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NYでファッションの勉強をしているRさんにインタビュー!

  • 公開日:
ファッション大学に通うRさん

今回はニューヨークのファッション大学に通うRさんにお話を伺いました。おしとやかな雰囲気のRさんですが、やはりニューヨークで生活している人の経験談は一癖も二癖もあります。

特に、外国人と触れ合う機会が多いほど、良くも悪くも日本では考えられない体験ができるようですね。学校にルームメイト、買い物をするときなど、ニューヨークらしい多種多様なお話を聞くことができました。

それではどうぞ!

インタビューした場所

待ち合わせ場所はマンハッタン、ヘラルドスクエア付近のコリアタウンにあるCaffé beneです。

Caffé bene

Caffé bene

カフェベネのマップ

念願のパーソンズ美術大学に進学

James Nogami

ニューヨークで何をしていますか?

Rさん

パーソンズ美術大学(Parsons School of Design)でファッションデザインの勉強をしています。2017年の5月に来て、あと残り1年いる予定です。

James Nogami

日本でもファッションの勉強をしていましたか?

Rさん

本格的にはしていませんでした。付属の高校から進学した大学にファッションの学部がなかったので、代わりに外部の学校で夜間や週末の講座を受けていました

大学ではコミュニケーションデザインと文学を専攻していました。組織戦略といって、組織の中でどんな行動や心がけをしたらモチベーションを上げて業績を伸ばせるかというものです。

James Nogami

どうしてファッションに?

Rさん

高校のときからやりたくて、パーソンズの存在も知っていました。親に相談したら、日本の大学を出た方が将来のためになると言われ、それに従いました。

大学を卒業したらパーソンズに行こうと想像していて、現実的に考え始めたのは2年前(ニューヨークに来る1年前?)でした。

James Nogami

パーソンズを選んだ理由を教えて下さい。

Rさん

高校生の頃にニューヨークで生活していて、この場所が凄く好きでした。人が多くて遊ぶ場所も多く、東京と似ているところが気に入っています。

親に勧められたイギリスの学校も考えていたのですが、住み慣れているアメリカでまた生活したいと考えたのと、パーソンズの方針が合っていると思いました。

入学試験や準備について

James Nogami

進学するために準備していたことは?

Rさん

大学で英語の授業を取ったり、英会話のクラスに行ったりしていました。あとはパーソンズの情報を集めていました。ビザの書類の準備など、手続きが大変で時間がかかるので、留学を考えている人は早めに準備をした方がいいと思います。

James Nogami

入学試験はどんなものでしたか?

Rさん

大学卒業資格を持つ人が受けられるAASというコースを受験しました。これは私の予想ですが、大学卒業資格が必要なので受験者数が少なく、比較的受かりやすいと思います。

英語の試験、それからエントリー希望書に志望理由などをまとめて提出しました。ターゲットの顧客層をイメージしたコラージュの製作も課題でした。

James Nogami

学校ではどんな授業がありますか?

Rさん

人体に合わせてどのように布を切るか、ということをいつも考えています。他にはファッションヒストリーやデザインプロセス、必須科目として英語があります。

James Nogami

もし受からなかったらどうするつもりでしたか?

Rさん

就職するつもりでした。パーソンズを卒業したらやはり就活しようと思っています。縁があればニューヨークで働きますが、おそらく日本で働くと思います

Caffé-beneのスイーツ

お勧めできない高校での寮生活

James Nogami

高校時代も留学をしていたのですか?

Rさん

こちらの大学付属高校に3年間通いました。大学受験をするよりもその方が合っていると親は思っていたようで、親の誘導に乗せられて選びました。

James Nogami

アメリカの高校が日本の大学の付属というのは不思議ですね。高校時代の経験は今の生活に活きていますか?

Rさん

英語ですね。普通の高校生よりは英語を勉強していました

James Nogami

というと、あまり英語は使わなかったのでしょうか?

