海外で働きたいと思う人は好奇心が強く、新しいことに挑戦ができる人だと思います。ただ、海外で働くとなると不安もたくさんあるでしょう。
はじめから自信がある人は珍しいです。言葉の壁や生活習慣の違いなどで、ほとんどの人が不安とワクワク感が混ざったモヤモヤした気持ちになると思います。
そんな渡航前後のあなたに、インドネシアのジャカルタで10年以上働いた経験をもとに、この赤道直下のトロピカルな国で働く魅力をお伝えします。
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インドネシア人とゴム時間に癒やされる
インドネシアは国土が広くたくさんの島からなる国で、それぞれの島で文化も少しずつ異なります。そんな多様な文化の国だけに魅力は数えきれないほどありますが、共通する魅力を挙げてみました。
フレンドリーで親日家も多い
インドネシアの一番の魅力はなんと言っても人間力です。これはインドネシアで働く外国人のほとんどすべてが、一番最初に挙げる魅力です。
インドネシア人は初対面でも気さくに話しかけてくれて、とても優しく明るい性格の人が多いです。良く言えば、とっても気にかけてくれる。悪く言えば、おせっかい……。
日本の文化に興味がある人が多く、日本のアニメなどは高い人気があります。
緩急極端なペースの日常生活
インドネシアのことを表現した言葉に「Jam karet(ジャム・カレット)」があります。Jamは時間、Karetはゴムを意味します。「ゴム時間」とはゴムが伸び縮みするように、時間がゆったり流れたり、時には急速になるイメージです。
日本での生活の時間の流れ方は、規則正しく一定のリズムを刻む印象がありますね。インドネシア人の仕事のペースは、適度に休憩をとりながらもみんなで集中したときはすごい力を発揮します。
インドネシアのリズムで生活していると、日本人としては効率的に手短にやりたい気持ちになりますが、ゴム時間も案外楽しいと思いますよ。いままで気づかなかった新しい発見があるかもしれません。
インドネシア語はとても簡単
海外で生活するとなると必要不可欠なものが、現地の人たちとのコミュニケーションですね。もしあなたが英語などの外国語が苦手でも安心してください。なぜならインドネシア語はとっても簡単で覚えやすいです。
ジャカルタやバリなどの都市部のインドネシア人は、流ちょうに英語をしゃべる人が多いです。とはいえ日本と同じで、英語を話すことに抵抗感がある人が多いのも事実です。
難しい文法が少なく覚えやすい
やはり現地の言葉をしゃべることは、ビジネスを行う上では欠かせないスキルになります。
私は英語は全然話せませんが、インドネシア語は意外と早く習得できました。調べてみると現地に住む日本人は一般会話に困らない程度でしたら、インドネシア語をしゃべれる人がたくさんいます。
英語みたいに難しい文法的な決まり事が少ないので覚えやすく、文字はアルファベットを使います。また明るい性格のインドネシア人と毎日生活していると、自然と上達も早くなります。
食べ物がおいしい
インドネシアは外食文化の国です。飲食店の数が多く、ジャカルタなどの大都市では皆さん朝昼晩、外食です。好みによりますが、インドネシア料理はとっても種類が豊富でおいしいです。
もしあなたが辛口の味が大好きなら、インドネシア料理はピッタリです。インドネシアを代表する調味料のサンバル(唐辛子といろんな香辛料をすりおろした辛口チリソース)は、料理には欠かせないものです。
私は今では激辛料理が大好きですが、実を言うとインドネシアに来るまでは辛いものは苦手でした。
食べず嫌いは解消すべし
フルーツ好きにはたまらない果物王国でもあります。おすすめのフルーツは、ドリアン!インドネシアには果物の王様のドリアンをはじめ、日本ではあまり見かけない様々なフルーツが売られています。
ドリアンはインドネシア語で、「Dori(トゲ)」と「An(個数の単位)」を組み合わせた言葉です。「匂いがうけつけない」と食べず嫌いな人も、一度は試してください。やっぱり本場のものを味わわないと、真のおいしさはわかりません。
物価が安くて贅沢できる
日本人からみると、東南アジアの国はまだまだ物価が安いです。ただここ最近は、東南アジア全体でも物価は上昇しています。
例えばインドネシアの物価は、10年以上前は日本の5分の1程度でした。現在は、日本の3分の1ぐらいまで上昇している感覚があります。
ジャカルタの一般的な飲食店での食事は、日本円で150~500円というのが一つの具体的な目安になるでしょう。日系のチェーン店もたくさんありますので、日本食を探すのはとても簡単ですよ。
日本人が憧れる常夏のトロピカル気候
インドネシアの気候は乾季と雨季の2つだけです。
雨季の期間は長く、11~4月まで半年も続くのですが、日本のように一日中雨は降りません。熱帯性気候独特の短い間に大量のスコールが降ります。その後は何事もなかったようにカラッと晴天に変わります。
乾季は湿度が高くならないので暑くても過ごしやすいですが、雨季の期間は湿度はどうしても高めになります。
独特の季節感を生む日常風景
スコールが降ると、インドネシアの小さな子どもたちは傘もささずにその大雨に打たれながら水遊びをします。これはインドネシア語で、「Hujan-hujanan(ウジャン・ウジャンナン)」と言います。
日本では絶対にみられない光景に心を奪われながら、「きっとこんな遊び方したら、大人になっても雨の中で水遊びしたことを思い返すんだろうな」と、しみじみ思ったりもします。
まとめ
インドネシア生活はとっても刺激があり、魅力たっぷりのインドネシア人は本当に優しいです。
たくさんの魅力があるインドネシアで一から仕事を探すとなると、現地の日本人がいるコンサルタント会社に相談するのが一般的な方法です。ジャカルタやバリなどにはオフィスがたくさんあるので、就職活動をサポートしてもらいましょう。
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