海外で働き、日本とは全く違う環境で過ごしていると、日々信じられないようなトラブルが発生します。思わず笑ってしまうような出来事から、本当に困ってしまうアクシデントまで様々です。
私の働いているカナダ・トロントのカフェでもいろいろなことが起こりますが、ある意味でとても貴重な面白い体験だと思って日々過ごしています。
では、実際に私の身の回りで起きたトラブルやアクシデントについてご紹介します。
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トロントでのトラブル1. 侵入注意?都会なのに動物が!
トロントは北米でも有数の大都市です。そんな大都会でもそこら中にたくさんいるリス!
職場の裏戸口にはポスターが張ってあり、「リスの侵入を防ぐため長い時間開けっ放しにしないように!」と注意を促す文章が書かれています。職場でも、また友人からも時々、家にリスが侵入して部屋をめちゃくちゃにされたなんて話を聞きます。
リスだけでなく、私はよく帰り道にスカンクに遭遇することがあります。都会であるトロントであっても、日本では珍しい動物に良くも悪くも遭遇することができるのです。
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[/col][col][/col][/2col]トロントでのトラブル2. 電車が来ない!どうやって出勤する?
出勤時になかなかのストレスになる電車やバスなどのトラブル。トロントに住んでいる人なら誰でも遭遇することだと思います。
トロントの主な交通機関には、電車やバスのほかにストリートカーという路面バスのようなものがあり、これらは全てTTCという会社が運営しています。
日本では信じられないことですが、このTTCの地下鉄は毎週末に数駅を閉鎖して補修工事などをするため、自分の家の最寄り駅に電車が停まらないという事態が毎週どこかで発生。私も何度もその被害に遭っています。
閉鎖されている駅の区間は臨時のシャトルバスが出ているものの、長蛇の列でなかなか乗れないことも多く、ストレスになることもしばしば……。
本来は便利な乗り物なのに
そもそも地下鉄に時刻表自体がなく、時間が読めないので早めに家を出るようにしているのですが、日によって途中で電車が止まってしまい、やたら時間がかかることがあるのも当たり前です。
また、ストリートカーが待てど暮らせど来ないこともよくあり、歩いた方が早いことも多いですが、雪深い真冬に歩くのはとても大変で、出勤前にぐったりしてしまったこともありました。
通常通りだとシンプルで分かりやすく電車の本数も多いので便利なのですが、いざ止まってしまうとちょっと大変な思いをすることがあります。
トロントでのトラブル3. チップが盗まれた!レジ前も要警戒
日本では馴染みのないチップのマナー。カナダではレストランで食事をすると誰もが支払うものですが、カフェなどの多くは任意でレジ前に置いてあるジャーに小銭を入れるスタイルです。
このジャーは日本のコンビニにある募金箱と同じような場所に置かれ、少々無防備なので盗みの対象になりやすく、またそれぞれ客が任意で入れていくものなので盗まれても気づきにくいのです。
私の働いているお店でも盗まれることがあったため、最近では少し見えにくいところに置いていて、お客さんに「チップ入れはどこ?」と聞かれることも多々あります。
盗む人がいれば、自分の意思で払う人も
チップはサービスに対して任意で支払うもので、カフェなどであれば特に必要ないのですが、ジャーの場所を確認する人が多いということに少し驚きもありました。
北米独特の接客に対する感謝の表し方は面白く、その意識は日本人も少し見習うべきではないかと思う部分もあります。
トロントでのトラブル4. 様子が変かも?怪しいお客に注意!
私の働いているお店はトロントのダウンタウン、少々高級なお店が多いエリアにあります。そのため客層は比較的良いのですが、時折風変わりなお客さんが来ることもあります。
つぶやきながらお菓子を触りまくる人
ある人はぶつぶつと何かをつぶやきながらお店に置いてあるお菓子を片っ端から触りまくり、最終的にショーケースを叩いたため追い出されました。
トロントはホームレスが多く社会問題になっていますが、おそらくこの方もホームレスだったのではないかと思われます。
長時間滞在し盗みのタイミングを狙う?
また、店に10時間も滞在し、ストックルームをチラチラとチェックしているお客さんもいました。
お店はそこそこ広いため奥の方が死角になってしまうときがあり、誰も見ていない瞬間を狙って中に入り何か盗もうとしていたのかもしれません。
さすがに怪しいと気づき、スタッフ全員で入れ替わり立ち替わりストックルームの入り口を監視したため何事も起こりませんでしたが、油断していたら大きな損害が出ていたかもしれません。
おかしいなと思ったらすぐに周囲に情報共有をしておかなければならないと痛感する出来事でした。
トロントでのトラブル5. 給料が少ない?システムエラー発生
ある日、お給料日だったため金額をオンラインでチェックしたところ、週5日で仕事をしているにもかかわらず17ドル(約1,500円)しか振り込まれていないということがありました。
びっくりして同僚に確認を取ったところ、「システムエラーが発生していたようで、後日きちんと支払われると連絡が来ているよ」と教えてくれました。
通知のメールが上手く受信できていなかっただけで私にもきちんと連絡が来ていたのですが、メールを読む前に銀行口座を確認したので、そのときは焦ってしまいました。
毎回確認を忘れずに
近年、トロントの最低時給がこまめに変化しており、それに合わせてシステムの調整をしたため発生したトラブルではないかと思われます。
私の職場はすぐに対応してくれたから良かったのですが、支払い額がおかしいというトラブルは割と周囲でよく聞くため、お給料をもらうときは毎回しっかりチェックすることをおすすめします。
※1カナダドル=約88円(2018年5月)
まとめ~困ったら周りの人に相談を
日本でもありそうなトラブルから、海外ならではのトラブルまで様々。
ときには、本当に困ったりストレスになったりすることもありますが、もし何か起こったときは1人で考え込まず、周囲の人に相談すればすんなり解決することが大半なので、しっかりとその場でアピールすることをおすすめします。
こんなことってある?なんて思いつつ、そのトラブル自体もちょっと楽しめたら、海外生活がもっと面白くなるかもしれません!
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