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タイのプーケットで日本人が必要とされる職種とは?プーケットのメリットも解説

プーケット

タイのリゾート地プーケットには、年間を通していろいろな国からの観光客が訪れます。もちろん日本人も日本の連休を中心に多くなります。

日本人の観光客の場合、日本語での対応を求められることが多いので、さまざまな場面で日本人のスタッフが必要となっています。ここでは、プーケットで日本人が必要とされている職種をご紹介したいと思います。

※1タイバーツ=約3.48円

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目次

プーケットで働くメリット

海がきれいなダイバー天国

水中リング

プーケットは海に囲まれたリゾートアイランドです。ダイビングの仕事から始めた私にとって、プーケットの海の美しさはここで働きたいと思うようになった一番の理由です。

近郊のダイビングスポットへはもちろん、少し遠出して世界的にも有名なダイビングスポット、シミラン諸島にも行くことができます。透明度が10メートルを超える海で気軽にダイビングを楽しめるのは、ダイバーにとっては最高です。

もちろんダイビングをしなくてもプーケットには各地にビーチがたくさんあるので、きれいな海を楽しむことができます。

親切なタイ人に助けてもらえる

花

タイといえば微笑みの国という言葉で象徴されるように、タイ人はにこやかでとても親切です。私がプーケットで働き始めたときもこのタイ人の親切さにとても助けられました。

家探しから家賃交渉まで

最初は交通手段もなく家を探すのも大変だったのですが、まだあまり親しくなかった職場の同僚たちがみんなで手伝ってくれました。

仕事が終わった後や貴重な休日も私の家探しにつきあってくれて、とても感動したことを覚えています。

また、外国人が家賃の交渉をしても相場より少し高めの料金となってしまうことがあるのですが、タイ人の同僚が値段交渉も引き受けてくれたため、安く契約することができました

安心して生活をスタート

バイクの交通ルールや公共料金の支払いなど、日常で必要なことは同僚や友人、さらにはその家族までが親身になって教えてくれたり手助けしてくれたりしたので、特に困るようなこともなく生活をスタートすることができました。

「これはタイ語ではこうやって言うんだよ」など、日常生活でよく使うタイ語も教えてもらいました。

ストレスフリーな職場

タイ人は規則でがんじがらめにされることを嫌います。それは職場でも同じです。日本のように、あれこれと細かい決まりはあまりありません

時間に対するゆるい感覚

タイ人は日本人に比べると時間にルーズです。正直、最初の頃は待ち合わせに遅れてきても全く反省していないタイ人にちょっとイライラしてしまうことがありました。

しかし、数ヶ月暮らして慣れてくるとそれも気にならなくなり、逆に出勤時間や帰宅時間の変更に柔軟に対応してくれるのでとても良いのではないのか!と思うようにすらなりました。

例えば、「今日は子供の学校でイベントがあるから少し遅れます」などというときも、繁忙期でなければ全く問題なし。

また、子供の具合が悪くて休んだり早退したりするときも、誰も文句を言うことなく「早く帰って子供の面倒を見てあげてね」と声をかけてくれるので、後ろめたい思いをすることなく帰宅できます。

気が向いたらおやつタイム

私が働いていた日本の職場では、就業中に何か食べたりすることは禁止でした。しかし、タイの職場ではお腹が空いたらみんなおやつを自由に食べていておどろきました。

お菓子屋やフルーツ屋もオフィスに売りに来るので、みんな自由に買っています。

ランチの時間も日本のように特に決められてないので、お昼頃になるとそれぞれ食べ始めます。時間制限もない職場が多いようです。

通勤地獄から解放される

日本に住んでいるときは毎日、東京を満員電車で通勤していました。とてもストレスだったのですが、プーケットに来てからはそのストレスからすっかり解放されました。

プーケットにはそもそも電車はありません。公共の乗り物といえば、ソンテウと呼ばれるバスのみです。住み始めた頃は交通手段がなかったのでソンテウで移動していましたが、混み合うことはほとんどありませんでした。

