ライプツィヒにあるWildpark Leipzigはお手軽に充実した休日を過ごせる魅力的な場所です。ライプツィヒ中央駅から、公共の交通手段を使えばおよそ30分でアクセスできます。木の生い茂る散策道を歩いて行っても良し、バスで正門まで直接行っても良し。
広大な敷地内には様々な動物が暮らしています。身近な動物も、なかなか見られない動物も大事に飼育されています。柵が広く、自然に囲まれた環境からか、飼育されている動物達はのびのび暮らしている印象です。
今回はそんなライプツィヒで過ごす休日にぴったりのWildpark Leipzigをご紹介いたします。
ライプツィヒWildpark Leipzigへの行き方
歩いて
路面電車の駅であるConnewitz Kreuzから徒歩で、森林を抜けてWildpark Leipzigまで散策するのも季節によってはおすすめです。大人の足で歩けば20分弱で到着します。
歩行者天国となっている森の散策道を通って行けるので、時間があるときは歩いて行ってみましょう。森の中の散策道には小道がいくつか枝分かれして伸びているので、行き方には幾通りかあります。
徒歩の場合、小さな道を通って行くと早いスピードで通り抜ける自転車と遭遇しないので、森を堪能できます。
自転車で
地元の人の中には自転車でサイクリングがてらに行く人も多く見られます。
Connewitz周辺から森に入り、森の中の割と大きい道を選んで走って行くとWildpark Leipzigのどこかしらの入り口に着くので迷う心配もありません。平坦な道なので、汗をかくこともなく気持ちの良いサイクリングができます。
森の入り口から10分ほどで到着します。
公共の交通手段で
以前は路面電車の9番で直接正門のWildpark駅まで行けました。古いサイトには「9番で〜」というくだりも見られますが、現在Wildparkの駅に停車するのは一部のバスだけになっています。
ライプツィヒ中央駅からの行き方は路面電車の10番、11番にてConnewitz kreuzまで行き、同じ駅に来る70番のバスに乗り換えてWildpark駅で下車します。
Connewitz Kreuz駅には路面電車の9番も発着します。connewitz kreuz駅発着には107番のバスもあります。107番は路面電車の駅から信号を渡った場所にあり、70番ほど頻繁に来ないので、70番を待った方が分かりやすく行けますよ!
工事中のため停留所が数メートルずれています!
2018年4月現在、Wildpark駅周辺では道路工事が行われています。仮の停留所は数メートル離れた場所にあります。従来のバス停には仮停留所の方角を示す矢印が貼ってあります。
バス停近くに橋がありますが、仮のバス停は往復とも橋の反対側になります。目視できる距離なので、現地に行けばすぐに見つけられますよ!
Wildpark Leipzigの入場料
Wildpark Leipzigには入場料がありません。基本、全て無料です。正門にも裏門にも受付などはありません。広大な土地の中の数カ所に募金箱が設置されています。施設維持のために、思い思いの額を寄付しましょう。
一部、「Haustier farm」コーナーは有料になっています。
料金は
- 大人:6ユーロ
- 子供:4ユーロ
- 家族(大人2名子供2名):18ユーロ
となっています。(1ユーロは約132円※2018年)
Wildpark Leipzigに行く時の予算は?
入園料は無料ですが、園内には喫茶店があります。天気によってはアイス屋さんが出ている事もあります。高額の持ち歩きは必要ありませんが、20ユーロほどポケットに入れておけば臨機応変に休憩できます。
移動式アイス屋さんも小さなカフェスタンドも、現金支払いのみです。園内では両替ができません。なるべく小銭で持って行く事をおすすめします。
Wildpark Leipzigではポニーやフタコブラクダに乗れる!
