生まれてこのかた、コンピューターに関係する製品に興味を持ったことは正直一度も無かったのですが、私が現在勤務している台湾の会社とコラボレーション関係にある会社がこのComputexに出店することになり、この度、サポーターとして参加させて頂きました。
台湾でもなかなか規模の大きな博覧会となっているので、来年機会があればぜひみなさんも、参加してみてはいかがでしょうか。
台湾のComputexとは
1981年に設立されたCOMPUTEX TAIPEI(COMPUTEXとも呼ばれる)は、素晴らしいサプライチェーンとエコシステムを備えた世界有数のICTとIoT博覧会です。
台湾貿易発展協議会(TAITRA)と台北コンピュータ協会(TCA)によって共同開催されているCOMPUTEXは、台湾の完全ICTクラスターに基づいており、既存のブランドからスタートアップまで、ICTサプライチェーンからIoTまであり、その内容は様々です。
強力な研究開発能力と製造能力、そして知的財産権の保護態勢を備えた台湾は、グローバル・テクノロジー・エコ・システムのパートナーを探している外国企業や投資家にとって、戦略的な目的地となっております。
Computexへのアクセス
一番分かりやすい台北車站(Taipei Main Station)からだと台北MRTのブルーラインで南港展覧館(終点)まで、約30分くらいで着きます。会場の場所が駅の名前なので、非常にわかりやすかったです。
Computexの会場の様子
チケット売り場です。チケットといっても、紙ではなくてIDカードです。合間に会場から出ることは可能ですが、再度入る時にIDカードがないと入場できませんので、お気を付けて下さい。
写真が途切れていますが、開園30分前だったこともあり、長蛇の列ができておりました。
ちなみにスタッフの中には日本語、英語を話せる人がいるので、安心ですね!
実は私、コンピューターには別に興味はないのですが、ロボットに興味があります。余談ですが。
こんな感じで、世界中の企業が出店していました。
ラベル・プリンターのメーカーさんのようです。
私、生まれてこのかたこんな機械を見たことがなかったので、思わず立ち止まって見惚れておりました。未だに何のために使われるのか良く分かりません。
このロボットは、半導体を右のセンサーに当てて、OKかNGかをチェックしていました。単純作業はもう人間がする必要がなくなるんだろうなとしみじみ思いました。
このブースの宇宙船感がもの凄かったです。ガンダムファンには面白いブースかもしれません。興味本位で中に入ってみると、コンピューターゲームの製品がずらりと並んでいました。
外国語を学ぶ機会が多かった私としては、こちらの翻訳機は凄いなと思いました。自分が抱いていた翻訳機のイメージと違い、試しに日本語から中国語の翻訳にデモしてみましたが、翻訳の正確性と訳すまでの時間が、想像以上に速かったですね。
スタッフの方に聞いてみると、すでに色んな国や企業で使われているとのこと。通訳者がいらない、そんな未来はもうすぐそこなのかもしれません。
そうです、あのマイクロソフトです。もしかして、ビル・ゲイツもいるかもと期待をしましたが、そんなはずもなく、店頭に並んでいたコンピューターをピコピコしてすぐに出ました。
スマートフォンで有名なASUSです。ブース規模もトップレベルで大きかったです。
まとめ
今回は初めてのComputexということで、個人的になかなか良い体験ができたなと満足感がありました。ただ、日本人として悔しかったのが、日本企業が他の海外の企業に押され気味だったことです。
高品質で高性能なのは良いことだと思います。しかし、エンドユーザーのことを考えて作られた製品なのだろうかと疑問に思いました。
また、価格設定も日本企業は圧倒的に高値なように感じました。「良いね~でも、高いね~」私が現地の人ならそう思うと思います。
私もこの機会で、日本企業の立ち位置というものを改めて省みることができ、良い経験になりました。
来年もあるようなので、ご都合がつく方はぜひ、一度旅行がてら行ってみてはいかがでしょうか。
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