タイには数多くビーチリゾートが存在しますが、リペ島をご存知でしょうか?訪れた人々が「タイ最後の秘島」、「タイの楽園」、「タイのモルディブ」などと称する、青く透明度の高い海と白い砂浜が広がる美しい島です。
日本では、お笑い芸人さまぁ〜ずの番組「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」で紹介されたことがあり、日本から訪れる観光客もチラホラいるようです。
そのリペ島!マレーシアにいる間にこそ、行くべきタイのリゾートなのです。なぜならタイから行くよりもマレーシアからの方が行きやすいんです!マレーシア・ランカウイ島からリペ島へのルートが最も良いからであります!
そこで今日は、マレーシアにいる間にぜひとも行っていただきたい、リペ島の魅力をご紹介したいと思います。※1バーツ=約3.3円
リペ島の基本情報
- 名称… リペ島 Koh Lipe
- 場所… アンダマン海に浮かぶ、タイ最南東の海洋国立公園内に位置する島
- アクセス… クアラルンプールから飛行機で約1時間→ランカウイ島、ランカウイ島・テラガハーバーからフェリーで約1時間半→リペ島
- ベストシーズン… タイの乾季にあたる11月〜5月
- 滞在日数… 最低でも2泊はリペ島に宿泊できる日程をおすすめします。私たちはリペ島に3泊、ランカウイに前後1泊ずつしたのですが、リペ島に5泊しても良かったと思っています。
- 主な宿泊先… ゲストハウスやビラ、ホテルなどがあります。価格は1泊3,000円程度のものから20,000円以上のお部屋もあります。
- 注意点… 海洋国立公園内のため入国審査後に全員が入園料(200バーツ)を支払う必要があります。マレーシア通貨でも支払い可。
ランカウイからリペ島へ
さ!それではランカウイのテラガハーバー(Telaga Harbour)からリペ島に向かいますよ!
まずはランカウイの西北部に位置するテラガハーバーへ。私たちが予約していたのは9:30発の朝一のフェリー。この港でマレーシア出国手続きをするため、出航の1時間半前までに来るようにとされていました。
私たちはしっかり8時前には港に到着。実際に1時間半前に来てたのは、私たちを含め数組。出航まで1時間を切った頃から続々と人が集まってきました。が、出国カードなどを書く必要もあるので、早めに行くに越したことはないでしょう。
出国カードを書いて、大きな荷物を預け、出国審査が始まるまで港で朝食。この朝食は前泊していたホテルが持たせてくれました。サンドイッチとりんご、ヨーグルト、お水。
ちなみに港の横にはガソリンスタンドがあり、そこにコンビニがありますので、飲み物や軽食を購入できます。
出国手続きを終え、いよいよ乗船!1時間半の船旅スタートです。
フェリーの予約はこちらからどうぞ:http://telaga-terminal.com/
リペ島上陸
ちょうど1時間半でリペ島付近へ到着。リペ島の周りは珊瑚がたくさん生息していて、大きな船では近づけないので、途中で小型ボートに乗り換えます。この辺からもう気分は上がりっぱなし!楽しい!!こんなのなかなか経験できない!
