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スウェーデンで起業・独立するための物件の探し方

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オフィス

もしスウェーデンで起業する、または独立すると決めた場合、税務署への登録や会社登録などを終えると同時に、これから仕事をするに当たって必要になるのが会社の所在地です。

そう、オフィスにするための部屋、レストランやカフェなどの飲食業、雑貨屋さんなどの店舗、職場にするための物件を探す必要があります。

あなたの夢の職場ですので、真剣さも増すことでしょう。ここではスウェーデンで仕事場にするための物件を探すためのさまざまな情報をお伝えします。

スウェーデンで独立・起業する場合の物件の種類

オフィス

スウェーデンで起業をして物件を探す場合、以下の方法が考えられます。

  1. 物件を購入する
  2. 物件をレンタルする
  3. 現在、同職で営業している会社から物件の賃貸契約書の譲渡をしてもらう
  4. 自室の一室をオフィスにする
  5. コワーキングスペースを利用する

スウェーデンで独立することを決め、まず物件を探すには必要不可欠な条件があります。

なぜなら、スウェーデンでは「あなたが今までに何をして生きてきたか」「どんな仕事をしているか」などバックグラウンドを重要視される機会がとても多く、物件を探す際もそのバックグラウンドを審査されるからです。

それまでスウェーデンですでに就職をしていて新たに独立をするというケースでは、すでにスウェーデンという国に自分の情報が登録されていますので、納税証明書などの書類で家主の信用を得ることが容易です。

ただ、初めてスウェーデンに来たばかりで起業をする場合、賃貸の物件を借りたり、購入するのはハードルが高く断られるケースも多くなるでしょう。

スウェーデンで独立・起業する場合の物件の違い

看板

それでは、スウェーデンで独立して物件を探す場合の物件の違いについてそれぞれを細かく見ていくことにしましょう。

物件を購入する場合

スウェーデンで物件を購入する場合、日本とは事情が違うことが多いです。スウェーデンでは日本と違い、物件は「その建物(あるいは部屋のひとつ)を購入する」よりも「その物件に住む権利を購入する」という買い方が一般的だからです。

物件に住む権利のことをBostadsrättと呼びますが、こちらは購入に際して約20%の頭金を現金で払い、残りの金額は銀行で借りたローンでまかないつつ、コントラクトが生きている間はその物件のいわゆる管理費のようなものを払い続ける購入方法です。

物件をレンタルする

スウェーデンで独立する場合に賃貸物件を探すのは、ビジネスをするのに一番一般的な方法だと言えます。

このような賃貸物件の場合、日本でアパートを借りたりするのとほぼ同様の手続きで行われることになりますが、スウェーデンで一般的なアパートを借りる場合にはデポジット(敷金)が発生することがあまり多くないのに対し、ビジネス物件の場合にはデポジットのある物件が多くなります

ただし、物件を所有している会社によってそこはまちまちですので確認が必要です。

物件の賃貸契約書を中途譲渡してもらう方法

スウェーデンでは、賃貸契約書の譲渡が割と頻繁に行われています。つまり、通常2年の賃貸契約の満期終了前に店舗の賃貸権利をほかの人に譲り渡す方法です。

たとえば、経営が困難になったり、出産や離婚などで仕事を続けられなくなったオーナー、または引っ越しするなどの理由により、2年の賃貸契約が終了する前に残っている賃貸契約をほかの人に引き継ぐのです。

例えば、営業中のお店やレストランなどが変わらず存在しているのにオーナーが変わっているケースや、店舗自体がまるまる改装されて別店舗になっているケースなどに多いといえます。

コントラクトの譲渡は一般的で、店をやめたいけれどまだ契約期間が残っている場合などに譲渡の宣伝が出ていることがあります。

賃貸契約書の譲渡に関する注意点

前のオーナーから契約書を引き継ぐ場合には注意するべき点があります。騙されたりしないように事前に確認しましょう。

契約書の譲渡の場合、前の店のオーナーとのやり取りだけで譲渡が成立する場合と、物件が貸店舗で賃貸会社との譲渡契約によって譲渡されるケースとがあるからです。

例えば賃貸物件でレストランを経営している店が譲渡を希望している場合、店のオーナー(旧オーナー)が自分の店舗の内装や機材などを新オーナーに売ることができる場合があります。

