MENU
記事カテゴリ

外務省

厚生労働省

夏休みで留学しよう!サマープログラムのメリット、費用、探し方

世界

海外留学を考えている方にぜひ検討してほしいのが、この記事で紹介する「サマープログラム」です。

夏休みの1ヶ月程度を利用した海外留学のことですが、短い期間にもかかわらず、得られるものは底知れないほど。

語学力の向上はもちろん、現地の文化や価値観に触れることで貴重な体験をしたり、世界各国の友人を作って仲良くなったり、近くの観光地を訪れたり……といろいろなことができるのです。

長期留学にはなんとなく踏み出せない方や、将来留学したい中高生にもおすすめですよ!

目次

サマープログラム概要

夏

サマープログラムとは

サマープログラムとは、夏休みを利用して現地の語学学校などに通い、短期間で海外留学するコースのこと。期間は1ヶ月程度が多いようですが、短いものだと1~2週間くらいのコースもあります。

サマープログラムでは現地の語学を中心に学びます。クラスは大体が受講者のレベル別に開講されており、毎日数時間の授業を受けることになります。

プログラムによっては授業の他にアクティビティがついたものもあり、パーティーや近隣スポットへのツアーなど、授業だけでは得られない体験ができますよ!

こんな方におすすめ!

  • 「将来長期留学してみたい!」という中高生
  • 「留学したいけれど、学校を留年したくない!」という中・高・大学生
  • 「留学したいけれど、1年も海外に住むのはハードルが高い!」という中・高・大学生
  • 留学経験があり、もう一度留学したい方
  • 長期留学するほどのお金がないけれど留学したい方

サマープログラムのメリット

友人

語学力アップ!

サマープログラムのメリットの1つは、言うまでもなく語学力の向上です。1ヶ月近く外国語を使って授業を受け、外国語で日常生活を送ることで、語学のスキルはメキメキと上がっていきます

留学先では現地の言葉が話せないとやっていけないので、脳が必死で言語を覚えようとして、単語や文章の言い回しをどんどん吸収していきます。1ヶ月も学ぶと見違えるほど話せるようになるでしょう。

より上達を目指すのであれば、授業だけでなく日常生活でも積極的に外国語を使う環境が欠かせません。

授業は1日3~4時間程度というプログラムもあり、「授業以外で現地の言葉を使う機会がない……」ということも。

そうならないようにホームステイして現地の家族と話したり、寮の相部屋やシェアハウスで他国からの留学生と暮らしたりと、事前に「環境づくり」をしておくことがおすすめです。

世界中の友人ができる!

サマープログラムには世界各国の学生たちが参加します。国籍も人種も異なる人々と同じクラスで勉強するのは、非常にいい刺激になるでしょう。

授業では「隣の人と答え合わせするように」「パートナーを作って意見交換するように」と指示されることもあり、彼らと触れ合う機会も必然的に多くなります。

アクティビティつきのプログラムであれば、他国の学生たちと一緒に観光したり遊んだりすることもしばしば。自然と仲良くなれるはずですよ!

余談ですが、筆者もサマープログラムに参加したことがあります。そのときのクラスメイトはウクライナ人、ポーランド人、ブラジル人、ウズベキスタン人、マダガスカル人などでした。

いずれも日本にいては知り合えなかった人々です。彼らの故郷の話を聞くと「世界にはそんな場所があるのか!」と、視野が広がるような思いになりました。

異文化を体験できる!

留学すると、ささいなことで異文化を体験できます。例えばスーパーでの買い物1つとっても、「こんな商品が売っているんだ」「接客が日本と全然違う」など、驚くことがたくさんあります。

現地の人の価値観に触れると、今まで自分が当たり前だと思っていたことが実はそうではなかった、ということに気づかされます。日本のことを客観的な目で見られるようになり、いろいろなことを考えるきっかけになるはずです。

これらは長期留学でなくても体験することができます。短い間でも異国の文化を知ることは、大きな学びにつながるでしょう。

サマープログラムの探し方

デスク

メリットのたくさんあるサマープログラムですが、申し込み方がよくわからないですよね。

方法は留学エージェントを使って申し込んでもらうか、自分で語学学校に直接申し込むかの二択です。留学エージェントに頼んだ方が面倒な手続きがなくずっと楽ですが、直接申し込む方が安い場合もあるため、どちらを取るか悩ましいところです。

インターネット上で簡単に検索・応募できるサイトを集めたので、ぜひ参考にしてみてください。

SPRACHCAFFE(シュプラッハカフェ)

語学留学のプログラムを提供している「SPRACHCAFFE」のサイトです。アメリカ、カナダ、イギリス、マルタ、ドイツ、フランス、スペイン、キューバ、イタリア、モロッコ、中国への留学が可能です。

決められたサマープログラムを探すというよりは、自分でレッスン数や受講開始日を選ぶことができます。シニア向けのプログラムも充実しています。

留学ジャーナル

留学情報を専門的に扱う「留学ジャーナル」のサイトです。

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、マルタなど約6,000校の留学先情報と、幅広い年齢層に対応したプログラムを扱っています。

無料セミナーや無料カウンセリングを受けることもできます。

ジュニア留学

「ウィンテック留学センター」が運営するサイトです。主に小学生・中学生・高校生向けで、語学の学習だけでなく、アクティビティが充実したプログラムが多数あります。

アメリカ、カナダ、マルタ、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、アイルランドなどでのプログラムを紹介しています。

SI-UK

イギリス留学に特化した留学エージェント「SI-UK」のサイトです。無料コンサルティングを受けることもできます。

DAAD

ドイツのサマープログラムを探すなら「ドイツ学術交流会(DAAD)」のサイトがおすすめです。細かく条件を指定して検索できるので使いやすく、紹介しているコース数も豊富です。(ドイツ語・英語のみ)

サマープログラムでかかる費用はどれくらい?

