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フランスのアルバイト先での事件簿!時には警察沙汰になった、信じられないトラブルの数々

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トラブル

「生きていればいろいろあるよ」とはよく言われる言葉です。

一日の大半を占める学業や仕事にも、小さなものから大きなものまでトラブルは付きものです。治安やマナーの良さに定評がある日本ですら、日々いろいろな問題が起こります。世界となると……想像に難くないですよね。

ここでは、私がフランスでアルバイトをしていた時に経験したトラブルを、ささいな事件から警察出動の大捕り物までまとめてご紹介します。日本ではなかなかお目にかかれない出来事だと思いますよ。

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南フランスで私がアルバイトしていた飲食店

スナック

南フランス留学時代に私が働いていたのは、朝から晩まで開いている飲食店。カフェとファストフードの中間のような「スナック」と呼ばれるお店です。

大通りから徒歩1分の通りにあり、国鉄の駅にも近いという立地。そして南フランスの夏は観光のベストシーズンでもあるため、夏季は地元の人はもちろん、さまざまな国からの旅行客で毎日盛況でした。

また近所に警察署があったため、警察官の常連さんもいるようなお店でした。

地元の人や警察官まで訪れる店となると、大したトラブルはなさそうと思うかもしれませんが、細々といろいろなことが起きていました。特に、小さなトラブルは日常茶飯事です。

では、印象に残っている事件をいくつかご紹介します。

南仏バイト先での事件簿1. 巨大トイレットペーパー盗難

事件

何でそんなもの持っていくの?と今でも言いたくなる出来事です。

お店のお手洗いには、海外でよく使われている巨大ロール型のトイレットペーパーが使われていました。新品で直径50cm以上あります。そうそうなくなるはずはありません。

ところが、そのトイレットペーパーが頻繁になくなったのです。新品を補充したばかりなのに、ものの1日くらいで空になってしまうとか、そういうペースです。

ある常連さんの来る日に限り大量消失

初めのうちは、「今日は混んでいたからかな」と思っていたのですが、明らかに減るペースがおかしい。そのうち、ある常連のお客さんが来る日に限ってものすごく残量が減っていることに気づきました。

これは、こっそり持って行かれているのでは……と思ったのは言うまでもありません。しかし、お手洗いの個室の中のことで証拠がないため、聞くこともできませんでした。

日本のように小さなロールなら簡単に持ち出すことができそうですが、お店のものは巨大ロール、しかも金属のケースにはまっています。ということは、ひたすら紙を引き出して、おそらく折りたたんで持って行くことになるのですが……。その労力たるや、感服です。

何でそこまで苦労して?と不思議に思ってしまう体験でした。

南仏バイト先での事件簿2. 不審物?店員みんなで避難

夏場は旅行者も頻繁に訪れるお店だった私のアルバイト先。たいてい皆さん、大きなバッグを持って来店していました。

ある日のこと。リュックとスポーツバッグを持つお客さんが来店し、ひとしきり飲食をしてから私たちに声をかけました。「少し出かけて戻ってきます。荷物をここに置かせてほしい」と。

顔見知りのお客さんならまだしも、初めて来店された方。もちろん、どこの誰かもわかりません。しかし、その方は貴重品が入っていると思しきリュックだけを持ち、何かが満杯に入ったスポーツバッグを置いて店を出て行ってしまったのです。

断るべきでした。でも「すぐ戻るから」と告げられてお店を出るまでがあまりに早く、NOという隙がありませんでした。

これはもしや?全員で店外へ退避!

さて、困ったのは私たちです。なぜなら、中に何が入っているのかまったく分からないのですから。「もしかして……不審物?」とも思い、そのお客さんが戻って来るまで全員で外のテラス席に避難しました。

30分ほど経ったころでしょうか。お客さんが戻ってきました。悪びれた様子などまったくなく「ありがとう!じゃっ!」と笑顔で去っていきました。

結果としてはあやしいお客さんでもなく、荷物の中身も危険物ではなかったのですが、せめてもう少し説明してくれていれば……と思ってしまったエピソードでした。

南仏バイト先での事件簿3. 「調理されていない!」とクレーム

勤務先のスナックでは、ハンバーガーなどもお客さんの注文を受けてからオープンキッチンの鉄板で焼くというスタイルです。

肉のパテ自体は冷凍なのですが、国産牛を使い生で食べても問題ないほどの高いクオリティ。フランスではレアを好む人が多く、ハンバーガー用のパテもレアからミディアムレアで焼きます。