入場料がかかる「Haustier farm」コーナーでは、ポニーやフタコブラクダに乗れます。乗れるのは子供限定です。ポニーは一回3ユーロ、ラクダは一回4ユーロです。(2018年現在)
Haustier farmコーナーは、農場で飼育されている動物がメインです。がちょう、めずらしい鶏や七面鳥などの鳥類、モルモット、うさぎ、ロバ、ヤギや羊が飼育されています。なぜかフタコブラクダもたくさんいます。
3月や4月に訪れると動物達の出産シーズンです。母親と同じケージにかわいい動物の赤ちゃんがたくさんいます。多数の種類が並ぶうさぎ小屋の中は、手のひらサイズの小ウサギがたくさんいました。
子羊や子やぎの愛らしさも、子ロバの愛くるしさも、間近で見られます。子羊や子やぎは親と離れて飼育されています。夕方の時間帯は飼育員が授乳していて、とても可愛い姿の動物達をすぐそこに見る事ができます。
4月に訪れた時には、入場してすぐの柵の中にいるモルモットにもたくさんの子供が生まれていました。人なつこい動物の赤ちゃんが好きな人には、春先に訪れることをおすすめします。
小銭を用意して餌やりをしよう
Wildpark Leipzigにいるシカやヤギなどの一部の動物にやる餌を自動販売機で購入できます。1袋50セントです。自動販売機ではおつりが出ないので小銭を用意しましょう。
少し離れた森のなかの柵にいるイノシシには、持ち寄ったりんごやにんじんをあげている人も目立ちます。
中のイノシシも慣れているのか、または満腹なのか、競って柵によって来るようなことはありません。のんびりと気が向いたら食べに来る、という感じです。
泥遊びが好きなイノシシの柵の中は湿地帯もあります。そこから食べ残しを撤去するのは大変そうでした。食事やオリの中の清掃なども管理されているので、持ち込みで餌をあげるのは控えましょう。
芝生で休憩ーーに注意!
Wildpark Leipzig内の芝生は園内の動物達のご飯です。立て看板を見かけたら、芝生内に入るのはやめましょう。Wildpark Leipzig内にはベンチが多く設置されています。カフェや公園などの休憩所も多数あるので、休憩にはそちらを利用しましょう!
ふくろうなどのめずらしい鳥類も
鳥類が飼育されているコーナーでは、現在ではなかなか見られない猛禽類も飼育されています。ドイツには現在10種類のふくろうが生息していると言われています。年々その数も減り、主に夜行性であるためその姿を見ることはとても稀です。
夜行性であるふくろうは、飼育小屋でも寝ていることが多いです。(ミミズクもいます。)柵のそばを通る時には大騒ぎして鳥のストレスになることは避けましょう。目を開けているときもあるので、フラッシュをたいての撮影は控えましょう。
なかなか柵のなかの動物が見つからない?
アライグマやいたちなど、夜行性の動物も数多く飼育されています。標識にはケージ内にいるはずの動物の説明書きや写真が添付されています。が、自然を模範した素敵なケージのため、動物達がなかなか見つけにくいです。
シカやバッファロー、ムース、ヤギなどの大きな動物は簡単に見つけられます。また、餌を持っているとわりとすぐに柵に寄ってきます。鳥類も柵がそんなに大きくないため、すぐに見つかります。
かわうそやイタチ、アライグマを見つけるのが難関なのです。設置された小屋の中を一生懸命覗くのにも限界があります。
実はこの動物達、木の上で昼寝をしていることがあります。柵の中にある大木の上の方まで登って、日当りのよい枝の分岐点に上手に丸くなって寝ています。角度によっては幹から可愛い手足がひょこっと見える事もあります。
柵の中を見渡しても見つけられない場合は、木の上を見てみてくださいね。
Wildpark Leipzigの基本情報
- 名称:WildPark Leipzig
- 住所:Koburger Str. 12 a, 04277 Leipzig
- 営業時間:3月16日 – 10月31日 9:00 -19:00、11月 1日 – 3月15日 9:00 -17:00
- 電話番号:0341 26496004
- 公式サイト:http://www.wildparkverein-leipzig.de/
まとめ
WildPark Leipzigは休日を過ごすだけでなく、日照時間の長い夏は仕事や学校の後のリフレッシュにも向いている場所です。車通りを気にせず散策でき、中に大きなアスレチックのある公園もあるので子連れにも向いています。
WildPark Leipzigは敷地に凹凸はないものの、とても広大です。小さな子供がいる場合は自転車やバギーが必須です。
ジョギングコースにWildPark Leipzigまでの道を利用する人や、飲み物と単行本を持って来ている人がいたり、ライプツィヒの人達の楽しみ方も様々です。団体や家族連れが大半ですが、1人で来ている人もよく見かけます。
町中に大きな自然があるのもライプツィヒの良い所です。是非、少し足を伸ばしてWildPark Leipzigまで行ってみてくださいね。
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