ベルギーで格安英語留学!語学学校CLT(シーエルティー)で世界中の友達と英語を学ぼう

テキスト 留学

ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語で、そのためか、ベルギー人はマルチリンガルな人がたくさんいます。

私が住んでいるLEUVEN(ルーベン)はオランダ語圏で、学術都市であることも影響して、皆当たり前のように英語を話します。何ヶ国語も操る彼らを見ていると、「英語だけでも話せるようになりたい。」と自然と学習意欲が湧いてくるはずです。

そこで、今回は私の通っている語学学校CLT(シーエルティー)をご紹介します。

ベルギーのLEUVEN(ルーベン)ってどんなところ?

ベルギーのLEUVEN(ルーベン)

まずは、私が住んでいる街、LEUVEN(ルーベン)をご紹介します。歴史のある建物から、おしゃれなレストランまでなんでも揃っている魅力いっぱいの街です。また、コンパクトな街の造りのため、自転車やバス、徒歩でどこにでも行くことができます。

アクセス

ブリュッセルから電車で約20分、ブリュッセル空港からもたったの15分とアクセスしやすい都市です。学術的な都市で、ベルギー国内でも最大、最古の大学であるルーベン・カトリック大学を中心に街が栄えています。

ちなみにここ、ルーベンはオランダ語でLEUVEN、フランス語ではLOUVAINと表記されます。ブリュッセルから電車で来るときには、交互に掲示板に表記されます。

私は初めて電車に乗った時はこのことを知らなくて、「この電車はいったいどこへ行くの?」ととても不安になりました。

見どころ

ルーベンには見どころがたくさんあります。ベギンホフという世界遺産に登録されている修道院や、街の中心にあるグロートマルクトに15世紀に建設された旧市庁舎が有名です。

旧市庁舎

この旧市庁舎は「石のレース」ともいわれるほど繊細な彫刻が施されおり、ブリュッセルのグランパレスとは一味違った趣がありますよ。

旧市庁舎

旧市庁舎の日中と夜の写真です。夜は旧市庁舎がライトアップされます。周囲にはカフェがあり、この旧市庁舎を眺めながらビールを飲んでいる人がたくさんいます。

また、旧市庁舎の向かいには聖ペトロ参事会教会があり、こちらも15世紀に建てられた歴史ある建物で、中には宗教関連の絵画や彫刻等が展示してあります。(一部有料)

また、「ステラ・アルトワ」という、ベルギーのみならず世界でも有数のビール会社があります。

ルーベン治安

日本は安全なため、海外での滞在は不安に感じる場合もあるでしょう。ですが、ここ、ルーベンの治安はかなり良いです。なんと夜11時でも女性1人でランニングしている人の姿を見かけます。

私も習い事が終わる時間が夜の9時30分で、自宅に10時過ぎに戻ることもありますが、一度も不安になったことはありません。

学術都市であるため研究者や学生が多く、活気がある街です。ルーベンの中でスリにあったという話は今のところ聞いたことがありません。ただ、店舗が空き巣に入られた話は聞きました。

CLT(シーエルティー)ってどんな学校?

ルーベンが学術的な都市とご紹介しましたが、その恩恵の1つが語学学校のサービスが充実していることです。

「ルーベンで英語を勉強するなら?」と聞かれたら、大概はCLT(シーエルティ-)を勧められることでしょう。私も昨年の1月から通い始め、満足しています。

CLTの概要

「The Language Centre of Leuven」、略称CLTは40年以上続く語学学校です。ベルギーの東京大学ともいわれる実力校、ルーベン・カトリック大学の系列学校であるため、授業体系やサポートはかなりしっかりしていると思います。

(私は大学生の時にイギリスで1ヶ月と短期ですが、英語の語学学校に通った経験があります。その際の経験と比較しても、先生の熱意やオンライン学習のシステムなど、充実していると思います。)

年間5,000人以上の学生が世界中から集まり、英語だけでなく、様々な言語を学んでいます。なんと開講している講座は20言語以上あります。日本語のコースもあり、日本人の先生や日本に留学経験があるベルギー人の先生が教壇に立っています。

CLT(シーエルティー)おすすめする理由

おすすめする理由はたくさんあります。項目ごとに詳しく書いていますが、簡単に言うと「授業の質が良い」「良心的な値段設定」「国際色豊かなクラスメイト」がCLTの良い所です。

講師

英語のコースはベルギー人の先生が多いようですが、多くの先生がイギリスなどで留学経験があるようです。

それでなくとも、オランダ語圏のベルギー人の英語の流暢さには驚きます。町のフリッター(フライドポテト)屋さんのお兄さんでもペラペラです。そのお兄さんに「英語は簡単だぞ。誰でも話しているだろう。」と言われました。

CLTのパンフレットには言語教育のバックグラウンドのある先生が、熱心に授業をしていると紹介されていました。

実際、メールで質問してもすぐに返信をくれたり、授業前後でも質問に応えてくれたりと、とても面倒見が良いです。おすすめの英語の本やドラマなども教えてくれます。

授業料

CLTの授業料は日本で語学学校に通うことを考えるとかなりリーズナブルです。登録しに行った時には「こんなに授業時間があって、オンライン学習もできるのに、この値段でいいの?」と驚きました。

下記に今学期のコースを例に値段や日付をまとめてみました。参考にしてください。コースによって期間、値段等が異なります。また、登録期間にも注意してください。登録時にはホームページでコースの確認をしてください。

YEAR COURSES

  • 2017年9月25日~2018年6月2日(計120時間):授業料180ユーロ
  • 2017年9月25日~2018年6月2日(計60時間):授業料90ユーロ