お国によってはレアはNG

しかし、別の国の方からするとレアは「調理不足」。クレームを受けることが何度もあり、「生肉を食べてしまった」と青ざめています。

「生焼けだ」と言うのは、たいていアメリカかイギリスの旅行者。どうやら自国では「肉のパテにしっかり火を通さないことは違法」にあたるそうです。そんなお客さんには、フランスでは違法ではないこと、希望があればもう少し火を通すことを説明しました。

あまりにも頻繁に「生焼けだ」と言われることがあったため、その後、英語で注文するお客さんにはあらかじめ出身国を聞き、しっかり肉を焼く方がいいかを聞くようにしていました。

南仏バイト先での事件簿4. 食い逃げで店内がめちゃめちゃに

驚き

基本的には平和なお店ですが、一度だけ警察が出動する騒ぎになったことがあります。食い逃げでした。しかも、逃げる途中にお店の設備を壊していったという器物破損付き。

私もその時、お店にいたので、今でもしっかりとその光景を覚えています。

次々に注文する若い旅行客2人組

その人たちは、「パリから来た」という若い男性2人組の旅行客でした。私たち店員とも普通に話しながら食事をしていました。

「あれ?」と思い出したのは、異様に注文し続けているのに気付いた時。食べ物や飲み物も残さず平らげ、とにかく注文を繰り返します。特に、アルコールメニューをどんどん注文していました。

ファーストフードに近い形式のお店だったため、アルコールといっても缶のビールなどですが、お店の値段なのでスーパーで買うのとはわけが違います。そのお店の顧客単価からすると相当な額でした。

念のためということで、店主が「会計は大丈夫ですか」と声をかけました。

店主と口論、その後まさかの逃走!

そう聞かれた彼らは、「近くにATMはあるか」と聞いたそうです。

2人のうち1人がATMに向かうことになったので道案内も兼ねて店主がついて行き、しばらくして2人は戻って来ました。その時点で2人とも怒った口調、あまりの早口に私の理解力は追い付きません。

「何が起こってる?」と思っているうちに、2人組は荷物を持つなりサラダを入れるガラスのケースを倒して走り去ったのです。

逃げる!追う!思わぬ大捕り物

倒されたガラスケースは粉々に砕け散りました。呆然とする私たち店員をしり目に2人組は逃走、店主があとを追います。

我に返って2人が逃げた方向を見ると、店主と食い逃げ犯がもみ合っているのが見えました。助けなきゃ!と思うも、ショックを受けていたらしく体が動きません。

騒ぎを聞きつけた隣のレストランの人が駆けつけてくれ、簡単に起きたことを伝えると、助太刀にそのレストランの料理人を呼んでくれました。

やって来た料理人の男性は、身長180cmほどのがっちり体型。女性の太ももほどもある腕には豪快にタトゥーがあり、見るからに強面(こわもて)です。彼が犯人の首根っこを押さえたところ、それまでの抵抗がウソだったかのように2人は落ち着きました。

犯人は無事捕まるも、店内にはガラスが散乱

ほどなく、誰かが呼んでくれていたのか警察も到着。警察官に事情を聴かれた後、犯人の2人組は警察に連行されました。

そこでめでたしめでたし、とはいかず……後には散らばったガラス片の掃除が待っていました。壊されたサラダのケースはもう再起不能。散らばったガラスを皆で片付け、その日はいつもより早くお店を閉めることになりました。

この一件が、私がアルバイトをしていた中で一番の衝撃的な出来事です。

まとめ〜海外で生活することで鍛えられた

日本だと、バイト先で警察出動騒ぎに遭遇することはめったにないのではないのでしょうか。

食い逃げ事件が起きた日の夜は、動揺してあまり眠れなかったことを覚えています。それでも「怖いから日本に帰りたい」とは思わなかったのは不思議でした。

目の前で起きたことを自分なりに見つめ、それでどうしたいのか考える。フランスでの生活で肝がすわってしまったのかもしれませんね。母国とは違う文化や習慣のある国にいるからこその体験を通して、自分を見つめ、鍛えることができた気がします。

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