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【セブ島暮らし】フィリピンで役に立つローカル文化を知っておこう〜フィリピン・セブ編〜

マーケット

フィリピンの人々は、日本人とは全く異なる生活スタイルで、日々の暮らしを営んでいます。その土地ならではの文化や風習がありますので、移住者はその中身を、しっかりと知っておきたいものです。

移住生活をしていく中で、現地の人々と同じように振舞わなければならない場面にも出会います。そんな時の為に知っておきたいフィリピン・セブのローカル文化をご紹介します。(1php=2円)

目次

セブで買い物を上手にするには

マーケット

お店の種類は3つあります

フィリピンには買い物ができるお店が、大きく分けて3種類あります。

  • 1つめは、「サリサリ」と呼ばれる個人商店で、主に飲み物やタバコ、細々とした日用品を売っています。
  • 2つめは、「マーケット」と呼ばれる市場で、野菜や果物、お肉やお魚などの生鮮食品が売られています。
  • 3つめは、「スーパーマーケット」で、日用品から生鮮食品、パンやお米など、様々な商品が取り揃えられています。

それぞれのお店の特徴をおさえて買い物をしよう

サリサリには小銭を持っていこう

個人が営む広さ2畳程の雑貨店が主流で、常時お釣り不足に苛まれています。大きな額の紙幣を持っていくと、「お釣りがないから」という理由で、買い物を拒まれることもあります

飲み物などを大量に買いたい場合などは、冷蔵庫が小さいので、冷えていない事も珍しくありません。細かい買い物をしたい時にだけ、利用しましょう。タバコは1本単位から購入可能です。

マーケットは地元の人が買い物をする所

私たちには馴染みのない食べ物が売られている、ちょっとおもしろい場所でもあります。様々なものがとても安く手に入りますので、大量買いに向いています。また、品質の良いものが売られています。

ですが、観光客には、驚く程高い値段を付ける売り手もいます。値段は書かれていませんので、価格は店主の意のままとなります。

購入の際は、多少のぼったくりを覚悟して、買い物を楽しむ必要があります。

スーパーマーケットでは事前にラベルチェックを

お釣りがないと言われる事はありますが、笑顔で「私も細かいのが無いんですよ」といえば、他のレジからお釣りを持ってきてくれます。

スーパーでは、ひるまずにお札を使いましょう。品物に値段が付いていますので、その点では安心ですが、賞味期限が過ぎているものが置いてあることはザラです。購入する時はまず、製造年月日や賞味期限・消費期限を確認しましょう。

また、パンなどはカビていることがありますので、しっかりと全体を確かめてから買いましょう。

パーティーや会食に参加する

パーティー

フィリピンには、お祝い事がたくさんあります。誕生日、結婚式、卒業祝い、フィエスタと呼ばれるキリスト教のお祭り、クリスマスなどなど、私の印象では、年中お祭りが行われているような気がします。

みんなで集まって食事をすることが何よりも好きなフィリピンの人は、私達外国人を気兼ねなく誘ってくれます。その時に知っておくと役に立つ、パーティーマナーをご紹介します。

服装は時と場合による

誕生日や卒業祝い、フィエスタなどは、多少ラフでもかまいません。ですが、結婚式やクリスマスパーティーは大切な行事ですので、正装をして参加しましょう。

正装といっても、日本のようにスーツで決める必要はありません。上は襟付きのシャツかポロシャツ、下は綿か破れていないデニムの長ズボン、これがフィリピンのフォーマルです。

訪問時の挨拶

お招き頂いたおうちの家族、全員に挨拶をしましょう。握手をした後、目上の人に対しては、相手の手を握り自分の額にあてる事で礼儀を示します。

逆に相手が後輩や年下である場合は、自分の手を額に持っていかれる事になります。このスタイルで挨拶をすると、とても喜んで貰えて一層仲が深まります。

食べる時は遠慮をしないこと

フィリピンの人は遠慮をすると悲しみます。思い切ってたくさんご馳走を頂きましょう。お酒も振舞われますが、こちらはほどほどにしておきましょう。

フィリピンの人は、酔ってしまうような飲み方を好みません。日本人はつい飲み過ぎてしまうところがありますので、謹んでたしなむ程度にとどめましょう。

セブでの移動手段に使う乗り物

ジープニー

フィリピン特有の乗り物は、ジプニー・バイクタクシー・バタバタの3種類があります。こちらでは、その種類と利用の方法をご紹介します。(※タクシーを除く)

ジプニー

  • トラックのような形をしている市内巡回のバス
  • 個人経営
  • 道で手を上げると止まる。降りるときはコインで手すりをカンカンと鳴らす
  • 初乗り7ペソ。目的地までの価格はドライバーに聞きましょう
  • 乗ったら、降りるまでの間に料金を払う
  • 料金はリレー方式で払うので、前に座っている人に「お願いします」と渡す

バイクタクシー

  • 普通の自動2輪で、後部座席に乗ります
  • 個人経営
  • バイクタクシーが待機している場所でドライバーを選ぶ
  • 行き先を告げ、料金の交渉をする(相場はありません)
  • 料金は降りるまで払わないこと(途中で降ろされるのを防ぐため)

バタバタ

  • バイクの横にサイドカーが付いているタイプ
  • 個人経営
  • バタバタが待機している場所でドライバーを選ぶ
  • 乗合いで使う場合は初乗り7ペソ。満席になるまで待つ必要あり(5・6人乗り)
  • 貸切の料金は50ペソから交渉。距離により変動します
  • 料金は降りる時まで払わないこと(途中で降ろされるのを防ぐため)

まとめ

こちらでご紹介したものは、私がフィリピンに移住した時に、あらかじめ知っておきたかったと感じた情報です。慣れない頃は、文化の違いに戸惑い、ひとつひとつに頭を打ちながら駆け抜けてきたフィリピン・セブでの生活。

移住して3年が経った今ではすっかり馴染んでしまいました。不便なところはもちろんありますが、今では日本よりも暮しやすいとさえ感じています。

「郷に入れば郷に従え」まさにそうすることが1番で、その土地の文化や人々と融合して暮らすこと、それこそが移住生活を楽しい時間にしてくれます。ローカル文化を知り、より一層深いところまでフィリピンを堪能してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

都会暮らし・海外暮らしを経て、現在WEBライターとして活動中。
地方移住とWEBワークの融合を実践し、新時代のライフスタイルとして推奨している。
自然と共に暮らすクリエイターズコミュニティー「ソラノイスキア」代表。

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