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台湾で人気の火鍋!台湾で一度は食べたい台北「長白小館」の酸菜白肉鍋とは

酸菜白肉鍋

台湾で1度は食べたい火鍋(フゥオ・グゥオ)。日本では冬によく食べられる鍋料理のことです。

台湾にはたくさんの火鍋店があり、1人で1つのお鍋をつつくというスタイルのお店も多いです。最近は、日本ではなかなか食べることができない「酸菜白肉鍋(スワァン・ツァイ・バイ・ロウ・グゥオ)」という火鍋が日本人に大人気です。

今回はその有名店の1つで、台北にある「長白小館(ツァン・バイ・シャオ・グワァン)」をご紹介したいと思います。

目次

台北で人気の長白小館の場所と行き方

台北市内のレストラン

台北市内にあるレストラン長白小館までは、市内を走るMRTという電車で行くのがおすすめです。青色の線「板南線(バン・ナン・シェン)」に乗って「國父紀念館站(グゥオ・フー・ジー・ネェン・グワァン・ザン)」で下車します。

出口2から出て、右斜め前にある最初の路地(写真の横断歩道がある所)を入ります。

レストラン長白小館

レストラン長白小館

駅から約5分ほど歩くと、左手に大きく長白小館と書かれた看板を発見!その外見からは「思っていたよりも小さいレストランだな~」と感じました。

長白小館の中の様子

レストラン長白小館

中国出身のオーナーさんが小さい頃から食べていた故郷の味を懐かしく思い、ご友人の勧めで開いたこちらの長白小館。

この日私たちは、予約していた18時半にレストランに到着し中に入ってみると、すでに何組かのお客さんが食事をしていました。

そして、私たちが食事をしている最中にも、次から次へとお客さんが入ってきて1階はすぐに満席になり、地下に案内されているグループもいました。

レストランには壁に絵などが飾ってあるだけで質素な印象ですが、清潔感があり、外から見た時よりも中は大きかっです。

長白小館のメニュー

長白小館のメニュー

長白小館のメニュー

長白小館の店員さんは、オーダーを受けたり食べ方の説明をする際に必要な日本語が話せます。その他にも、日本語で書かれたメニューと酸菜白肉鍋の量や食べ方の説明書もあるので、初めて訪れる日本人でも安心です。

酸菜白肉鍋以外のメニューでは、お鍋にいれる単品の具、お酒のおつまみになるような小皿料理、蒸し餃子などがあります。

大人気の酸菜白肉鍋に入っているもの

酸菜白肉鍋

テーブルに運ばれてきた酸菜白肉鍋に、最初から入っているものは以下の通りです。

  • 白菜のお漬物
  • 豚のバラ肉
  • 凍り豆腐
  • かに
  • しいたけ
  • 干し海老

1つの酸菜白肉鍋には、お肉2皿、野菜、春雨がついており、お肉は牛、豚、羊から選ぶことができます。今回私たちは大人4人で訪れたので、3~4人前分で1,500TWD(約5,460円)の酸菜白肉鍋をオーダー。

その他に台湾ビールを数本飲みましたが、お腹がとても空いている状態だったのにも関わらず、結局きれいに食べきることができませんでした。

思ったより酸菜白肉鍋の量があったのと、あまりの美味しさに、みんなで最初から速いスピードで食べ過ぎたのかも知れません…。

長白小館の酸菜白肉鍋が人気の理由

酸菜白肉鍋

酸菜白肉鍋の中に入っている白菜のお漬物。これは「酸菜(スワンツァイ)」と呼ばれ、酸味があります。そのため、お鍋全体の味が酸っぱくなり、非常にさっぱりと食べられるのが人気の理由です。

酸菜白肉鍋の味の決め手は酸菜

酸菜を作るための材料となる白菜は韓国のキムチと同じで、繊維が粗く水につけても柔らかくなりすぎない「煙台白菜(イェン・タイ・バイ・ツァイ)」という種類を使います。

だからお鍋で煮ても、シャキシャキとした良い歯ざわりが残っているんです!

長白小館で食べられる酸菜は自家製。調味料を含め、水以外は一切何も入れないで作ります。

水の温度を調整することで、本物の美味しい酸菜を作ることができるのです。水温の調整が非常に難しく、天気が涼しい時は70℃に、暑い時は30~40℃に保つ必要があります。

意外とさっぱりしている豚のバラ肉

一般的にバラ肉というと脂っぽいイメージが強いですが、長白小館で食べるバラ肉は脂っぽくありません。

理由は、バラ肉を蒸した後に冷凍するという下処理をすることで、余分な脂を取り除いてあるからです。「バラ肉は脂っぽいから苦手」という人にもおすすめです。

普通のお豆腐ではなく凍り豆腐を入れる理由

日本で食べる鍋料理には、舌触りがなめらかな普通のお豆腐を入れることが多いですが、長白小館の酸菜白肉鍋には凍り豆腐が入っています。

それは凍り豆腐には穴がたくさん空いているため、スープを吸収しやすく、食べた時に非常に美味しいからです。

酸菜白肉鍋の味を引き立てる絶品のタレ

絶品のタレ

スパイス

そのまま食べてもおいしい長白小館の酸菜白肉鍋ですが、タレをつけて食べても絶品です!お店の右奥には、タレを自分で作るコーナーがあり、ごまダレやニンニクなどの数種類のタレと、パクチーと葱の薬味が置いてあります。

私は初めて訪れたので、どうやってタレを作ればよいのか一瞬迷ったのですが、半信半疑で壁に書いてある分量の通りに作ってみたところ大成功!1口食べて「美味しい!!」と思わず叫んでしまいました。

パクチーが大好きな私にとっては、美味しい鍋料理とたくさんのパクチーが一緒に食べられて、至福のひとときでした。

基本情報

  • 名称:長白小館
  • 住所:台北市大安區光復南路240巷53號
  • アクセス:MRT板南線「國父紀念館站」下車。出口2より徒歩5分
  • 営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00
  • 電話番号:02-2751-3525
  • お休み:月曜、祝日、8月の1ヶ月
  • クレジットカード:使用不可

まとめ

台北市にある人気の酸菜白肉鍋のお店「長白小館」のご紹介でした。現地で暮らす人々だけでなく、観光客にも大人気のレストランなので、予約をすることをおすすめします。

日本人に馴染みのあるキムチ鍋も、白菜のお漬物が入った美味しい鍋料理ですが、酸菜白肉鍋も1度食べると、その独特の酸っぱさが忘れられない美味しさです。台北を訪れた際には、ぜひ食べてみてください。

※1TWD=約3.64円

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この記事を書いた人

学生時代はハワイに留学。帰国後は航空会社で働き旅を楽しんでいましたが、ネイリストになりたくて退職。
結婚のため台湾に移住した後は、息子2人のママをしながら夢を持ちつつ楽しくライターをやっています。

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