Rさん

日本人ばかりの学校で、寮生活だったので、日本人としか会話しませんでしたから、外国人の友達は全くいませんでした。規則で、週末以外はマンハッタンに行けず、学校の敷地内か、周辺地域にしか出かけられませんでした。

ニューヨークにいる意味があまりないので、おすすめはできません。

衝撃的なルームメイト

James Nogami

学費や生活費について教えて下さい。

Rさん

学費は高過ぎて忘れてしまいました。ファッション学校でしたら、FIT(Fashion Institute of Technology)の方が安くて、日本人の学生も多いらしいです。

パーソンズは世界3大ファッション学校として知られていて、有名なデザイナーさんが多く学んでいました。なので高い学費を払ってでも来る価値はあると思います。

生活費はひと月2,500ドルくらいです。マンハッタンのアッパーイーストの部屋、シェアルームで一人1,400ドルになります。家賃以外では食費が主ですね。

James Nogami

アルバイトをしていますか?

Rさん

いいえ、親に援助してもらっています。お金は大事です。やはり親に援助してもらっている人が多いようです。そもそも学生ビザで来ている人が働いたら違法になってしまいます。隠れてやっている人もいますが、私は怖くてできません。

James Nogami

そうですよね。ルームメイトとの関係はどうでしょうか?

Rさん

始めは学校の寮で、少し潔癖性の中国人と一緒でした。私も綺麗好きなので、部屋とバスルームを代わり番こで掃除したり、一緒に料理したり、お互いに好きな食べ物をお土産で持って帰ってきたりと、仲良く生活できました。

次に引っ越した先ではまた中国人と一緒になりましたが、全く反対でかなり汚い人でした。

絨毯の部屋なのに髪の毛や食べカスがたくさん落ちていて、キッチンを使った後に掃除しない、自分のゴミを捨てに行かない。おまけに彼女自身もシャワーを浴びている形跡があまりないという、語るのも嫌になるような人でした。

極めつけは、お湯でふやけたインスタント焼きそばが何故か絨毯の上に落ちていて、2日経っても放置されていたので私が掃除しました。

Caffé-beneのスイーツ

日本とニューヨークの違い

James Nogami

日本とニューヨークの違いはどんなところで感じますか?

Rさん

男尊女卑が少ないですね。日本でインターンをしていた時、女の子はお酌をしなくてはいけない、意見を主張しない方がかわいいという雰囲気がありました。そうしろとは言われないけれど、そうしたほうが可愛がられる社会だと感じました。

ニューヨークではお前は男だ女だと言うと差別的だという理由で干されます。女らしい女じゃなきゃいけないというのがないので、こっちの方が楽です。ゲイだからとか、年齢もあまり関係なく人と接することができていいですね。

James Nogami

生活していて思うことは?

Rさん

日本の方が安全で清潔です。ある一定層の民度が高いと言いますか、最低ラインが高いのでしょう。アメリカは格差が激しいように思います。

James Nogami

不便なところは?

Rさん

とにかく手続きが大変です。パスポートを持ち歩きたくないのでニューヨークのIDを発行しようとしているのですが、オフィスの人の対応が適当なんです。

どうすればいいかを聞いても雑な答えが返ってきて、別の受付の人に聞くと全然違うことを言われました。

James Nogami

逆に生活しやすいという面は?

Rさん

コミュニケーション面、人付き合いです。実際はどうか分かりませんが、みんな平等で対等な雰囲気があり、気軽に話し掛けてくれます。

道が分からなくてもその辺の人に聞きます。日本では人に道を聞くことに勇気がいりますが、ここでは相手も気軽に聞いてくるから自分も聞きやすいです。道端でいきなり「お前の服いいな」と褒められたときは驚きました。

恋愛でのカルチャーショック

James Nogami

勉強だけでは疲れるかと思いますが、どんな遊びをしていますか?

