアップへ。40代、50代は今までの経験を活かして管理職へ。
逆に20代から海外駐在員になるのは難易度が高いです。
グローバルな視点で物事が見れる
海外駐在員は、異なる文化や国際的なビジネス環境と接触することができます。これにより、国際的な視点が身につきます。
海外駐在員として働くことは、個人のキャリアアップだけでなく、企業にとっても大きなメリットがあります。
国際的な視点を持った社員は、国際的なビジネスシーンでの対応力や理解力が向上します。これは、企業のグローバルな競争力の向上につながります。
マネジメント能力の向上
海外での仕事には、異なる文化やビジネススタイルとの共存やコミュニケーション、人的リソースの管理などがあります。これらの課題を乗り越えることで、マネジメント能力が向上していきます。
また、国際的な環境でのリーダーシップ力を養うことができます。
異なる文化やビジネススタイルに適応しながら、国際的なチームを統率することが求められます。これは、マネジメント能力に対する高い要求であり、海外駐在員として働くことで養われると考えられます。
海外駐在員のデメリット
駐在先の国や期間は基本的に選べない
駐在先の国や期間が基本的に選べないというデメリットがあります。これは、多くの企業が海外駐在員を配置する際には、ビジネス上のニーズに応じて駐在先を決定します。このため、個人の都合や希望に沿った駐在先を選ぶことはできません。
例えば、ある企業がアジアに進出するために、日本人のエンジニアをシンガポールに駐在させることが決定されました。この場合、エンジニアはシンガポールに駐在することが決まりますが、希望する駐在先であるマレーシアやインドネシアに駐在することはできません。
また、駐在期間も基本的に決定されており、海外駐在員自身が希望する期間を選ぶことはできません。
本社と現地で板挟みになる
現地でのビジネス状況や文化の違いなどにより、本社と現地の調整が難しくなり、両者の意見が一致しないことが原因となるからです。例えば、現地での課題を本社に伝えようとするが、本社側が理解しない場合などです。
このような場合、現地で働く海外駐在員は、本社と現地の間でのトラブルや誤解などを解消するために大変な労力を費やすことになります。
最短で海外駐在員になるには
海外駐在員になるまでの期間 | |
勤務先の企業で辞令が出るまで待つ | 1~6年間程度アピールを続ける。 |
駐在員募集の企業へ転職する | 転職後、1ヶ月〜半年程度で駐在員になれる場合が多い。 |
現地採用から駐在員へ雇用契約の変更 | 仕事でアピールを続け、運がよければなれることも。 |
駐在員募集の求人へ応募
転職サイトを見ていると、入社後3ヶ月、日本で研修した後に海外の子会社へ出向するものや、入社後1ヶ月で海外勤務になるなどの求人を見かけることがあります。
一番早く海外駐在員になるのであれば、初めから海外駐在員を募集している企業に転職するのが、海外就職するまでの時間が短縮できるのでおすすめの方法です。
では、どのように海外駐在員の求人を見つければいいのでしょうか。
大手の転職エージェントを利用
やはり、大手の転職エージェントがおすすめです。JAC Recruitmentやリクルートエージェントの求人を確認してみましたが、海外駐在員を募集している求人が多数ありました。海外駐在員枠は競争率が高くなるので、スピード勝負になることが多いです。
将来的に……と考えていても、今から転職サイトに登録しておき気になる求人をストックしておくと良いでしょう。これだけで年収が100万円以上違ってくることさえあるのです。
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※ビズリーチで良いオファーを待つなら、職務経歴書を詳細に書くことをおすすめします。
まずは仕事探しから海外駐在員への就職・転職活動が始まります。
駐在員案件は大手企業がほとんどです。ローカルな転職サイトに求人が出てくることはほとんどありません。「海外駐在に強い転職エージェント・おすすめサイト!転職を成功させるコツも解説」もあわせてチェックしてみましょう。
信頼できる大手サイトを使い、海外駐在員の座を勝ち取りましょう。
海外駐在員になるために海外に子会社がある会社へ転職する方法
すぐに海外駐在員の求人を勝ち取れなくても、海外就職を諦める必要はありません。次の作戦は、海外に子会社のある企業へ転職することです。
現在は海外に子会社がなくても将来設立する可能性がある会社も中にはありますが、それでは不確実なので、やはり現在海外に子会社がある会社を選ぶのが無難です。
海外に子会社がある企業を選び、海外駐在員になるために準備し、海外へ派遣してもらうという方法を取りましょう。
海外駐在員として何が必要とされているかリサーチする