小型ボートからジャバンっとビーチに降り立って、さあ、ここからタイへの入国審査を待ちます。(ご覧の通り、ビーチに降り立つ際には確実に膝下が濡れますので、濡れてもよい格好で行きましょう)
イミグレーションの前で待っている間に、スタッフが荷物を陸に揚げてくれます。そしてパスポートを持った職員に名前を呼ばれるので、パスポートを受け取って実際の入国審査となります。
入国審査が終わったら、まずはホテルへ荷物を置きに行きましょう。たいていの場合、宿泊するホテルのスタッフが入国審査の場所まで迎えにきてくれます。というかいろいろなホテルのスタッフがウロチョロしています。
フェリーの時間は決まっているので、その時間に合わせてスタッフが来るようになっているのでしょう。(念のため、送迎有無は事前にホテル・ゲストハウスに確認してください)
リペ島のホテル
私たちが泊まったのは、パタヤ・ビーチ(Pattaya Beach)にある「Sita Beach Resort」。最初に小型ボートが降り立った、イミグレーションの場所からビーチ沿いを西へ歩いた場所にあります。
もちろんビーチ・フロント!開放感があってビーチから吹く風が最高に気持ちいいホテル。
予約したのは、ホテル敷地内の高台にある眺めのいいハネムーン・スイーツ。ハネムーン旅行ではありませんが、広くて浴槽付きなのが高ポイントだったため、この部屋にしました。他には平屋タイプのお部屋やプール沿いのお部屋などもあります。
敷地内にはプールが2つ、レストランが1つ、ビーチを眺めながら受けられるマッサージサロンもあります。
リペ島には3つのビーチがあり、各ビーチ沿いに宿泊施設が並んでいます。どこのビーチのどのホテルにするか大変悩みましたが、結果「Sita Beach Resort」はかなり良かったです。
このホテルがあるパタヤビーチは一番にぎやかなビーチといわれています。ですが、このホテルの前はとても静かで、浅瀬に珊瑚がありシュノーケリングも楽しめました。
また、ホテルがきちんと整備しているのかビーチに落ちているゴミも少なかったです。
なお、各ビーチ沿いやウォーキング・ストリートには、高級ホテルからゲストハウス、格安バンガローまでさまざまなタイプの宿泊施設が並んでいます。旅のスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
リペ島の極上ビーチ
リペ島の最大の魅力は、何といってもビーチです!エメラルドグリーンで透明度が抜群の海に、白くてサラサラの砂浜。これぞ!極上ビーチです。
ダイビングにも最適ですが、これまで見たことのないほど透明度が高いので、シュノーケリングでも十分楽しめるのも嬉しいポイント!
なんならシュノーケルしなくても海面から肉眼でお魚が見えてしまうほどです。(下記写真の中央に写っているのは、魚群です)
また遠浅で波も少ないので、子どもが遊ぶビーチとしても最高だと思います。カップルでも友達同士でもファミリーでも楽しめるビーチです。ただし時間帯によっては潮の満ち引きで深くなったりもするので、気を付けてくださいね。
一つ言っておかなければならないのが、リペ島のビーチ沿いには小型ボートが停泊しているということです。
これはタイならではの小型ボートで、タイらしい風景ではあるのですが、人によっては、ぷかぷか気持ちよく浮いている横にボートが停泊していることを残念に思うかもしれません。
私も行く前はちょっと気になっていたのですが、正直行ってしまったらあまり気になりませんでした。そんなこと気にならないくらい、最高なビーチで気持ち良い海です。
さて、そんなリペ島には、島内には3つのビーチがあります。
パタヤ・ビーチ(Pattaya Beach)
ここは、最初にボートで降り立ったビーチです。入国出国審査をするイミグレーションもここにあり、私が泊まったホテル「Sita Beach Resort」もあります。
また、飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ「ウォーキング・ストリート(Walking Street)」への入り口もあります。
3つのビーチの中で最もにぎやかといわれていますが、「にぎやか」というにはおよばない、静かなビーチだと思います。
というか、リペ島のビーチはそんなに混雑していないので、どのビーチにも穏やかな空気が流れています。(時期にも寄ると思いますが)
確かに、ウォーキング・ストリート周辺は人が集まるため比較的にぎやかですが、にぎやかなのはそこだけです。
砂浜が広く、ゴミも少ないので、十分ゆっくりできるビーチですよ。
サンライズ・ビーチ(Sunrise Beach)
サンライズ・ビーチは島の東側に位置するビーチです。朝日がきれいに見えると評判のビーチです。パタヤ・ビーチからウォーキング・ストリートを歩いて約20〜30分ほどで、サンライズ・ビーチまで行くことができます。
このビーチは場所によっては砂浜が少し狭く、ビーチ沿いに立ち並ぶお店と海がとても近いです。カフェでフレッシュ・ジュースを飲んで、まったりして、海に入りたくなったら5秒で入れます。
またここは大きな流木やハートのモニュメントなどが置いてあり、インスタ映え間違いなしです。
サンセット・ビーチ(Sunset Beach)
ここは、リペ島北西部に位置する、夕日が美しいことで有名なビーチです。おそらく、3つのビーチの中でも最も静かなビーチだと思います。ダイビングスポットとしても有名です。
ただ、私はこのビーチには行かなかったので、残念ながら実際の雰囲気をお伝えできません。
食事と買い物スポット「ウォーキング・ストリート」
滞在中の食事は、ホテル併設のレストランやカフェでももちろんできます。
その他には、ウォーキング・ストリートというリペ島のメイン通りにたくさんのレストランやカフェ、バーがあり、お土産屋さん、コンビニ、薬局、マッサージ店、タトゥーショップ、そしてクリニックまであります。
東南アジアの小さな島にクリニックがあるのはめずらしいのですが、あるとかなり安心感がありますね。
飲食店は、タイ料理からシーフード料理店、イタリアン、スパニッシュ、寿司、ステーキなどなど選択肢も豊富です。私たちが実際に行って美味しかった飲食店をいくつか紹介しますね。
THE STEAK HOUSE
ウォーキング・ストリートのパタヤ・ビーチ入り口にあるステーキ屋さん。木を使った家具やアートが飾ってあり、ナチュラルでおしゃれなレストランです。衛生的でリーズナブルなので、お肉を食べたい時にはおすすめです!