コイン

費用は総額いくら?

サマープログラムにかかる費用は、その期間やプログラム内容、行き先の国によって大きく異なります。そのため一概には言えませんが、目安としては1週間で10~40万円、2週間で15~70万円、1ヶ月で20~100万円ほどでしょう。

傾向としてはアメリカがかなり高く、カナダやヨーロッパ、オセアニアが続き、アジア諸国やマルタは比較的安めと言われています。

費用の内訳は?

かかる費用は授業料とアクティビティ代を含むプログラム参加料と、寮やホームステイなどの住居代、交通費、食費など。エージェントを介して申し込む場合は手数料なども必要です。

大学の公式ホームページなどから申し込むと安い場合もありますが、募集要項などを外国語で読んだり、申し込みフォームを自分で書いたりしなくてはいけません。その国の言語がある程度わかる方は、そういった方法で費用を浮かすこともできます。

プログラムの選び方のコツ

マンション

プログラム選びに迷ったときは、「授業数・アクティビティ・住まい」の3つのポイントを押さえて探してみるといいでしょう。

授業数は短くても問題なし!

授業数は週20時間や30時間程度が中心。多ければ多いほどいいというわけでもなく、自分のキャパシティに合った授業数を選ぶことが肝心です。

例えば週20時間のプログラムでも、1日4時間は勉強できます。午前中から昼過ぎまでみっちり授業を受け、その後は予習・復習をしたり、現地の人や他国の留学生と交流したりしていると、時間はあっという間に過ぎるもの。

むしろ授業数はそこそこに抑え、日常会話を実践する時間を作った方がいいとも言えます。

アクティビティのあるプログラムを選ぼう!

アクティビティの「あり/なし」で迷ったら、断然「あり」を選んだ方がいいでしょう。

アクティビティにはいろいろな種類があります。自分の国の料理を持ち寄ってパーティーをしたり、近くの観光スポットを訪れたり、博物館を見学したり、海や山などの自然と触れ合ったり……。

アメリカ・ボストンではクジラウォッチング、マルタ島ではシュノーケリングやカヌーなど、国によっては華やかなアクティビティもあるようです。

またアクティビティを一緒に行うことによって、他国からの留学生と仲良くなれることも!

現地の文化を身をもって体験する機会なので、積極的に参加してみてください。

住まいは重要!ホームステイか寮がおすすめ

プログラムを選ぶ際は、「どこに住むことになるのか?」という点も気にしてみてください。

「住むところは自分で探してください」というスタンスのプログラムであれば、授業料に加えてホテル代やマンスリーマンション代がかかってしまいます。せっかく安いサマープログラムを探しても意味がなくなってしまいますよね。

おすすめはホームステイ、寮の相部屋、シェアハウスなど「誰かと一緒に過ごせる環境」です。現地の人や他国からの留学生と生活することによって、日常でも外国語を使うようになり、語学力がグンと上がることでしょう。

おまけ・サマープログラム後は旅行するのもおすすめ

海外

ここからは個人的におすすめしたい、サマープログラム後の過ごし方の話です。

せっかくサマープログラムに参加したのなら、留学先の街だけでなく、いろいろな場所を旅行してみるのはいかがでしょうか。すべてのプログラムが終了したら、他の都市や国などに「寄り道」してから帰国するのも楽しいですよ!

ヨーロッパに留学する方であれば隣国との距離が非常に近いので、ちょっとした移動で他国を周遊することもできますよね。

日本からヨーロッパに行くのはお金がかかりますが、すでにヨーロッパにいるのであれば費用も抑えられますし、気軽に足を運べます。

ちなみに筆者はドイツのサマープログラムに通ったあと、オーストリア・ウィーンまで遊びに行き、観光しつくしてから帰国した思い出があります。

サマープログラムを頑張った自分へのご褒美に、あこがれの観光スポットを訪れるなど遠出してみてくださいね。

まとめ

サマープログラムには数々のメリットがあり、短期間ながらも充実した日々を過ごせること間違いなしです。夏休みの間だけのプログラムなので、「保護者に長期留学を反対されている」などという方でも比較的実現しやすいでしょう。

自分の語学力でやっていけるか、友人はできるかなど不安もあるかもしれませんが、きっとかけがえのない体験になるはずです!気になった方はぜひ次の夏休みを活用して、サマープログラムに参加してみてくださいね。

海外留学

留学は賢い情報収集から!「留学くらべ~る」で無料パンフレットを取り寄せ♪

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

北海道出身。大学時代にドイツ語に惚れ込み、ドイツ南西部のトリーアに留学する。帰国後、食品系メーカーで広告ディレクション・役員秘書を経験。現在はフリーライターとして活動し、留学・海外旅行・ペットなどの記事を中心に執筆している。
趣味は海外旅行、ラーメン屋巡り、犬と遊ぶこと。

目次