インドネシアに「仕事・旅行」で行くけれど現地の「インドネシア語はさっぱり。でも覚えるのは面倒くさい……」なんて思わないで下さい。なぜなら、インドネシア語はとっても簡単に覚えることができます。
その上、この記事ではワンフレーズで伝わる超簡単なフレーズに特化しています。だからこの記事を読むだけで、かなりのインドネシア語の表現が可能になります。
そしてなにより明るく・エネルギー溢れるインドネシア人とのコミュニケーションはとっても面白いです。
インドネシア語で挨拶する・自己紹介する
自己紹介
Kenalkan Nama Saya Tarou(ケナールカン・ナマ・サヤ・タロウ):私の名前は太郎です
- Kenalkan:紹介する
- Nama:名前
- Saya:私は
または頭のKenalkanはなくても十分意味が通じる場合が多いので日常会話では、Nama Saya Tarouのように頭のKenalkanを言わなくても大丈夫です。
挨拶
- Selamat Pagi(セラマット・パギ):おはようございます
- Selamat Siang(セラマット・シアン):こんにちは
- Selamat Sore(セラマット・ソレ):こんにちは
- Selamat Malam(セラマット・マラム):こんばんは
こんにちはが、Selamat SiangとSelamat Soreの2種類ありますが、これは時間帯によって分類されます。
- Selamat Siangはお昼の12時~15時ぐらいの間
- Selamat Soreは夕方の15時~18時ぐらいの間
「インドネシア語は全くしゃべれないよ」という方は、この自己紹介と挨拶だけでも覚えて、インドネシア人とコミュニケーションをとって下さい。
明るい性格で人見知りしない人が多いインドネシア人は、きっとやさしく迎え入れてくれます。
インドネシア語 数字について
数日間程度の短い滞在の場合は無理して覚えなくても大丈夫です。なぜなら、数字の場合は英語とボディランゲージでも十分表現して伝えることが、インドネシアでは可能だからです。
ただし、ある程度の期間を滞在するなら、基本的な数字だけは読み方を覚えるほうがいいでしょう。
0~10
- Kosong(コソン):0
- Satu(サトゥ):1
- Dua(ドゥア):2
- Tiga(ティガ):3
- Empat(エムパット):4
- Lima(リマ):5
- Enam(エナム):6
- Tujuh(トゥジュ):7
- Delapan(デェラパン):8
- Sembilan(セムビラン):9
- Sepuluh(セプル):10
50、100、1000
- Lima Puluh(リマ・プル):50
- Seratus(セラトゥス):100
- Seribu(セリブ):1,000
数字に関しては、一度にすべて覚えようとすると大変なので、よく使う数字だけ覚えておきましょう。後はインドネシアの生活の中で自然と身につきます。
コミュニケーションに役立つ一言フレーズ選
この一言さえ覚えておくといろいろな場面で役立つインドネシア語の「神フレーズ」を紹介します。
Tolong(トロン):お願いします
ビジネスシーンだけでなく、日常生活でも欠かせない一言になります。何かをお願いするときは、このTolong。礼儀正しくあることは、外国にいっても同じです。
Semangat(スマンガット):がんばる、がんばって
誰かを励ましたり、鼓舞するときには、ピッタリなフレーズ。
Tunggu(トゥングウ):お待ち下さい
ちょっと待ってくださいと言いたいときの定番フレーズ。インドネシア語には丁寧語がないので、一言フレーズでは、キツい言葉に聞こえないのも特徴。
Siap(シアップ):準備する
「準備できました」「準備できましたか?」などの表現はこのSiap一言で伝わります。また、上司の司令などの受け答えにも使えます。
インドネシア人に何か聞かれたときは「Siap」「わかりました、了解しました」と答えましょう。
Baik(バイッ) :いい
英語のGoodにあたる言葉になります。英語で「Good」と言いたくなるような場面では、この「Baik」がほぼ代用できます。ポジティブな言葉なのでコミュニケーションにも最適です。
Mantap(マンタップ):すごい・最高・素晴らしい
Mantapもとても便利な言葉です。日本語で「最高においしい」「このプロダクトはすごい」「あなたの手腕は素晴らしい」など人や料理、とにかく何かをほめる言葉はいわれて嫌な顔をする人もいないのでおすすめのフレーズです。
Enak(エナッ):おいしい
食べ物から音楽まで、とにかく使い勝手のいい言葉。例えば、マッサージをしてもらって気持ちいいときなどにも使えます。
Jomblo(ジョンブロ):独身・恋人がいない
Jombloはインドネシア語のスラングになり、「恋人がいない・シングル」の意味になります。
- Saya Jomblo (サヤ・ジョンブロ):「私は恋人がいない」になります。
外国人がその国のスラングを使うと笑ってくれるので、独身者のあなたにはぜひとも試してもらいたいフレーズです。
Mau(マウ):ほしい・ほしい?
