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ロサンゼルスの気候や気温は?ベストシーズン、天気、服装を徹底解説

ハリウッド

ロサンゼルスといえば1年中暖かくて過ごしやすいイメージがありませんか?実際移住を決めた人たちの多くの理由がその過ごしやすい気候です。

しかし実際は、雨も降りますし気温も10℃以下になることもあります。私が初めてロサンゼルスに遊びに来たとき、雨季だと知らずにプランを立ててしまい、現地に着いてからやむを得ず予定を変更したことを覚えています。

せっかくの楽しい旅行や、憧れていたロサンゼルス生活ですが、思いもよらぬ気候のためにがっかりしたくないですよね。

みなさんのロサンゼルスでの日々をより一層楽しくするために、気候、服装、ベストシーズンを紹介します!

目次

ロサンゼルスの年間の気候・天気は?

ビーチ

気候

ロサンゼルスは年中暖かくて雨が降る日も少なく、湿気もほとんどありません。その理由は地中海性気候と砂漠気候にあります。

ビーチサイドやダウンタウンなど中心部は地中海性気候でユニバーサルスタジオハリウッドがある地域やサンフェルナンドバレーなどの郊外は砂漠気候に分類されています。

特徴

昼間は暑すぎるほどでも、朝晩は冷える日もあります。1年を通して降水量は低いのですが、冬は雨季とされています。一方、夏は乾季になるため日本のようにじめじめすることは全くありません。

ロサンゼルスの気温は?

ロサンゼルス

平均気温

ロサンゼルスの平均気温は20℃前後です。日中だと30℃を超える日があったり、夜だと10℃以下になることもあります。昼夜の温度差で10℃以上違う日も珍しくありません

地域によっても気温の差があります。ダウンタウンと山を越えたバレー地域とでは同じ時間帯でも気温に激しい差があります。1年間を通して比較的暖かいロサンゼルスですが、日本と同じように四季があります

春(3~5月)の気温

3月からサマータイムが始まり、昼の時間が長くなります。

この時季の最高気温の平均は約22℃で、最低気温の平均は約13℃です。3月は雨季なので、平均降水量は60ミリメートルとロサンゼルスにしては高めですが、4月や5月になるとほとんど雨が降りません。

ロサンゼルスの春は暑すぎることはないですが、太陽が出ている日は多くの人がビーチで過ごしています。

夏(6~9月)の気温

最高気温の平均は約28℃、最低気温の平均は約18℃です。平均降水量は3ミリメートル以下なので雨の心配はありません。この時季は乾季で昼と夜の気温差は多少あるものの、夜でも暖かく湿気もないので1日中過ごしやすいです。

秋(10~11月)の気温

9月を過ぎるとだんだんと涼しくなります。この時期の最高気温の平均は約24℃で、最低気温の平均は約14℃です。

11月にサマータイムが終わるため、昼の時間が短くなり、寒いと感じる時間も10月より早くなります。11月からは雨季が始まるとされていますが、それでも降水量は25ミリメートルと少なめです。

冬(12月~2月)の気温

日本の冬に比べると暖かいです。最高気温の平均は約20℃で、最低気温の平均は約9℃です。降水量の平均は約80ミリメートルで雨季になります。夜はもちろん寒いのですが、昼も太陽が出ていないと肌寒く感じます。

ロサンゼルスのベストシーズンは?

ロサンゼルス

私の思うロサンゼルスのベストシーズンはずばり秋で、乾季が終わり雨季が始まる前に訪れるのがおすすめです!

ロサンゼルスといえば夏がベストシーズンだと思う方が多いと思います。確かに、雨の心配もなく暖かい気候こそロサンゼルスのイメージにはぴったりなのですが、秋は夏よりは涼しいですがプールで泳げるほどの気温で、快適に過ごせます。 

秋のおすすめイベント

10月には最大イベント、ハロウィーンがあります。ロサンゼルスではいたるところで期間限定のお化け屋敷やハロウィーンイベントが開催されます。ハロウィーン当日にはパレードが行われ仮装した多くの人たちが参加します。

11月には感謝祭があり、みんなでターキーを食べたりバーベキューをしてお祝いします。感謝祭の次の日にはブラックフライデーといって、1年間で一番の大セールの日です。

ハロウィーンでロサンゼルスならではの雰囲気を味わったり、感謝祭でターキーを食べて思いっきり買い物をして楽しむのはいかがですか?

ロサンゼルスでの服装は?

ビーチ

ロサンゼルスでは昼夜の気温差が激しいのはご理解いただけたと思います。どういう服装がいいのか悩んでしまいますよね。

私もよく日本の友人から「ロサンゼルスで過ごす服装がわからない」と質問を受けます。ロサンゼルスで風邪を引いてしまうなんて、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。とはいえ、過剰な防寒で周りから浮いてしまうのも嫌ですよね。

そこで、次の項目を参考にしていただき、季節ごとのベストな服装でおしゃれにロサンゼルスを満喫しましょう!

