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タイで働くワーキングマザーの一日って?仕事4割、子育て6割の日々

タイ

私はタイで英語教師をしています。アラフォー+シングルマザーであり、ワーキングマザーでもあります。現在、土日を中心に語学学校で働いていて、生徒さんはほぼ全員タイ人です。2歳から大人まで教えています。

時々インターナショナルスクールに通う日本人の生徒さんに教えることもあります。平日は語学学校から派遣されて、小中高等学校で授業をすることもあります。また週に1度、看護学校でも英語を教えています。

小さい子どもがいるので、今は少し仕事をセーブして長時間拘束される仕事はしていません。そんなタイで働く私の1日のタイムスケジュールを紹介します。

目次

7:00AM:起床

だいたいいつも起床は7時です。目覚ましは使いません。なぜならばタイは朝から太陽ギラギラ、朝日がまぶし過ぎて自然と起きてしまうからです。息子ももっそりと起きてきます。

7:10AM:息子の朝食とお弁当の用意

サンドイッチやシリアルなど時間と材料に合わせて、さっと息子に朝食を用意します。朝に仕事のない日は同時進行で洗濯機を回します。

冷蔵庫の残り物をかき集めて、自分の朝食用のお弁当、余裕があれば昼食用のお弁当も作ります。息子は給食なので、お弁当はいりません。

8:00AM:息子を学校まで送り、そのまま出勤

トゥクトゥク

身支度をして、まだ食べ続ける息子を急かし、家の前で待つトゥクトゥクに乗り込みます。公共交通機関も運転免許もないので、毎日トゥクトゥクを利用しています。

スクールバスがないので毎日息子の送り迎えが必要です。息子を校門の前で降ろし、私はそのまま看護学校へ出勤です。

8:45AM:看護学校へ到着。一息ついてゆっくり朝食?

やっとゆっくり落ち着いて食事をするつもりですが、毎回通りかかる生徒さんに「何食べてるの?」「おいしい?」と次々質問され、返事をしながらあまり落ち着かない朝食をとります。

9:15AM:授業の準備とフリータイム

食事の後は授業の準備です。生徒さんに配るプリントのコピーをとったり、授業の流れを確認したりします。授業内容に沿ったアクティビティーやゲームも考えます。残った時間はメールをチェックしたりニュースを読んだりして過ごします。

10:00AM:授業開始

授業の始まりです。1クラス40人。生徒さんは15歳から30歳くらいまでの看護学校の学生です。

この日の授業テーマは、「病気やけがの症状を英語で説明してみよう!」です。ふだんは英語を全く使わない生徒さんたちが、カードやゲームを通して耳慣れない言葉を必死で覚えます。

基本的に授業はすべて英語で行いますが、授業についていけない生徒さんもいるので、つたないタイ語で説明を加えます。途中10分の休憩をはさみ、授業は2時間続きます。

12:00PM:ゆったりランチタイム

カオマンガイ

ランチはお弁当を家から持っていったり、近くのお店でテイクアウトしたりしています。

学校の周りにお店がいくつもあるのでいろいろ試してみたい気持ちもあるのですが、外がとても暑いのでいつも最寄りの食堂でカオマンカイやガパオライスをテイクアウトし、デザートの甘いタイミルクティーを買って学校に戻って食べます。

お昼休みがたっぷり1時間あるので、昼食後は学校のスタッフとおしゃべりしたり、読書をしたりして午後の授業が始まるまで過ごします。

1:00PM:午後の授業開始

午後の授業の始まりです。朝とは違うクラスの生徒さんたちを教えます。授業内容は同じです。

朝と同じことを教えるので、改めて準備するものはありませんが、午後の授業は少し注意が必要です。昼食を終えて、睡魔が襲ってくる頃です。授業もテンポよく、説明は短くして、アクティビティーやゲームを取り入れて進めていきます。

3:00PM:仕事終了!息子のピックアップ

仕事を終え、再びトゥクトゥクに乗り込みます。3時半に息子の学校が終わるので、学校に直行です。トゥクトゥクの中で夕飯を何にしようか考えます。

4:00PM:急いでおやつ、そしてスイミング教室へ

帰宅早々、息子にスイミング教室の準備をさせ、おやつを食べさせ、息つく暇なく家を出ます。スイミング教室は家から徒歩5分ほどのところにあるので、息子はタッタカと軽やかに、私はゼイゼイと小走りしながらプールに向かいます。

この日は久しぶりに晴れ。月の半分くらいは大雨でキャンセルになるので、晴れの日はとっても貴重なのです。

4:30PM:息子のスイミングを見学

小走りでやって来たものの、時間通りに来る人は誰もいません。始まって45分経つ頃にやっと全員揃います。一度家に戻るときもありますが、特別な用事がない限り息子の泳ぎっぷりを見学します。

週に2回、1回1時間半先生について習います。習いに来る子どもたちは2人だったり5人だったり、日によって変わります。年齢も2歳から、時には大人まで一緒に習います。息子は水泳を習い始めて2年目。今年は背泳ぎと平泳ぎに挑戦しています。

6:00PM:帰宅と夕食の準備

帰宅して、息子がシャワーを浴びているうちに夕飯作りです。仕事のある日はメインを1品と常備してあるおかずの組み合わせです。この日は白身魚のムニエルを焼いている間に、作り置きしてあった野菜たっぷりドライカレーを温めます。

6:30PM:夕食

なかなか食事に集中できない息子をたしなめながらの夕食です。夕食が終わって、洗い物が済んでも、息子はゆっくりゆっくり食べています。毎日しびれを切らしていますが、変わる様子はないようです。

7:00PM:息子に勉強を教える

1日で一番忍耐力が試される時間がやってきました。息子に漢字や算数を教える時間です。

教えることが仕事で、自分の生徒さん達には極めて冷静に教えられるのですが、なぜか自分の子どもにはそれができません。穏やかに優しく教えられる日を増やしていきたいです。

8:00PM:シャワータイムと本の読み聞かせ

勉強が終わり息子が遊んでいる間に、私はシャワーを浴びて、翌日の準備をします。歯を磨いて寝る用意ができたら、日本語の本を息子に読みます。日本語に触れる機会がほとんどないので、読み聞かせはなるべく欠かさないようにしています。

9:00PM:息子を寝かせて、1人の時間を楽しむ

息子を寝かせた後は、私の自由時間。たいていSNSをしたり、動画を見たりして過ごします。動画に夢中になり、深夜を越えることもたまにあります。

11:00PM:就寝

できるだけ11時までに寝るようにしています。寝る前に窓を閉め忘れないようにします。夜中に大雨が降ることが多く、窓を閉め忘れると、翌朝吹き込んだ雨でベタベタになってしまうからです。

それから最後に虫除けスプレーを部屋にシュッとしてベッドに入ります。

まとめ

私の場合は一般の会社勤めではないので、1日の勤務時間も短いです。その分、子どもと向き合う時間をたっぷりとることができます。

しかし、子どもが大きくなるにつれてお金もかかるので、いずれはフルタイムで働くつもりでいます。当面はこのペースで仕事を続けつつ、子どもの成長を楽しんでいきたいです。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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