Rさん

あんまり遊んでいません。日本人の友達は少ないです。ミートアップや掲示板を使ってようやく知り合いが増えてきたところです。

ミートアップもそうですが、オンラインを通じて人と実際に会う事に関してのハードルは、日本よりも低いと思います。

James Nogami

出会い系アプリなどはその筆頭ですね。恋愛に関する話になりますが、男性とはどのように出会いますか?

Rさん

友達に連れて行かれたホームパーティーで今の恋人とは出会いました。出会い系アプリなどを使うのはこちらでは普通のようですが、私は使ったことがありません。

日本ではクラブに行っていたこともありますが、一緒に来てくれる友達がいないのでまだ行けていませんね。

James Nogami

恋人の方はクラブに行くことを許可してくれるのですか?

Rさん

友達と一緒に遊ぶことに寛容ですね。カルチャーの違いを感じます。中国人だからなのか、友達関係の繋がりが深いみたいです。女友達と腕を組む、手を触るというようなボディタッチが当たり前のように行われています。

始めの頃はそれに嫉妬して食って掛かったりしていましたが、今では慣れました。彼からすると面倒な彼女でしたね。「ただの友達じゃん、何で信用してくれないの」って思われていました。

James Nogami

アメリカ人の恋愛に対する姿勢はどうですか?

Rさん

アメリカだなと思ったエピソードが1つあります。GNCというサプリメント関係のお店に入ったら、メキシコ系のアメリカ人店員にLINEの交換を求められて、営業かと思ったらデートのお誘いが来ました。

「店でナンパはしないほうがいいのでは?」と思いました。日本だったらお店の評判が落ちるからあり得ないです。

James Nogami

他の人の恋愛を見てどう思いますか?

Rさん

ゲイの友達はかなり遊んでいますね。もちろんゲイと。アプリで毎週違う人とデートしています。私が家に遊びにいくと知らない男の子がいて、後で聞くと出会い系アプリで会った人だったり。ゲイの人は出会い系を使っている人が多いと聞きました。

他には、ストレート(異性が好きな人)の女友達で出会い系アプリを通して出会ったアメリカ人男性と真剣に交際しているという話を聞きました。

Caffé-bene

海外に挑戦しようとしている人達へ

James Nogami

来る前と変わったことは?

Rさん

外見が変わりました。日本にいると日本人ウケする髪型やファッションをするのですが、ここだと子供っぽく見られてしまうので、前髪を伸ばして大人っぽくしています。

内面的にもたくましくなりました。飲食店などで冷たい接客をされても「アメリカなんてこんなものか」とドライに受け止められます。

James Nogami

海外に挑戦しようとしている人達へ一言お願いします。

Rさん

日本人は英語を話せないからダメだと思っている人が多い気がします。自分のことを謙遜し過ぎています。

英語が話せないからと言ってアメリカ人に遠慮をする必要はありません。むしろ「あなたは日本語を話せないでしょ」というくらいの心持ちでいて欲しいです。

私は臆病なのでビクビクしてしまうのですが、よく考えてみると二カ国語話している自分の方が凄いと思います。彼らは英語が母国語で、話せて当たり前。私たちは第二言語を勉強しているのだから凄いんです。

日本語を話すのと同じくらいの勢いで堂々とコミュニケーションを取れば、相手も対等に接してくれると思います。そういう気概で挑戦してほしいです。

James Nogami

ありがとうございました!

まとめ

ニューヨークは様々な方面で有名です。ビジネス、美術、建築、映画、演劇、ダンス、ファッション、挙げればキリがありません。いずれにしても、挑戦をする人が集まる場所、と言えるでしょう。

実は私は英語がそこまで得意ではないのですが、Rさんのお話を聞いていると、言語の壁はまやかしで、本人次第でどうにでもなる事のように思えます。

この記事で何か届くものがありましたら幸いです。お読みいただきありがとうございました。

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