北カリフォルニアの大自然あふれるヨセミテ国立公園へ行ってきた(ユネスコ世界遺産)

ヨセミテ国立公園 アメリカ生活・移住

1984年にユネスコ世界遺産に登録されたこのヨセミテ国立公園は、自然豊かで素晴らしい景色をたくさん見ることができます。北カリフォルニアで留学している方、またサンフランシスコに旅行にきた方はぜひ一度は来てほしい私のおすすめの場所です!※1ドル=約111円

ヨセミテ国立公園の入場料はいくら?

アメリカドル

ヨセミテ国立公園の入場料金、留学生・アメリカ旅行に来た人に必要と思われる情報だけまとめてみました。

  • 1人(徒歩、馬で、公共のバスでの場合)-7日間有効:15ドル
  • 車1台(15人以内の車の場合)ー7日間有効:35ドル
  • 1年パス:70ドル

ホームページで馬での入場料金を見たときはびっくりしました。ここでは乗馬ができるので近くで馬を借りヨセミテに入場するパターンもあるみたいですね。私はまだここでの乗馬は未体験です。いつかやってみたいです。

無料のシャトルバスもあり

公園内には無料シャトルが巡回しているので、バスで来ても安心です。

また、夏は平日でもたくさんの観光客や現地の人が来て混み合います。車で来た際、 駐車場を探すのが大変な場合もあるので車を公園内の駐車場に駐車してシャトルバスを利用するのもおすすめです。

国立公園好きな留学生やアメリカに住んでいる方は1年パスを買うのもおすすめです。私はこの1年パスを購入し、夏、秋、冬のヨセミテ国立公園を楽しんだこともあります。夏はハイキングしたり、秋は紅葉を、冬は雪がつもった景色を見て回りました。

ヨセミテ国立公園の持ち物は何がいる?

日よけ

今回は私が日帰りで行った時の持ち物リストを紹介しますね。

帽子

夏にはマストアイテムです。カリフォルニアは日差しも紫外線も強いです。これなしで長時間の戸外は危険です。

私はいつも帽子を持って行きました。忘れた!という時でも、ショップで買うこともできるのでご心配なく!思い出として残す、お土産として現地で買って帰るのもありですね。

日焼け止め

繰り返しになりますが日差しが強い場所ですから、日焼け止めをこまめに塗り直すことをおすすめします。塗り直すのが面倒くさいと言っていた友達は最初からUVカットの長袖を着てくる人もいたのでそれもいいかもしれないです。

アメリカではUVカットの長袖を着てハイキングする男性をよく見かけます。私は着たことはありませんが、そんなに暑くもないし、汗もすぐ乾くとっても便利な代物みたいです。

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サングラス

これも必須アイテム!景色や上の方を見ることなどがたくさんあるのでまぶしいのです。行き帰りの運転にも役立ちます。

飲み物

学生の私はやっぱり節約必須!いつもクーラーボックスにペットボトルのお水を入れて持参していました。冬は寒いので保温タイプの水筒にお茶を入れて持って行きました! 

食べ物

ハイキング中に食べるスナックやサンドイッチなど、ランチを持っていくと節約できるのでおすすめです。1回きりの旅行という場合などですと、食べる方が思い出づくりのひとつにもなりますね。

カメラ

これ忘れる人なんていないですよね。けど一応書いておきました。

救急セット

ハイキングしたり、虫刺されのときにカットバンやかゆみ止めを持っていくと便利です。私のかゆみ止め、大活躍しました!夏に短パンで行った友達はたくさん蚊に刺されていて、搔きまくりです。そこで私が持っていたクリームが役に立ちました!

カットバンもハイキングの際にすりむいたり、かかとに豆ができたりしたときにあると便利だと思います。

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ヨセミテ国立公園へどんな服装で行くべき?

