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タイのバンコクで働く!国際結婚とともに始まった海外転職先でのOL生活

バンコク

サワディカー!(タイ語でこんにちは)

2015年にタイ人の夫との結婚が決まり、日本からタイへ引っ越してきました。現在、バンコクで働いています。

学生のころから海外に住むことに憧れていたものの、10代の私が思っていた「海外」というとアメリカやヨーロッパで、毎日パンやステーキを食べながら青い目、ブロンドヘアーの人々と暮らすイメージ。まさか東南アジアに住むことになるとは予想もしていませんでした。

ここでは、私のバンコクへの転職についてご紹介します。

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目次

バンコクへ来る前は日本で忙しいOL生活

ウォーターフロント

結婚前は、日本の広告代理店に勤務していました。県外への出張も頻繁にあった上、時期によっては深夜まで仕事することも。年を取ったらこの働き方は難しいだろうな、とぼんやり考えるようになっていました。

癒しは、当時の彼(今の夫)に会いにタイへ旅行すること。1年に2、3回は訪れていたバンコクは、日本食も日本の生活用品も簡単に手に入り(ちょっと高いですが)、日本生まれ・日本育ちの私にはとても住みやすい街です。

行く度にタイと私の距離はどんどん縮まり、バンコクで生活するイメージはどんどん膨らんでいきました。そしてついに結婚が決まり、移住を決意します。

タイで働くための転職活動

タイの遺跡

生活するとなると、もちろん仕事は必須!日本にいる間にバンコクでの仕事情報を探し始めます。

タイの転職エージェントのホームページなどで求人情報をチェックしていましたが、なかなか希望に合った条件のものはありませんでした。

タイ語ができないと仕事は限られる

特に私はタイ語が話せないので、選択肢も限られてきます。英語はある程度できるため、英語のみで可能な仕事を探さなければなりませんでした。

もちろん、職種によってはタイ語も英語も必要ないものもあります。日本語のみで仕事をしている人もバンコクにはたくさんいます。しかし私の場合、タイへかなりの長期にわたって住むことが予想されるので、ある程度仕事への希望は通しておきたいというのが本音。

とはいえ、そろそろ希望条件をあきらめてできる仕事を探さないと、と思っていたときに、現在働く会社からオファーをいただきました。

人脈を使った就活が一般的

タイでの仕事を探し始めた当初から、夫やその家族の知り合いを通して希望に合った職がないか聞いてまわっており、そのオファーも夫の家族からの紹介によるものです。

タイでは、知人の紹介という方法が日本よりも一般的に行われている感覚があります。使える人脈はとことん使う、といったところでしょうか。

今からタイで就職活動する方は、私には参考にならない話と思われたかもしれません。しかし、現在はタイ在住の日本人も7万~8万人といわれています。あなたの人脈を駆使して、何かしらタイに関係のある方を探してみてはいかがでしょうか。

もし知り合いがタイにいるなら、その方をつてに仕事がないか聞いてみるといいでしょう。一般のエージェントを介した紹介よりも希望が通ることが多いです。

無事にタイでの転職先決定

こうして転職活動は比較的スムーズに進んだので、日本の会社を辞めてからブランクなくタイで働けることになりました。実際には、ビザの取得待ちで3か月ほど空白期間ができてしまったのですが。

タイで働いてよかったこと

バンコクの夜景

今、私が働いているのはタイの通信企業です。職場の同僚はタイ人が95%で、アメリカ人やその他の国の人もちらほらといった具合です。日本人はいません。

自分の時間を持てるようになった

タイで仕事をしてみてよかった一番のことは、やはり自分の時間を持てるようになったことでしょうか。終電ギリギリまで残業する日本人と東南アジアの人々とは、仕事に対する感覚が違うであろうとは思っていました。

もちろん、タイ人にも仕事が大好きな人、身を粉にして働いている人もたくさんいます。しかし、みんなが一番大切にしているのは自分の時間や家族と過ごす時間。そんな風に感じることが多いです。

これまでできなかったことを楽しむ

自分の時間を持てるようになってからは、ずっとやってみたかったことに挑戦しています。日本にいたときから興味があった着物の着付け教室やタイ語教室、そしてジムにも通ったりしています。

週末は夫と近隣諸国のラオス、香港、カンボジアなどを旅行。バンコクは空港も市内から近く、気軽に外国旅行に行けるのです。

仕事に専念できる

また、タイの会社で働いて驚いたことが、各フロアに専属のメイドさんがいることです。彼女がフロアの掃除やコーヒーの準備、いらない書類のシュレッダー作業などをしてくれます。

日本の会社で働いているときは、若手社員が朝のコーヒーの準備をしたり、上司のコピーを取ったり、掃除したりしていました。こういった雑用が本来の業務の妨げになることも多々ありました。

また、雑用をうまくかわしていく同僚なんかもいたりして、人間関係のギクシャクにもつながっていたような……。

働きやすい環境

とにかくタイでは、そういった作業がゼロとまではいいませんが、間違いなく90パーセントはなくなったように感じています。

業務が立て込んでいるときにそういった雑用を気にしなくていいというのは、特に日本人にとって最高の環境といえるのではないでしょうか。

タイは日本人にとって働きやすい国

海外で働くことにいろいろと不安はあると思いますが、私は日本で働いていたころよりストレスがだいぶ減りました。また生活面でも、個人的には日本と変わらないか、ある部分では日本よりも便利に感じています。

同じアジア人ということもあって、タイ人はとりわけ日本人には優しいと感じることが多いです。最近は韓国エンタテインメントブームがタイでも長く続いており、韓国人の方が人気と感じることもありますが。

海外で働いてみたいけれど、欧米には行く勇気がない……。そんな方には特にタイをおすすめします。

まとめ~ポジティブになれる環境

バンコク

国際結婚をきっかけにタイに住み始めた私は、とんとん拍子で転職も決まり、ストレスフリーな生活を送っています。

今後、子供ができたりするといろいろと生活スタイルも変わってくるでしょう。もちろん不安なことも多々ありますが、タイ人の「マイペンライ(タイ語でなんとかなるさ)」気質を私も真似して、ポジティブに生きていこうと思います。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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