台湾ビールのフレーバーをぜひ試してみて!台湾ビール飲み比べ

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台湾を代表するビール「台湾ビール(台湾啤酒)」は台湾菸酒公司という会社が製造販売している、台湾最大手のビール銘柄です。日本統治下であった1919年に「高砂麦酒株式会社」という名前で創業し、約100年の歴史がある老舗ビールメーカーです。

最もポピュラーな「金牌」を始め、台湾ビールには台湾名産のフルーツを使ったフレーバービールがあることも有名です。フルーツビールはアルコール度数も低めで飲みやすく、ビールの味が苦手な人にも人気があります。

そんな台湾人に愛されている台湾ビールの種類について紹介します。※1元=3.6円

金牌

金牌

金牌(ジンパイ)は一番よく飲まれているスタンダードなビールで、コンビニ、スーパー、レストランやバーに必ず置いてあります。発泡酒のようなライトな口当たりと風味が特徴で、苦味が少なく、ビールが苦手な人にも比較的飲みやすい味です。

また、すっきりしていて食事によく合い、少々脂っこい台湾料理との相性もバッチリです。

  • アルコール度数:5%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:30元前後(約110円)、600mlの瓶:45元前後(約163円)

經典(CLASSIC)

經典(CLASSIC)

クラシックという意味の經典(ジンディエン)は、元祖高砂麦酒株式会社の味を引き継いでいるビールになります。

こちらも口当たりは軽めですが、金牌に比べると、よりビールらしい苦味があり、金牌の味は薄くて少し物足りないと感じる人におすすめです。

  • アルコール度数:4.5%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:25元前後(約92円)、600mlの瓶:40元前後(約145円)

PREMIUM

PREMIUM

プレミアムはパッケージにもあるように100%大麦で醸造されており、苦味もあってより味が濃いビールです。コク、飲みごたえもあり、ビール好きな人好みの味だと思います。

  • アルコール度数:5%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:30元前後(約110円)

小麥啤酒

小麥啤酒

小麥啤酒(シャオマイピージウ)は小麦が使われているビールです。質の良い酵母を使っているようで、あまり味わったことのない独特の味がします。

ほんのりフルーティなのですが、ほのかにカラメルと醤油のような風味を感じ、甘みと酸味、苦味が全て混ざった少し変わった味のビールです。独特ですが、飲んでいるうちに慣れて、おいしいと感じました。

  • アルコール度数:5%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:33元前後(約120円)、600mlの瓶:60元前後(約220円)

蜂蜜啤酒

蜂蜜啤酒

蜂蜜啤酒(フォンミーピージウ)はリュウガンというフルーツの蜂蜜を使ったビールです。開けるとふわっと甘くて優しい蜂蜜の香りがします。

見た目から甘そうですが、ほんのり蜂蜜の味がする程度で、意外と甘さは控えめなので、甘いお酒が苦手な人でも受け入れやすいです。台湾人の間でも人気のあるフレーバービールの1つです。

  • アルコール度数:4.5%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:30元前後(約110円)

芒果啤酒

芒果啤酒

芒果啤酒(マングオピージウ)は台湾の甘くて美味しいマンゴーの果汁をビールにミックスしたマンゴービールで、まさに台湾らしい一品です。

開けた瞬間からマンゴーの芳醇な香りが溢れ、味もその期待を裏切らず、マンゴーの味が濃くしっかりします。甘めではありますが、しつこくないすっきりとした甘さなので飲みやすく、後味はビールの味がします。

それでもマンゴー感が強めなので、ビールが苦手、カクテルの方が好きという人にもおすすめです。

  • アルコール度数:2.8%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:30元前後(約110円)

鳳梨啤酒

鳳梨啤酒

鳳梨啤酒(フォンリーピージウ)パイナップルビールも、台湾名産の濃密なパイナップルの香りと味がしっかりとする、トロピカルな風味のビールです。こちらもすっきりした甘さで、ビアカクテルのような味わいです。

  • アルコール度数:2.8%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:30元前後(約110円)

葡萄啤酒

葡萄啤酒

葡萄啤酒(プータオピージウ)ブドウビールは、マンゴーとパイナップルに比べると甘さは少し抑えられているような印象です。

こちらもフルーティですが、日本にあるぶどう味のチューハイに似た味がし、ビールとの相性はマンゴーやパイナップルの方が合うように私は感じました。

  • アルコール度数:2.8%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:30元前後(約110円)

生 ONLY18DAYS

生 ONLY18DAYS

こちらは製造から18日以内が消費期限の生ビールです。期限が短いことから、他の台湾ビールと比べて扱っているお店が少なく、特に缶はあまり見かけないので、見つけたらぜひ買ってみてください。

高温処理がされておらず、さすが新鮮さにこだわっているビールだけあって、すっきりフレッシュな味わいです。口当たりは軽いですが、味は濃くてしっかり飲みごたえがあります。飲みやすくて総合的にバランスの良いビールだと思います。

  • アルコール度数:5%
  • 価格(スーパー) 330mlの缶:38元前後(約140円)、600mlの瓶:65元前後(約235円)

まとめ

今回飲み比べた9種類の中で私のお気に入りは、金牌と生ONLY18DAYSで、その時の気分で飲み分けたりしています。

フレーバービールならマンゴービールです。フルーツビールはアルコール度数も2.8%と低めなので、何か甘い飲み物が飲みたくなった時にジュース感覚で飲んでしまうこともあります。

ですが、一番よく飲んでいるのはやはり金牌です。どこにでもあるということもありますが、台湾の暑い気候にはゴクゴク飲めるこの軽い味わいがしっくりきます。

台湾ビールにはこのように様々な種類、フレーバーがあるので、普段あまりビールを飲まない人でもきっとお気に入りを見つけられるのではないかと思います。

コンビニやスーパーで気軽に買うことができるので、ぜひ気になったビールを試してみてください。

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台湾・高雄在住。
旅好きのアラサー。今までバックパッカーで30ヶ国以上旅をしました。大好きな東南アジア移住を目指し、今は台湾で中国語の勉強中です。

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