基本的に動きやすい服装、歩きやすい靴で行くことがポイントです。ときどきサンダルで歩いている人を見かけますが、私はあまりおすすめしませんね。さすがアメリカ!ラフだなって思いました。

では動きやすい服装、靴ってどんな感じ?と疑問に思っている方もいると思うので私の経験をもとに紹介しますね。

夏のシーズン

  • 夏シーズンは・・・長ズボン、半そで、軽めのジャケット、運動靴orハイキングシューズ

私は蚊に刺されやすいので夏はいつもヨガパンツを履いていました。普通のズボンだと暑いですもんね…。長ズボンに長袖は耐えられないと思ったので、上は半袖のTシャツを着て、もしもの場合で腰に軽めのジャケットを巻いていました。

靴は公園内を見て回る程度のときは運動靴でいきましたが、1時間以上のハイキングをしたときはハイキング用の靴で行きました。

冬のシーズン

  • 冬シーズンは・・・ヒートテック、長袖、ジャケット、ヨガパンツ、ジーンズ、スノーブーツ、手袋

冬は寒いと思ったのでかなり厚着をしていきました。寒がりではない人、また、人にもよるのですがヨガパンツとジーンズの2枚履きは必要ないです。

スノーブーツは雪の上でも気にせず歩くことができるのであれば便利です。一般の観光エリアや道路は除雪されているので普通の靴でも問題ありません。

手袋もあれば寒くないですし、雪を触ったりできるので持っていくと役に立ちます。寒がり屋さんはニット帽もあれば寒さをしのげるのでいいですね。

ヨセミテ国立公園のみどころとは

一番気になるところはココですよね。ガイドブックで紹介されている場所やされていない場所を写真とともにまとめてみました!

ハーフドーム

ハーフドーム

ガイドブックでも紹介されている、ヨセミテ国立公園の目玉ともいえるのがこの「ハーフドーム」。巨大な丸い岩が半分に切り落とされたようなこの岩は、大昔氷河が削り取ったことで形成されたものといわれています。

標高2,694mもあるこのハーフドームは頂上まで行くことができます。なかなかきついハイキングコースで、私もまだ登ったことはありません。往復10時間から12時間かかるといわれているこの登山、私が登る日があるでしょうか。

プチ情報として・・・

こちら、日本でも有名なブランド「THE NORTH FACE」ロゴマークのモチーフにもなっています。帰国の際、ここに行ってきた!とみんなに自慢できますよ! 

エル・キャピタン

エル・キャピタン

ヨセミテ渓谷に入るとすぐに最初に見えてくるのが世界最大の1枚岩、高さ910mの垂直な花崗岩です。

ロッククライマーの聖地として有名で毎年たくさんのクライマーが訪れます。クライマーが張り付いてるのが見えるとよく聞きますが、肉眼では到底見ることはできない距離です。次回行くときに望遠鏡でも持って行ってみます。

ブライダルベール滝

ブライダルベール滝

これはヨセミテ渓谷内に流れ落ちる美しい滝、ブライダルベール滝です。ヨセミテ国立公園で人気ナンバー1と言われています。大量の水が風になびいて流れ落ちる滝が、花嫁のベールのように見えることからその名前がついたようです。

往復1.9km、15〜30分程度の簡単なトレイルです。私は5月に行きました。

大量の水が流れ落ちてくるので、近くまで行くとミスト状の水が降っていて濡れました。ミスト状なのですぐに乾きますが少しの間気持ち悪いです。カッパを着て歩いている人も見かけました。

ヨセミテ滝

ヨセミテ滝

こちらはヨセミテ滝です。2段階になって水が流れているのが特徴で、ヨセミテ・ロウアー・フォール、ヨセミテ・アッパー・フォールと2つに分けて呼ばれています。

これは少し遠くから見たヨセミテ滝。上から大量の水が流れている方がアッパー・ヨセミテ・フォールです。下の方の滝がヨセミテ・ロウアー・フォールになります。

写真の中でみんなが歩いているところが見えると思いますが、それがヨセミテ・ロウアー・フォール・トレイルと言われるコースです。坂もなく余裕でヨセミテ・ロウアー・フォールの下のところまで行けます。

ヨセミテ滝

ヨセミテ・ロウアー・フォールの下まで着くとこんな感じです。上の滝が見えなくなります。遠くから見ると細々と流れ落ちていた滝も近くから見れば迫力満点です!