Bloom Bar
開放感のあるカフェ。ウォーキング・ストリートのちょうど真ん中あたりにあります。
美味しいコーヒーやスムージー、トロピカルジュース、カフェメシを楽しめます。閉店が早いので、朝食やランチ、午後のお茶にご利用ください!
Elephant
ピザが美味しいカフェバー。サンライズ・ビーチよりのウォーキング・ストリートに位置しています。
メニューの種類は多くありませんが、エスニック要素を取り入れたオリジナルピザとお酒が美味しいお店です。ブランチやランチにもぴったりです。
おやつ(ココナッツ餅)
ここで一つ、おすすめのおやつをご紹介します。ウォーキング・ストリートの最もサンライズ・ビーチよりにあるセブンイレブンの前で、おじさんが売っている「ココナッツ餅」。これがとっても美味しかったです。ぜひぜひお試しください!
ショッピング
またウォーキング・ストリートには、タイらしいエスニックなワンピースやTシャツ、タンクトップ、パンツなどがたくさん売られているので、ついつい滞在中の一着として買ってしまいます。
そのほかにも、ブレスレットやアンクレット、ターバン、ピアス、ネックレス、水着などかわいいものがたくさんありました。私は旅の思い出の意味も込めて、アンクレットとターバンを買いました!
そしてすばらしいのがコンビニの品揃えのよさ。ウォーキング・ストリートのちょうどまんなかあたりにあるセブンイレブンには、飲み物、パン、お菓子などはもちろんのこと、タイらしいお土産品や日用品…
そして何より感動したのは美容グッズが置いてあったことです。ビーチ大好き、太陽大好きな私でも、シミはこわい。そんな女性も多いと思うのですが、このセブンイレブンには肌ケア商品がたーっくさん置いてあって、持って来る必要がないほど。
日本製のパックもありましたよ。もちろん高価な商品はありませんが、毎日使うようなパックやクリーム、日焼け止めは種類が豊富にありますので、万が一忘れてしまった!もしくは足りない!って時には大変重宝すると思います。
アクティビティ
リペ島ではダイビング、シュノーケル、カヤックが楽しめます。またヨガをやっているグループもありました。またマッサージ・スパも大変安いので、滞在中は毎日のように通えるのもポイントが高いです。
私たちもある日はフットマッサージ。ある日はアクロバティックなタイ古式マッサージ。またある日はアロマオイルトリートメント。というようにマッサージ・スパ天国の毎日でした。
先述しましたが、ビーチ沿いに並ぶホテルでは海の音を聞きながらのマッサージを提供しています。宿泊者ではなくても施術してもらえるので、興味のある方はぜひこのぜいたくな時間を体験してみてください。
まとめ
自分で書いていて、また戻りたくなってしまったリペ島。私自身、ビーチリゾートはいろいろと訪れてきましたがTOP3に入るほど気に入りました。毎年行きたいくらいです。リゾートとはいえ、タイなので物価が安いのもうれしいですよね。
マレーシアは近隣諸国への旅行が大変しやすい国なので、在マレーシアの方々にとって行きたい旅先はたくさんあると思います。
ですが、もしまだリペ島へ行ってないのであれば、全力でおすすめします!ぜひともマレーシアにいる間に行ってみてください。
日本に帰国してしまったり、他国へ移住してしまったら、なかなか行くチャンスのない場所です。リペ島に行くなら……今でしょ!
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