しばらくしてバイクでの通勤となり、とても快適になりました。現在は車での移動ですが、リゾート地として知られるプーケットなので窓から見える景色は最高です。

もう日本の満員電車には戻れません。

物価が安い

食べ物

タイは物価が安く、日本人からするととても暮らしやすい国です。外国人は一般のタイ人より給料も高いので、現地でもらうお給料だけで十分豊かに暮らすことができます

リーズナブルな家賃

家賃も安く、ワンルームのアパートだと月3,000バーツから5,000バーツ(約9,000~15,000円)で見つけることができます。

私は最初、ダイビングのスタッフ仲間と2LDKの家をシェアしていましたが、家賃月6,000バーツ(約18,000円)を3人でのシェアだったため月2,000バーツ(約6,000円)ととても安く抑えることができました。

今はコンドミニアムも多く建設されていて、プールやフィットネスジムが併設されているものでも月8,000バーツから15,000バーツ(約24,000~45,000円)で借りることができます。きれいな部屋に住みたい人にはコンドミニアムがおすすめです。

格安で楽しめるおいしい食事

近年、タイ料理は日本人にもなじみのあるものになってきましたが、現地で食べるタイ料理はさまざまなハーブやスパイスをふんだんに使用しているので本当においしいです。

そして何より、安く食べることができます。屋台や食堂で食べれば1食50バーツから100バーツ(約150~300円)で済ませることができます。

世界中の多彩な料理が味わえる

さまざまな国から人が集まるプーケットでは、タイ料理以外にもイタリア料理、中華料理、インド料理のお店もたくさんあり、そのほかにも韓国、ドイツ、ベルギーなど様々な国の料理を食べることができます。

そのほとんどがその国から来た人が調理しているため本格的で、タイ料理に比べると値段は高くなりますが、日本で食べることを考えたらとてもリーズナブルです。食べることが好きな私にとっては最高の場所です。

※1バーツ=約3円(2019年2月現在)

多国籍の友人ができる

ビーチ

プーケットは世界中から観光客が訪れるだけでなく、働く人の国籍も多種多様です。タイ人の友人ができるのはもちろんですが、日本では知り合うことのできないような国の人と接する機会がたくさんあります。

特に私がダイビングショップに勤めていたときは欧米人のスタッフが多く、フランス人やドイツ人、スイス人などと毎日海に出て、仕事が終わるとみんなでビーチでのんびりしたり、食事に出かけたりして交流を深めました。

韓国や中国、ネパールやシリアから来た友人もいて、日本にいては知り得ない各国の話を聞く機会も多いです。様々な国から人が集まるプーケットで働くことができて良かったと思います。

プーケットで就職するなら旅行会社の日本人対応スタッフ

オフィス

最も引く手あまたな職業

プーケットで観光客が最も必要とするのは、旅行会社の日本人スタッフではないかと思います。

プーケットにはさまざまなツアーやアクティビティーがありますが、どのツアーもタイに本社がある会社の主催となり、ガイドは英語や中国語がメインです。ですので、日本人スタッフがいると安心ですよね。

ツアーを予約するには現地の旅行会社で直接お願いすることも可能ですが、滞在日数もあまり長く取れない日本人の観光客はだいたいのスケジュールを決めてからいらっしゃいます。

ですので、インターネットなどで日本人スタッフと日本語でやり取りしてツアーを決めることが多いようです。

英語とタイ語は社内連絡で必要

行程の予約時間外でもツアー参加中のトラブルなど、ガイドと送迎以外の日本人のお客様の対応は全て日本人スタッフが行います(タイでは外国人がツアーガイドや送迎などのタクシー業をすることは禁じられています)。

プーケットで日本人向けのツアーを開催しているのは、タイ人経営と日本人経営の旅行会社です。

タイ人経営の会社ですと、英語やタイ語などでスタッフとコミュニケーションを取らなくてはならないので、業務をする上で困らない程度の語学力が必要となります。

日本人経営の会社でもタイ人スタッフは必ずいますので、日常会話程度の英語かタイ語ができたほうがいいでしょう。資格や学歴などは特に重視されません。

お給料の相場は15,000バーツから20,000バーツほどです。

プーケットで就職するならホテルのゲストリレーション

ホテル

日本人以外の対応も求められる

ホテルのゲストリレーション(日本でいうコンシェルジュのような役割です)もプーケットで人気の職種です。大型のリゾートホテルや、日本の旅行会社とツアー提携しているホテルには、だいたい日本人のゲストリレーションが勤務しています。