このあたりまでは簡単なコースなので、一般の観光客や小さな子どもを連れた家族がたくさんいました。家族みんなで楽しめるところだと思います。

私は未経験ですが、アッパー・ヨセミテ・フォール・トレイルという上まで行けるハイキングコースもあるので、ハイキング目当ての方は行ってみるべきです!頂上までは、5.4kmです。

ヨセミテ滝

こちらは冬のヨセミテ滝です。だいぶ遠くからの、そして角度も違う場所から撮っているのでまた違う景色ですね。空の色も夏と違って少し薄い青空でした。

グレイシャー・ポイントの手前

グレイシャー・ポイント

グレイシャー・ポイントはヨセミテバレーを見下ろすことができる展望台です。そこからはヨセミテ滝、ハーフドーム、クラウズレスト、リバティキャップ、バーナル滝、ネバダ滝など見ることができる人気スポットです。

ここはヨセミテ国立公園の中でも圧倒的人気の場所でたくさんの方が写真撮影にやってきます。園内にあるバスや車で1時間ほどで来れるので、時間に余裕のある方はぜひ行ってみてください!絶景の写真を撮ることができます。

この写真はグレイシャー・ポイントへ行く途中のところです。帰り際にグレイシャー・ポイントへ行こうとして諦めようとしたところ、その展望台から見えるハーフドームとヨセミテ滝を見ることができました。

冬場はこのグレイシャー・ポイント地点までが通行止めになっているので、行くなら春から秋にかけての6~10月くらいがおすすめです。

ヨセミテ国立公園の穴場スポットはココ!

私がおすすめするヨセミテ公園の穴場スポットははトゥオルミ・メドウズ Tuolumne Meadowsです!

トゥオルミ・メドウズはヨセミテ国立公園にやってくるハイカーやバックパッカーの拠点でもありますが、景色を楽しみたい観光客の方やキャンプをしたい方にもおすすめのスポットです。

私はここトゥオルミ・メドウズでキャンプ、ハイキングをしました。金曜日の夜にやってきて、土曜日の朝からハイキングをするという感じです。

ここトゥオルミ・メドウズにはエリザベス・レイクというとても美しい湖へ向けてのハイキングコースがあります。そこがここの魅力です!

エリザベス・レイク

これがエリザベス・レイクです。

エリザベス・レイク

近くで見ると水も透き通るようにきれいで、専用のフィルターがあれば飲むことも可能です。

エリザベス・レイク

ハイキングの途中で野生のしかにも会えました。

ヨセミテ国立公園へ行くには?

車

私は車で行きました!ヨセミテ国立公園までとってもカーブが多いので運転には注意です。私が住んでいたところからは車で2時間かからないくらいでした。

サンフランシスコに旅行にきた方はバスを使うもよし!車で自力で行くもよし!ツアーを使うもよし!です。日本の旅行会社が日帰りツアーや1泊、2泊のツアーなど用意しているようなのでそれもチェックしてみてください。

サンフランシスコから車で約3時間です。

まとめ

ヨセミテ国立公園の持ち物・服装情報、みどころ、穴場情報はわかっていただけたでしょうか?

ビギナーにはまず定番の観光場所を制覇することをおすすめします!2回目、3回目となれば、私のおすすめ穴場であるトゥオルミ・メドウズでキャンプしてみたりエリザベス・レイクまでのハイキングを楽しんでみてください!

大自然がいっぱい残った最高の場所です。

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