Mauも覚えやすく、役立つフレーズの一つです。何かを「ほしい・ほしいですか?」などとたずねるときに役立ちます。
Permisi (パミシ):すみません
人混みがすぐできるインドネシアでは「すみません」と一言ことわる言葉を置くことで物事がスムーズに進みます。
また売店などで定員さんを呼ぶときなどにもつかえる言葉です。
Kasih (カシッ):ありがとう・どうも
インドネシア語でありがとうはTerima Kasih (テリマ・カシッ)といいますが日常会話などではよく、Kasihの部分のみをいいます。
感謝する気持ちを伝えることはとっても大事ですので忘れないようにしましょう。
インドネシア人の名前が覚えにくい
私も初めて知ったときは驚きましたが、インドネシア人は日本人のように苗字がありません。
また英語圏のようにミドルネーム・ファーストネームのような概念がなく全部で一つの名前です。下記が例になります。
インドネシア人には苗字がない
- Joko Widodo(インドネシアの第7代大統領)
Joko Widodoのすべてが名前になります。
3つに分かれていてもすべて名前です
- Muhammad Jusuf Kalla(インドネシアの政治家)
確かに、コレ全部を覚えるは大変ですね……。私も身近な人しかフルネームは覚えていません。でもインドネシア人同士はよくニックネームで名前を省略して呼び合う習慣がありますのでご安心下さい。
外国人の名前は、日本人には覚えにくいので、私もはじめはメモをとって忘れないようにしていました。
1つの成功体験であなたの語学力は変わる
インドネシア語は本当に日本人には覚えやすい外国語です。表記方法もラテン語なので、勉強するときに出だしでツマづきません。
インドネシア語が簡単な理由は、時制を表す現在・過去・未来の文法を作らなくても伝わることが特徴ですが、私が思う最大の魅力はなんと言っても、「一言でなんでも伝わる」ことです。
日本人は「英語が苦手」な傾向があります。同時に外国語が弱みだと感じる人もいます。私も同じで得意ではありませんが、今は苦手意識は克服しました。
それは母国語以外のインドネシア語を、日常会話クラスに喋れるようになった成功体験がキッカケでした。
インドネシア語の場合は、英語よりも早い段階でブレイクスルーできる(ネイティブの人と日常会話で困らない程度のコミュニケーションがとれる)ので自信が持てるようになります。
まとめ
簡単ではありますが、インドネシアですぐに役立つフレーズなどをご紹介いたしました。
日本人は「英語のせい!?」で外国語が苦手と思いがちですが、そんなことはありません。インドネシアに1年以上滞在している人は、皆さん日常生活クラスのインドネシア語が話せます。
表記もラテン文字、読み方もローマ字に近いこともあり、外国人にはとてもマスターしやすい言語ですのでぜひともインドネシア滞在の際にはたくさんの言葉を覚えて、インドネシア人とコミュニケーションしてみてください。
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