世界的に人気の観光地として知られるバンコク。日本だけでなく、あらゆる国から旅行者が訪れます。
多くの人を惹きつけてやまないそんなバンコクを観光地ではなく仕事をする国として選択する人もいます。その一人である私は、タイの首都バンコクで働き始めて3年以上が経ちました。
バンコクは、実にさまざまな人種が集まっている国際都市です。実際にバンコクで働く私から、この街で仕事と生活をする魅力をお伝えします。
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バンコクで働くには
バンコク概要
バンコクは東南アジアの中心地であり、経済の成長と国際的なビジネスの拡大が著しい場所です。多くのグローバル企業がバンコクにオフィスを設けており、海外から働きに来る人々に多様な雇用機会を提供しています。
以下、バンコクで働くための基本情報をご紹介します。
ビザと労働許可
働くためには、まず非移民ビザ(Non-Immigrant Visa)を取得する必要があります。
そして、ビザを取得した後、タイの雇用主があなたのために労働許可証を申請します。これらは法的にタイで働くための必須条件です。
言語
タイの公用語はタイ語ですが、ビジネスの世界では英語が広く使われています。したがって、英語のスキルは非常に重要であり、タイ語を学ぶことも生活の質を上げるために有益です。
業界と職種
バンコクはIT、金融、不動産、観光、ホテル業界など、多くの分野で成長しています。これらの分野での経験があると、求職者にとって大きなアドバンテージとなります。
給与と生活費
バンコクの給与は役職、経験、業界によりますが、一般的に生活費に対してリーズナブルです。ただし、生活費は地域やライフスタイルによって大きく変わるので、移住前によく調査することをお勧めします。
文化
タイ人は非常にフレンドリーで親切な人々で知られています。
また、タイの文化は深い敬意と礼儀を尊重することで知られています。新しい環境に適応するためには、地元の文化と習慣を学ぶことが重要です。
バンコクで働く魅力1. タイ語を学んでトリリンガルになれるチャンス
海外就職して、日本とは異なる仕事の進め方に戸惑ったというのはよく聞く話ですよね。バンコクではそれに加えてもうひとつ、言葉がストレスになる方が多いようです。
バンコクでは、現地企業はもちろん、日系・外資系企業でもタイ語がメインというのが一般的です。英語を理解し話せるタイ人は、私の印象では3割ほどです。
つまり、日本人がバンコクで働く場合は日本語、英語、そしてタイ語の3つの言語が必要だということです。
タイ語が苦手という方には最初はストレスかもしれません。でも、毎日タイ語をトレーニングできるというのは、日本国内の職場ではなかなかないことです。
トリリンガルになって可能性を広げるチャンス!これは、バンコクで働く魅力のひとつだと思います。
バンコクで働く魅力2. 生活費が安くゆとりある暮らしを満喫
バンコクでは衣食住にかかる費用が全般的に安く、安いだけでなくクオリティも高いです。日本で暮らすよりも余裕とゆとりを持って生活できる、これも私がバンコクに惹かれるポイントです。
家賃が安い!
まずは、生活費の中で比重が大きい住居。
バンコクではコンドミニアムやアパートが主で、首都バンコクであれば日本円で月35,000円ほどで満足できる部屋が見つかります。例えば、駅から徒歩10分、約30平米、家具付きのワンルームといった物件がよりどりみどり!
もちろん、一等地にあるような物件であれば日本並み、もしくは日本以上の家賃となりますが、そういった場所を選ばなければ一般的には家賃は安い!と言えるでしょう。
食費も安い!
ぜいたくをしなければ食費も抑えることができます。外食でも1食150円程度、安くておいしいタイ料理にいやされる毎日です。
たまには日本食を食べたいという時もありますが、バンコクには日本の食材や食品を扱う高級スーパーも数多くあり安心です。ただし、日本や海外のものは輸入品なので非常に高いです。外食でも、日本食やタイ食以外をチョイスすると1食1,000円ほどです。
でも、日頃がぜいたくなしの節約生活であれば、たまにはそんな日があってもいいですよね。
そして衣類も安い!
安いといえば衣類も同様。Tシャツ1枚約350円ほどで品質に問題がないものを購入できます。
東南アジアの国なので冬がなく、冬服を購入する必要がないのもコストダウンのポイントですね。
安いとはいえ、デザインもすてきなものばかり。低価格でも思いっきりファッションを楽しんでいます。
バンコクで働く魅力3. 気軽に国内・国外旅行してストレス発散!
日頃のストレス管理には、やっぱり休日の旅行!日本では費用やお休みの関係でなかなか行くことができませんでした。
バンコクには2つの空港と3つの大きなバスターミナルがあり、国内他都市へのアクセスが良いです。また、飛行機や長距離バスの値段も日本と比べるとずいぶん安く、ホテルも非常にリーズナブル。
山が好きな人、海が好きな人、温泉が好きな人、それぞれに楽しめる場所がバンコクにはあります。
また、近隣国に旅行しやすいのも魅力のひとつ。マレーシア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、カンボジアなど週末2日間でもゆったり訪れることができます。日本からは少し遠いインド、スリランカ、ネパールなどへも気軽に足を延ばせます。
まとめ~大変でも得るものは多い
海外で働くことは簡単ではありませんが、実際に働いてみて得るものも多いのだと実感しています。自己成長につながる経験ばかりの毎日です。
バンコクでは、日本人はまだまだ少数派です。ここでの生活は、日本人に囲まれて働き暮らす毎日とはまったく違ったものです。
そんな中、ストレス管理は働く自分を支えるための重要なポイント。仕事とプライベートのバランスを取りやすいのもここバンコクの魅力だと思います。
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