海外駐在員枠として採用されれば、駐在はほぼ確定されます。しかし海外に子会社のある企業へ転職し、将来的な駐在を希望しても簡単に行けるものではありません。まずは、その子会社でどういった人材が必要とされているかリサーチしてみましょう。
例えば、販売子会社の場合は営業や経理の人材が必要で、調達や企画、製造の業種はあまり必要とされていません。よって、営業や経理のスキルを磨くことが近道です。
逆に製造会社の場合は、もちろん営業や経理も必要ですが、それよりも製造の現場に精通した人がより重要になってきます。
このように、
- 海外駐在員を募集している会社の求めているものを考える
- 転職先の会社の子会社がどのような会社か調べる
ということが大事になります。
私の場合は元々営業職で採用され、海外の販売子会社に駐在員が多く赴任していることが分かっていました。よって営業という条件は備えていたので、あとは抜擢されるための工夫をしました。
所属企業から海外駐在員に抜擢されるには
自社から駐在員になるには時間がかかる
海外に派遣される駐在員は、会社の代表として海外に派遣されるので、何か秀でたものがなければいけません。
私の場合は営業成績で結果を出して社内へアピールするのはもちろん、自主的にTOEICの学習を続け、定期的に公開テストを受講して点数を会社に報告することで語学力を数字にして提示し、いつでも行けますよということをアピールし続けました。
結局目標が叶うのに6年かかかってしまいましたが。
とにかくすぐに海外駐在員として働きたい方は、JAC Recruitmentやリクルートエージェントを利用して駐在員を募集している求人にエントリーしてみましょう。
他の会社で海外駐在員になった方のケースでは、毎年1年に1回全社員に、
- 現状の仕事に満足しているか
- 海外勤務可否
- 配置転換希望の有無等を確認する面談
などがあり、その場で海外で働きたいという希望を表明して認めてもらい、実現した方もいます。
とにかく、自ら望んで海外駐在員になりたい方はまわりの従業員より何か秀でたものがあることが必要で、それを会社にアピールすることが大事です。
海外駐在員になれば給料・待遇はアップする
海外駐在員は日本の企業を代表して、海外の子会社や関連会社、工場、駐在員事務所などに出向くことになります。
日本企業の海外駐在員の待遇
出向(海外駐在)の際は、
- 海外の住居費用
- 日本との往復航空券
- ビザ取得費用
- 海外勤務手当
- 危険地域手当や海外医療保険
など、出向に関わるすべてを会社が手配します。
日本の給料にプラスして、海外で生活するための駐在手当や住宅の提供、外国語習得のための授業料の補助、海外旅行保険、日本帰国時の往復の航空券、場所によっては危険地手当などのサポートがつきます。
給与に加えて手当も補助され、リッチな海外生活を送ることができます。日本に帰ったら貯金がびっくりするくらい貯まっていたという人もいます。
目安の年収
年収500万円〜1,200万円程度の求人が多い印象です。企業によっては1,000万円〜1,500万円にて募集しているところもあります。
今までの経験やこれからの人生設計を考えながら、仕事を探してみましょう。また、貯金もしやすく、駐在員生活で1,000万円以上貯めることも難しくありません。
給料の振り込み先も「日本の銀行口座」と「海外の口座」に分けられるので、奥さんにバレないようにこっそりへそくりを貯めている駐在員の方もいます。
その他の方法で海外駐在員になる方法
それはずばり現地採用です。現地採用は、日本の本社の面接プロセスが不要で、現地の人材紹介会社に登録して求人がある企業を紹介してもらうのが一般的です。
この場合、2つのパターンがあります。
- 1つ目は海外駐在員枠として現地で採用される
- 2つ目は現地採用としての採用から日本採用の駐在員に切り替えてもらう
ただ海外で働きたいというだけで現地の企業が採用してくれることはありません。やはりここでも企業が必要としているスキル・経験を持っていることが条件になります。
現地採用から駐在員になるまで
ただし、念頭に置いていただきたいことがあります。現地採用の場合、日本の本社から駐在員として赴任する場合よりはるかに収入が少ないということです。本社から派遣されてくる駐在員は日本の給与額に海外赴任手当が支給されるので、この合計額と現地採用での給与を比較すると30%から50%は変わります。
またボーナスも日本の会社から支給されるわけではなく現地の会社から支給されるため、駐在員と比べるととても少ないです。給与の優先順位より、早く海外で働きたいという方は現地採用の社員を目指しましょう。
待遇や給料がしっかりしているところで働きたいという方は海外駐在員を狙いましょう。
海外駐在員になりやすい業界