ホテルの仕事は、日本人のお客様がいればその対応がメインとなります。しかし、ホテルには日本人以外の国のお客様もおり、特に日本人が少ない時期はそちらの対応もすることになります。

ですので、ゲストリレーションとして働く場合は日本語以外にも英語が必須となっています。

ステップアップで昇給の可能性も

資格などはなくても就職は可能かと思いますが、観光専門学校のホテル学科などを卒業していれば、就職に有利かと思います。

お給料の相場は20,000バーツから30,000バーツほどです。ホテルの場合、ステップアップしていくと60,000バーツから80,000バーツほどまで昇給も見込めます。

ホテルでの就職を考えている方は「海外のホテルで働くには?就職する方法、メリット・デメリットも徹底解説」もあわせてのチェックがおすすめです。

プーケットで就職するならダイビングショップ

ダイビング

ダイバーでなくても募集することも

プーケットは海に囲まれたリゾートアイランドですので、マリンスポーツのアクティビティーも豊富にラインナップされています。特に人気なのはダイビングです。

ダイビングショップでは、お客様に安全にダイビングツアーに参加してもらわなければなりません。基本的にはダイビングのプロライセンスを持っていることが就職の条件ですが、まれに事務や受付などの内勤を募集していることもあります。

プロライセンスを持っていなくても、取得を目指してショップで研修生として学びながら働くことも可能です。

ダイビングの公用語は英語

お客様は日本人だけというお店が多いですが、ダイビングツアーに利用するボートにはさまざまな国籍の人が乗り合わせるため、公用語は英語です。

ボートのキャプテンはタイ人ですし、ボートのリーダーもタイ人か欧米人となるため、タイ語と英語が必要です。

お給料はお店によってかなり変わってくるのですが、最低でも15,000から20,000バーツの基本給が見込めるでしょう。

ダイビングの仕事は、担当するお客様の数でお給料がプラスされることもあるので、忙しい時期は40,000バーツから60,000バーツになることもあります。

プーケットで就職するならスパの受付やコース説明スタッフ

タオル

スパは日本人の女性にも人気のアクティビティーです。さまざまなコースが用意されているため、コースの説明や受付を担当する日本人スタッフがいるスパも多くなってきています。

旅行会社と同様で、対応するのはほとんどが日本人のお客さんだけですが、タイ人スタッフとのコミュニケーションのために日常会話程度のタイ語と英語が必要です。

お給料の相場は20,000バーツ前後です。

プーケットで就職するなら<番外編>こんな職業も

ウェディング

ウエディングコーディネーター

リゾート地でウエディング写真を撮る人や結婚式をする人が増えています。現地での式場やカメラマン、ヘアメイクの手配などをするウエディングコーディネート会社にも日本人スタッフが多くなりました。

基本的には未経験者でもOKですが、日本での経験があると有利です。

日本食レストランのスタッフ

最近のタイでの日本ブームも手伝って、プーケットに住む日本人やタイ人向けの日本食レストランが増えています。日本人がオーナーとなって営業していたり、日本人のマネジャーなどを採用しているお店もあります。

病院の通訳

比較的規模の大きい総合病院やデンタルクリニックには日本人スタッフが駐在しており、海外旅行保険の手続きや診察の際の通訳を担当します。ただし、この職業は専門用語を駆使する高い語学力が必要です。

不動産仲介のスタッフ

日本人在住者や長期滞在者向けにコンドミニアムや家を仲介する会社もあり、日本語で対応するスタッフを募集しているところもあります。現地まで車で移動することがほとんどですので、車かバイクの運転免許証が必要です。

まとめ

観光地のプーケットでは、やはり観光客向けのサービス業の募集が多いです。

旅行前からお客様とメールでやり取りしたり、現地でも電話や直接お会いしてお話しすることが仕事の中心となる職業がほとんどなので、人と接することが好きな人にはぴったりの場所だと思います。

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この記事を書いた人

タイ・プーケットピピ島にてダイビングショップ勤務や日本人部門マーケティングマネージャー、旅行会社経営など。

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