春の服装

日中は暖かいので半袖一枚で十分ですが、店の中に入るとエアコンがきいているので、”はおり物”が必須です。夜も寒くなるのでカバンにしまえるぐらいの上着があるとベストだと思います。

夏の服装

日本の夏と同じ服装で過ごせます。女性は半袖にショートパンツやリゾートワンピース、男性も半袖にハーフパンツなどで十分です。ですが、春同様店のなかは凍えるほど寒いところもあるので薄い”はおり物”は絶対に忘れないようにしましょう。

秋の服装

秋も暖かいのですが、太陽が隠れると肌寒くなるので、日中も上着を持ち歩くことをおすすめします。

この頃になると街中でもムートンブーツを履く女性をよく見かけます。夜は冷えるため、春や夏の薄手の上着よりもう少し厚めのジャケットが必要です。

冬の服装

昼間でも少し寒いので、ニットなどの厚手の服一枚で出かけることをおすすめします。

マフラーを巻いている人もよく見かけます。夜や雨の日は晴れている昼間とは比べ物にならないほど冷えるので、コートやジャケットは必須です。薄手のダウンジャケットがあると便利だと思います。

天候によるロサンゼルスでの注意点は?

過ごしやすいロサンゼルスでも注意するべきことはあります。乾季の夏は、もちろん乾燥に注意しなければなりません

ロサンゼルスには山がたくさんあり、山のある郊外は砂漠気候です。ビーチ沿いよりも気温が高くなり、乾燥もきつくなります。毎年夏には山火事も多く、避難勧告が出されます。夏にハイキングに行くときは乾燥に気を付けてください。

雨季の冬はもちろん雨に注意が必要です。もともと雨の少ないロサンゼルスでは雨の中の運転に慣れていないドライバーがたくさんいます。雨の日の事故は晴れの日に比べて断然多いです。車を運転する際や、車道の横を歩くときは気を付けましょう。

ロサンゼルスでの必須アイテムは?

傘

紫外線の強いロサンゼルスの太陽や思わぬ雨から守るために、ロサンゼルスに訪れる際には忘れてはならないアイテムがいくつかあります。それは日焼け止め、サングラス、帽子、はおり物、折り畳み傘です。

現地で調達できるものもあれば難しいものもあるので、日本から持って来ることをおすすめします!

日焼け止め

紫外線が強いロサンゼルスでは日焼け対策は必要です。ロサンゼルスにも日焼け止めはもちろん売っていますが、成分はすべて英語表記です。肌荒れの心配を防ぐためにも、日ごろから使い慣れているものを持って来ましょう。

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サングラス

紫外線は目にも影響を与えるので、サングラスも必須アイテムです。太陽が眩しすぎて前が見えないこともよくあります。特に運転される予定の方はどの季節でもサングラスは必要です。

帽子

直射日光で具合が悪くなるのを防ぐために帽子も欠かせません。日本でよく見かける日傘や日焼け防止用手袋はロサンゼルスでは誰も持っていません。日焼け止めを塗る人も多くはありませんが、帽子を被っている人はたくさんいます。

はおり物

どの季節にもはおり物は必須です!室内と屋外、昼と夜の気温差は想像を超えるはずです。旅行中に風邪をひかないためにも必ず持って来るようにしましょう。

折り畳み傘

雨季にロサンゼルスに来られる方はぜひ折り畳み傘を持参してください。雨季とはいえ雨の少ないロサンゼルスでは傘を探すのに苦労するからです。一日中雨が降ることも少ないため、かばんに入るくらいの折り畳み傘なら邪魔にならないはずです。

まとめ

恵まれた天候で過ごしやすいイメージのあるロサンゼルスでも、思いもよらない天気に悩まされる時季があります。

ですが、どのシーズンもロサンゼルスには魅力がたくさんあります。過ごしやすい春や秋、ロサンゼルスならではのカラッとした夏、ハリウッドでしか味わえない映画の祭典がある冬。

いつ来ても楽しめる街、それがロサンゼルスなのです。それぞれの季節の注意点に気をつけて、ロサンゼルスでの旅をより一層ステキなものにしてください!

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この記事を書いた人

ロサンゼルスに6年間在住。アメリカの飲食店や雑貨店での勤務経験あり。ロサンゼルスのグルメやベストスポットなど、旬な情報をお届けしていきたいです。

主な訪問国:エジプト(カイロ)、トルコ(イスタンブール、カッパドキア)、アメリカ(ロサンゼルス、サンディエゴ、ラスベガス、ハワイ、グアム)、韓国(チェジュ島)

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