海外駐在員になりやすい業界としては、コンサルティング業界、IT業界、マーケティング業界、工業業界、製薬業界が挙げられます。これらの業界は、グローバルなビジネス展開が求められるため、海外駐在員が不可欠なポジションとなっています。
- 自動車業界
- 商社
- コンサルティング業界
- IT業界
自動車業界
自動車業界は特に需要が高く、海外駐在員になりやすい業界と言えます。
自動車業界は、グローバルな市場で活躍することが求められます。海外市場のニーズやトレンドを把握し、製品の開発や販売を行うために、地域に根ざした専門知識やビジネススキルが必要です。
トヨタ自動車は、アジア、ヨーロッパ、アメリカなどの世界各地に生産工場や販売拠点を持っています。これらの地域では、地域に根ざした知識やビジネススキルを持った海外駐在員が活躍しています。
商社
商社は海外とのビジネス関係を構築・維持するために駐在員を派遣することが一般的です。また、商社は多様な産業・業界との交流が求められるため、海外駐在員は多様な経験を積むことができます。
コンサルティング業界
コンサルティング業界では、グローバルな視点やビジネスマインド、国際的なコミュニケーション能力が求められることが多いです。
具体的には、コンサルタントが海外のクライアント先に派遣されることがあります。海外での課題解決やビジネスの誘致、新規事業開発などを行うため、海外駐在員としてのさまざまな能力が求められます。
また、海外での課題解決力やビジネスマインド、国際的なコミュニケーション能力を身に付けることで、キャリアアップにつながることもあります。
IT業界
グローバルなビジネス環境が拡大する中、外資系企業はもちろん、日本の企業も国際的な競争力を強化するために、海外での事業展開を推進しています。
その一環として、オフショア開発を行うことで、コストの削減や技術力の向上などを図るとともに、海外市場の開拓も図ります。
海外駐在員に必要なスキル
語学力
海外駐在員として働くために、語学力は欠かせません。なぜなら、駐在先での日常生活やコミュニケーション、ビジネス上のやりとりにおいて、相手の意思やニーズを正確に理解し、自分の意思やアイデアを正確に伝えることが求められるからです。
例えば、駐在先の国での仕事上のミーティングやプレゼンテーションでは、自分の意見やアイデアを正確に伝え、相手の意見やアイデアを正確に理解することが重要です。このような状況では、語学力が低いと、意思の疎通がうまくいかず、ミスマッチや誤解が生じる可能性が高くなります。
それ以外でもたとえば、
- レストランでのオーダー
- 薬局での薬の説明
など、日常生活においても語学力が求められます。
コミュニケーション力
海外駐在員として働く上で、コミュニケーション力は欠かせないスキルです。なぜなら、異なる文化や言語環境の中で、仕事上や日常生活においてのコミュニケーションをスムーズに行うことが求められるからです。
その理由としては、異なる文化や言語環境において、慣習や価値観が異なるため、コミュニケーションにおいて誤解やトラブルが起こりやすいという点が挙げられます。
また、コミュニケーションにおいては、相手の意図や考えを正確に把握することが重要であり、このような能力もコミュニケーション力に含まれます。
専門知識
業務遂行に当たって、現地の状況や文化、ビジネス習慣に適応して仕事を行うために必要な知識やスキルが必要です。
具体例としては、海外駐在員としてマーケティング業務を行う場合、現地市場や消費者の嗜好などに応じたマーケティング戦略の策定が求められます。
また、法務業務を行う場合は、現地の法律や法規制に精通し、適切なアドバイスを行うことが求められます。
柔軟性
海外駐在では、異なる文化、環境、ビジネススタイルに適応することが求められますが、柔軟性があればこれらに適応することが容易です。
まず、海外駐在員が抱える課題の一つに、カルチャーショックがあります。異文化に馴染むことは簡単ではありませんが、柔軟性がある人は異文化に柔軟に対応することができます。
また、様々なビジネスパートナーやステークホルダーとの調整や調停が必要となります。これらに対応するためにも柔軟性が必要となります。柔軟性があることで相手の意見や考え方に対して積極的に聞き入れ、妥協することができるようになります。
主体性
海外駐在員に必要なスキルとして、「主体性」が挙げられます。
この主体性とは、
- 海外での仕事において自分自身で行動する力
- 責任を持って行動すること
- 問題解決能力
などを意味します。
海外で生じるトラブルや問題に対応することが求められます。そのため、主体性を持って問題を解決することが求められます。
海外での課題に対して自分自身で解決策を見つけ、実行することが必要です。