しかし、実際の賃貸の契約は旧オーナーとではなく、賃貸会社になってきますので、それぞれと個別に別内容の契約書を作成する必要があるのです。

賃貸会社と旧オーナーとの間の契約書の中身の確認

賃貸会社によっては規則で旧オーナーが新オーナーに個人的な内装機材などを高額で売りつけることを禁止している場合もあります。

けれども、実際には店を丸々手放したくない旧オーナーがレジのキャッシャーマシンや内装の電飾、テーブルや椅子、レストラン器具などをひっくるめて購入するように勧めてくることが少なくありません。

それらの購入権利込みで、自分と契約をしたらすぐに賃貸会社へ紹介する、などと言われることがあります。また、ほかにも同じ物件を欲しがっている人がいるので、キープするためには先に頭金を払うように言われることもあります。

けれども旧オーナーと賃貸会社との関係はあくまで大家と店子であり、旧オーナーの所有物と賃貸会社との間柄とは全く無関係なので、旧オーナーからそのように言われた場合には、賃貸会社への実際の賃貸の内容をきちんと確認することが大切です。

自室をオフィスにする

仕事内容が物販やレストランなどではないオフィスワークの場合、自宅の一室をオフィスとして登録することができます。

その場合、税務署(Skatteverket)への登録や税の確定申告に関して受けられる控除などがありますので、部屋の大きさ(㎡)や電気代などの割合などを知っておく必要が出てきます。

コワーキングスペースを借りる

スウェーデンでレンタルオフィスを探すとき、コワーキングスペースを借りる方法があります。

たいていは普通のアパートの1階や2階部分にオフィス専用の物件があり、キッチンやバスルームをほかの人たちとシェアをする形で借りることができます。家賃が安く済むために経済的に良い面があります

また美容師や歯医者などの職業の場合、一つの美容院内に個人の椅子をレンタルして共同で経営するという方法があります。

店舗を一軒買ったり借りたりするには膨大な資金が必要ですが、もともとある美容院の椅子だけを自分の仕事場として月ぎめで借りあげ、数人の美容師で経営する方法は元手が少なくて済みますし、宣伝力を考えても個人で一からお客さんを取るよりも効果的といえます。

スウェーデンで物件を探す方法

スウェーデンで賃貸物件を探す場合、物件のオーナー(個人)に直接問い合わせる場合と不動産仲介会社に問い合わせる方法があります。

町中に空き物件が出ると、物件の窓などに賃貸物件であること、また問い合わせ先の電話番号が記載された広告が張り出されているのが通常です。

けれどもよほど名前の知れた大手の会社でない限り、実際に問い合わせをしてみるまでその空き物件が不動産仲介会社が出している広告なのか、それとも個人オーナーが出している広告なのかを見分けるのは困難です。

実際物件を見つけるための方法や空き物件の出やすい場所があります。以下のような方法がありますので、興味があればその場で直接電話をかけて情報を集めてみるのが得策です。

新興住宅地

パンフレット

新しくアパートなどが建ち始めた新興住宅地には、アパートの一角やそのエリアの一部が店舗用の物件として最初から割り当てられていることが多いのです。

店舗形態も、飲食業から花屋、自転車屋、オフィス、理容系などエリアや住人層などによって募集している職種も異なってきますので、新興住宅地で空物件を見つけたら、まず問い合わせをしてみましょう。

郊外の工業地

建物

スウェーデンでは街から少し離れた郊外には、工業地帯やオフィス、大型マーケットなどが軒を連ねています。例えばIKEAなども典型でたいてい街から少し離れた所にあります。

そのように、郊外には物販系には嬉しい倉庫を兼ねた店舗、オフィスなどがたくさんあります。移動には車が必要になりますが、大規模な展開を考えている場合には郊外を当たってみるのがよいでしょう。

また、店舗ではなく倉庫のみが必要な場合にはレンタル倉庫など、需要や必要に応じてさまざまな大きさのコンテナを借りることのできる会社も郊外に整っていますので、会社の在庫の整理や保管などに利用するのも良いでしょう。

