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カナダ・モントリオールで働く魅力。日本人にとって今、超穴場!

モントリオール

ワーキングホリデー先としても移住先としても人気のカナダ。外務省の統計によると、2017年10月時点でカナダには7万人近くの日本人が暮らし、国別在留邦人数では第5位です。人気の高さがうかがえますね。

では、カナダのどこで働きたいでしょうか。バンクーバー?トロント?魅力的な都市はたくさんありますが、ここではあえて日本人が少ないフランス語圏のモントリオールをピックアップします。私も働いた経験があり、今も住んでいる街です。

ちょっと異彩を放つ穴場都市、モントリオールへようこそ!

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目次

カナダで働くと残業がない

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カナダには「サービス残業」という言葉が存在しません。通常1日8時間勤務で、それを超えれば当たり前ではありますが残業代が支払われます。

残業代なしで8時間以上働くことは、法律でできないことになっています。そのため、日本のようなサービス残業はなく、かつ残業をする人もほとんどいません。

会社はなるべく社員に残ってもらいたくなく、社員も残業したくないので、ほとんどの人が退勤時間にきっちり帰ります

カナダの職場では上下関係がない

挨拶

同じポジションなら年数は関係ない

日本の職場では先輩や後輩などの上下関係がはっきりしており、最初の1年目や2年目はいわゆる下っぱですよね。気をつかったり、会社内での人間関係を築くのに苦労したりします。

カナダには、「上司」という言葉はありますが、日本の「先輩」に該当する言葉はありません。1年目だろうが5年目だろうが、同じポジションであれば対等の関係であり同僚だからです。

立場に関係なく個人の意見を評価

役職のついた上司と部下の間でさえもフランクな関係で、フレンドリーな職場環境です。日本でよくある、会社の付き合いで飲みに行かなければならない、上司や先輩の言うことは絶対、などという圧迫感もありません。

飲みに行きたくなければ断っても問題なく、間違っていると思ったら先輩や上司にもちゃんと意見を伝えることができます。むしろそれができる人こそ、しっかり自分の意見を持っている人として評価されるのです。

カナダの会社員に支給される休暇の積立金「バケーションペイ」

荷物

給料とは別に会社が積み立てる

日本人には耳慣れないバケーションペイ。これは、会社が社員のバケーション用にお金を貯めておくシステムで、給料の4%にあたる金額を積み立てます。

日本の会社では、旅行積立などとして給料から引かれるケースが多いと思います。しかし、カナダの会社では給料とは別に積み立てるのです。

長期休暇が普通に取れる環境

カナダの会社員のバケーション取得可能日数は勤続年数に合わせて増え、1年目から4年目まではだいたい年2週間、4年目以降は3週間です。そして、そのバケーションのためにバケーションペイが利用でき、長期休暇を取って旅行に行く方がたくさんいます。

会社によって積立金を支払うタイミングは異なり、給料を支給する際に4%を上乗せして都度、支払う場合もあります。

ちなみに、日本では2週間もの有給休暇を取るなどもってのほかという雰囲気ですが、カナダでは2週間はミニマムです。それ以上の長期休みを取ることもごく普通のことなのです。

モントリオールで働くと英語以外の言語スキルも磨かれる

旗

モントリオールはカナダで2番目の大きな都市です。各国からたくさんの旅行者や移民がモントリオールを訪れます。フランス語圏でありながら英語話者も多い多言語都市です。

他の英語圏の都市では、英語さえ話せれば仕事のスキルとして十分評価されますが、モントリオールではフランス語と英語はもちろん、他の言語も重宝され、もっといえば母語を使って活躍できる機会もあります。

仕事探しは確かに難しいですが、国際色豊かな職場や生活の中で、母語と合わせてトリリンガル、またはマルチリンガルをめざすことができます。

モントリオールでは日本人であることが武器になる

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カナダ政府や、モントリオールのあるケベック州の統計によると、ケベック州に住むアジア系移民は中国人が圧倒的に多く5万人程度。日本人は3千人ほどでとても少ないです。

しかし、モントリオールでは日本の文化や日本語に興味のある人が多く、日本人であること、日本語が話せることが一つの強みになります。

日本語講師やツアーガイドなど需要は多いです。日本食レストランもかなり人気ですが日本人による経営店が少なく、本場の味とは言いがたいところもチラホラ……。

レストランもそうですが、日本に関するビジネスをするのであれば、未開拓のモントリオールはある意味隠れた穴場だと言えます。

まとめ~グローバルな感覚を身につけるのに最適

カナダに滞在する日本人のほとんどは、バンクーバーやトロント、カルガリーなどの英語圏の都市を選ぶと思います。ですが、世界全体が急激にグローバル化していく中で、もはや英語が話せることは特別なことではなくなりつつあります。

英語以外の言語も話せるマルチリンガルを目指すなら特に、モントリオールはとても魅力的な都市です。

カナダで働きたいとお考えの方、モントリオールがおすすめです!日本人であることのメリットを思う存分アピールして、モントリオールの人たちの期待に応えましょう。

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この記事を書いた人

カナダで1年と半年、ワーホリで働きながら生活していました。モントリオールでレストランやホテルで働く。日本に帰国後は日系航空会社で勤務し、現在はカナダ人との結婚を機に、再びカナダのモントリオールで生活しています。

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