例えば、コミュニケーションのトラブルなどがあった場合、自分自身で解決策を見つけ、コミュニケーションを再開することが求められます。また、新しいビジネスチャンスを見つけ、自分自身で交渉をすることも重要です。
海外駐在員としては、自分自身で行動する力、責任を持って行動することが求められます。主体性を持つことで、海外での課題に対して自分自身で解決することができるようになります。
熱意
海外駐在員に必要なスキルとして、熱意が挙げられます。
これは、海外駐在員が長期的に海外で生活することによって多様な課題に直面することがあり、熱意を持って課題に取り組むことが必要になります。
熱意を持って取り組むことで、海外駐在員は自分自身のスキルアップを図ることができます。
例えば、海外駐在員が異文化とのコミュニケーションに熱意を持って取り組むことで、言語スキルの向上や文化の理解を深めることができます。また、熱意を持って課題に取り組むことで、仕事に対するモチベーションも高まり、より高いパフォーマンスを発揮することができます。
海外駐在員として熱意を持って取り組むことは、長期的なキャリアアップにもつながります。
熱意を持って取り組んでいることが企業にとって魅力的なポイントとなり、キャリアアップのチャンスが増えることもあります。海外駐在員として、熱意を持って課題に取り組むことが大切であることが明らかです。
海外駐在員になるために今からできること
英語力
英語を日常的に使うことから始めてみましょう。英語のニュースや映画、ドラマ、書籍などを読んだりすることが効果的です。
さらに、英語のテストであるTOEICやTOEFLなどの資格を取得することも大切です。
TOEICならまずは800点以上を目指してみましょう。これらの資格は、海外駐在員としてのキャリアアップに向けた一歩です。
現職で結果を出す
現職での結果を出すことが必要な理由は、海外駐在員としての能力を示すことができるからです。
企業は海外駐在員に対して高い期待をしています。そのため海外駐在員に求められる能力を発揮し現場での成果を上げることが求められます。
- プロジェクトの成功に向けた積極的な取り組み
- チームメンバーとのコミュニケーションのスムーズな運営
- 海外ビジネスパートナーとの信頼関係の構築
これらは、現職での成果を上げることで、海外駐在員としての能力を示すことができます。また、これらの成果は、将来海外駐在員になるための評価指標となります。
転職エージェントに登録しチャンスを伺う
海外の日系企業の「海外駐在員」になるためには、現職で結果を出すことも大切ですが、転職エージェントに登録しチャンスを伺うことも欠かせません。これは、海外駐在員になるために必要なスキルや経験、能力だけでなく、各社のニーズや候補者のマッチングも重要な要素となるからです。
具体的には、各社が求める海外駐在員の人材像が異なる場合があり、現職で経験を積んでいても海外駐在員になれない場合があります。これをカバーするためには専門の転職エージェントの支援が必要となります。
「海外駐在に強い転職エージェント・おすすめサイト!転職を成功させるコツも解説」もあわせてチェックしてみましょう。
海外駐在員を目指すなら転職エージェントを活用し、求人情報を集めつつ、最適な求人にアプローチしていくことで海外駐在員になれる可能性が高まります。
まとめ
海外駐在員になるには、駐在員を募集している求人に応募することが最速です。
まずは駐在員求人を探しましょう。もし、現在働いている会社に駐在を狙うライバルが多く、すぐに海外駐在員になれなければ、海外に子会社のある企業に転職です。
高待遇の駐在求人は競争勝負になります。一歩早めに動き出せばライバルに勝てます。
- すぐに海外で働きたいなら転職する
- 自社に駐在枠があるなら狙ってみる
海外駐在員になるには
海外駐在員の案件は絶えず変化しています。駐在員を狙うなら転職サイトに登録が必須です。特に日系大手の案件は大手の転職サイトにしか出てきません。
海外駐在員求人はスピード勝負なので、まず登録し、気になる求人情報をストックしておくことが大事なのです。
登録3分程度、利用は無料です。登録したからといっても、面接や必ず転職しなければならないということはありません。
将来的に考えている方は、試しに登録しておくと良いオファーが届くかもしれません。
- LHH転職エージェント(全世界から幅広く求人を探す)
- リクルートエージェント(未経験から幅広く求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
- ビズリーチ(職務経歴書まで入力してオファーを待つ)
※ビズリーチで良いオファーを待つなら、職務経歴書を詳細に書くことをおすすめします。
転職成功者のほとんどが上記サイトを利用しています。いい条件のスカウトが来た時だけ転職するなどして、自分の可能性を広げましょう。