自分で町を歩いてみよう・足でまわって物件を探す

看板

スウェーデンでは実際、大型のショッピングモールや街の目抜き通りなどの店舗用物件に空きが出ることが多々あります。

街中を自分で歩いてみて、その場所を通る年齢層や人々が自身の仕事の顧客となる層にあっているか、売り上げに見合うだけの人通りがあるか、などを判断するために歩いてまわってみるのは必須と言えるでしょう。

街中では空き店舗があればLokal Uthyras(店舗用物件の賃貸があります)やLedig Lokal(物件に空きがあります)などの看板や張り紙を目にすることができますので、興味のある物件が見つかったら気軽に連絡をしてみましょう

物件のオーナーから、過去の仕事や物件をどのように利用したいかを聞かれたり、貸し出したい物件がどのような案件かを聞くことができます。

大手ネットサイトで探す

スウェーデンでは、多くの賃貸物件を扱っている会社がありますが、それらの多くがまたアパート以外の店舗用の物件も取り扱っていますので、どのような物件が出ているかを常にネットサイトで探し情報を得ることができます。

大手の会社のほうが物件の数ももちろん多いので定期的にチェックしてみるのがおすすめです。下記は、スウェーデンで物件を扱っている大手の会社のリストです。

また、大手の会社も含めて簡単に空物件を検索できるサイトもあります。

Blocketはスウェーデンで最大手の個人売買サイトですが、Blocketにも物件が多く出ています。会社が掲載していることもありますが、基本が個人売買サイトなので決断の前には確認が必要です。

閉店した店を探す

レストラン

街中でも閉店予定の店舗が次の店子を探しているケースがあります。この場合、ファーストコントラクトなのか、セカンドハンドの物件(又貸し)か、またはコントラクトのテイクオーバー(譲渡)なのかをあらかじめ把握しておきましょう。

例えば起業してレストランを経営したいと思っている場合、もともとがレストランの物件を探すほうが、大掛かりな水回りのリノベーションなどの必要もなくなり、最初にかかる費用が安く抑えられることになります。

また賃貸の場合にも、レストランを経営していた場所をまたレストランとして利用する場合のほうがオーナー(大家さん)からの許可も下りやすいという利点があります。

衣料品店などは、購入者はその場所に衣料品店があることを知っているので、新しく同じ場所に衣料品店をオープンした場合にもお客さんがつきやすいといえるでしょう。

また、照明や機材などもよほどこだわらなければ店舗にもともと設置されているものを利用できる点も良いと言えます。

その物件が事業形態にマッチしているかどうかを知ろう

スウェーデン

物件の購入・賃貸方法は色々ありますが、次は仕事場となる物件自身についてみていきましょう。物件は、もちろん自分の行う予定の事業形態によって必要な資質が異なってきますね。

例えば、語学学校や活け花などのスクールの場合はそれなりの広さの教室をできれば街中に探したほうが良いでしょうし、輸出入業ならコンテナの行き来しやすい海沿いや郊外の広いエリア、また在庫を保管するための倉庫となる場所も必要です。

洋服のセレクトショップや雑貨店なども人通りの多い街中のほうが良いでしょう。

レストランやカフェなど食品を提供する場の場合は、例えばトイレの場所や位置、店舗収容人数や取り扱う食品(寿司などの生ものの有無)、提供される食器類の種類(陶器製のものを洗って使うか、紙コップなどテイクアウェイ方式が主流か)などによって、それぞれの物件が規定を満たしているかどうかを調べる必要も出てきます。

まとめ

自分が起業するための場所を探すのは、わくわくする事で、理想もあり楽しい作業です。ただ物件を決めると言うのはとてつもなく大きな出来事とも言えますので妥協しない物件を探したいですよね。

残念ながら、中には早く決めてほしいがために無理を言って押してくるオーナーなども存在しますので、後になってだまされた、などと思うことがないように念には念を入れましょう。

また、スウェーデンでは個人であっても会社を立ち上げたときには会社関係に詳しい弁護士を見つけておくことをおすすめします。

万一の場合の事業のトラブルは金銭的にも時間的にも大変で、一般の弁護士では扱ってくれない案件となることが少なくないからです。

起業は夢への第一歩ですから、じっくりと時間を掛けてみることをおすすめいたします。

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