SEMESTER COURSES

  • 2017年9月25日~2018年1月27日(計70時間):授業料105ユーロ

SUMMER COURSES

  • 2018年7月16日~28日(計50時間):授業料310ユーロ(教材費込み)

こちらはほぼ毎日、朝から夕方までの授業です。私も参加したいと思っているのですが、体がついていくか心配です。

ですが、マルチリンガルの友人に語学上達のコツを尋ねたところ、週に1回の授業を取るより、詰込み型の授業で毎日英語漬けになった方が、同じ50時間でも効き目が違うとアドバイスされました。

Intensive coaching oral fluency and accuracy

  • 2017年9月4日~9月15日(計60時間):授業料110ユーロ

授業の様子

私は現在セメスターコースに通っているのですが、週1回、4時間の授業を受けています。講義式の授業ではなく、参加型の授業です。ちょっと説明があったと思ったら、すぐにペアワークやグループワークで話し合いをします。

授業はコミュニケーション能力を上げることを意識しているので、スピーキングとリスニングを伸ばすタスクが多いです。

テストではスピーキング・ライティング・リーディング・リスニングの4技能が試されます。オンラインテストと学校でのテストの2種類があるので、準備を含めるとテストがある週間はけっこう大変です。

クラスメイト

クラスメイトはヨーロッパ人が多く、ベルギー人はもちろん、イタリア、フランスと様々な国から来ています。ヨーロッパだけでなく、アジアからは中国、台湾、韓国、日本、南米から来ている学生もいます。

ベルギー人の多くは退職後の生涯学習として英語を勉強している生徒が多いイメージです。その他各国からは、留学生や社会人、駐在員の妻など20代~40代の学習者が多いようです。

ヨーロッパ人の多くはペアワークや授業中の質問など、とても積極的に発言します。先生からもアジア人にはもっと積極的に発言してほしいと思っていると言われました。

せっかくの海外駐在や留学でいろんな国の人と友達になりたいと思ったら、ここ、CLTはぴったりの場所です。英語を通して多種多様な文化や考え方を知る。これこそ英語を勉強することの醍醐味の1つではないでしょうか。

幸い、日本に興味を持っている外国人はたくさんいます!日本のことをきっかけに仲良くなってみてください。

実際にCLT(シーエルティー)に登録をしよう

テキストブック

登録はホームページでご自身のアカウントを作成し、登録するか、実際に事務所に行って登録するかのどちらかです。私は事務所で手続きをしたので、その際の流れをご紹介します。

流れ

事務所で入学したいことを伝えると、ホームページ上にあるレベル分けテストを受けるように言われました。学校でもテストを受けられるそうですが、その場合は事前に連絡してほしいとのことでした。

後日、レベル分けのプレイスメント・テストを受けた後、登録の事務手続きをしてもらいました。氏名、住所等を聞かれて、パスポートを見せました。授業料を支払うと手続き終了です。

また、メールを送ってもらい、CLTのオンライン学習や授業日程等を見ることができるアカウントを作りました。

事務所

CLTの建物に入って事務所を探してください。CLTとILTという2つの学校が併設されているので、CLTの事務所を探してください。(ILTはオランダ語の学校です。)

建物自体が広いので、分からなければ聞いた方が早いですが、施設内に地図もあります。オフィス・アワーが決まっており、その時間以外は受け付けてくれないので、時間に注意してください。(時間については最後のCLTの詳細にて記載しております。)

必要だったもの

  • 身分証明
  • パスポートまたはIDカード(ベルギー滞在許可書)

※私は登録時IDカード申請中だったので、パスポートで登録してもらいました。

プレイスメント・テスト

主にリスニングとリーディング、文法の問題でした。選択式の問題が多く、時間は1~2時間かかったと思います。時間と気力を十分に取ってください。

緊張する初回授業、乗り切るポイントは?

登録が終わると早速初回授業がやってきます。継続して授業を取っている生徒が多く、初日から和気あいあいとした雰囲気です。

まずは臆せず挨拶をしましょう。“Hi”“Hello”でもなんでもいいのです。黙ってクラスに入ると、暗いイメージになってしまいますよ。

分からないことがあれば先生が話している最中でも質問をする生徒がいると思います。先生の指示でわからないことがあれば、隣の人に聞くか、先生に直接質問してみましょう。日本より質問する、ということに対してみな積極的です。

休み時間には黙って自分の世界に入ってしまわずに、隣近所の人に話しかけてみましょう。「どこの出身なのか」、「どれくらいベルギーに住んでいるのか」など話しかけるネタはたくさんあるはずです。

授業時間が長いので、多くの生徒はここでおやつを食べたり、コーヒーを飲んだりしています。

基本情報

  • 名称:CLT 事務所ROOM 00.38
  • 住所:Dekenstraat 4 box 4014 3000 LEUVEN
  • 営業時間:月曜日~金曜日9時~12時・16時~20時、土曜日9時~12時
  • 電話番号: 016 32 56 61
  • メール:clt@kuleuven.be
  • 公式サイト:https://www.clt.be/

まとめ

ベルギーのルーベンに来ることになったらぜひ、語学学校「CLT」に通ってみてください。英語学習のためだけではなく、本当にいろんな国の友人ができて刺激を受けることと思います。

もちろん英語以外の言語のコースもたくさん開講しているので、そちらも受講する価値があると思います。日本ではなかなか見つけられない言語が学べますよ。

また、英語ができるようになると、現地で得られる情報量も増えて、ますますベルギーでの生活が豊かなものとなります。

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記事を書いた人

ベルギーのルーベン在住。
フィンランド・イマトラで、中学校、高校の日本語教師としてインターンシップを半年間経験。
海外にて英語のサブ・ティーチャーなど。

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