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日本人にとっては「スタンダード」なことが、外国人にしてみれば「Amazing!」と思われることがあります。
ゴミを捨てない、時間にキッチリしている、礼儀正しいなど、日本人の魅力は外国人に言われるまで、気付いていないことが多いのではないでしょうか。
逆に私たち日本人が海外に滞在したときにも、同じような体験をすることがあります。この記事では「ここがすごいよ！」と私が感銘を受けた、インドネシア人の「スタンダード」についてご紹介します。
記事の目次
車の運転がとても上手
インドネシアの移動手段といえば車かバイクですが、運転のテクニックがとにかくプロ級なんです。
インドネシアの幹線道路は信号が少ない上に片道1車線の道も多く、車を運転するときは追い越し運転を何回もしなければいけません。もちろん、反対車線からも猛スピードで車が来ますし、タンクローリーなどの貨物自動車もたくさん走っています。
そんな中、彼らは「スイスイ」と車のスピードをコントロールして、上手に追い越し運転します。
歌が上手な上に、歌詞は即興でも完全丸暗記
インドネシア人の歌唱力は信じられないぐらい上手な人が多いし、即興で「あの曲歌って」といえば、歌詞は完全に頭に入っています。
日本のテレビ番組で、カラオケの曲を「完璧に歌いきったら◯◯円」のような企画番組がありますが、これをインドネシアでしたら、みんな◯◯円取れるんじゃないのか、と思うほどの記憶力です。
インドネシアは、日本のように気軽にカラオケに行く文化はありません。ただ、彼女たちは、常日頃から暇な時間があれば歌を歌う習慣があります。テレビから歌声が聞こえてきたら、それに合わせてみんなで歌い出します。
日本にはない文化なので、楽しそうでうらやましくなります。
男性の喫煙者は世界一の喫煙大国
世界的に見ても禁煙を促進する傾向がとても高い中、インドネシアの男性の喫煙者は70％を超えています。
日本ではタバコの値上げや、喫煙禁止の場所は年々広がる一方で、禁煙する人も増えています。喫煙に関してはインドネシアも同じで規制が厳しくなりましたが、そんな中でもインドネシアの男性に禁煙願望はありません。
食べ残さずきれいに食べきる
インドネシア人と食事をするとき、いつも感心するのが食べ残さないこと。インドネシア料理はワンプレートで提供されるので、自分のお皿に乗っている物は全部食べきるのがインドネシア人のスタイルです。
またインドネシア人は白いご飯が大好き。彼らいわく、「白いご飯がない食事は一食に数えない」……らしいです。
サプライズが好き
インドネシア人は大のサプライズ好きで、一番彼らがよくするのが、友人などのサプライズパーティーです。
誕生日にするパイ投げや生卵投げは、インドネシアではお決まりの行事。初めは素知らぬ顔をして、近づいて来たところにパイや生卵を相手に投げつけます。オチャメな遊び心はいつも忘れません……。
とにかくポジティブ
国民性なのか、日本人はまだ起こってもいない未来に不安を抱いたり、もう過ぎたことをいつまでも引きずったりします。
でもインドネシア人は今いる時間をいつも楽しみ、「悩みがないのか……」と思うほど。過去のことや、未来に不安を抱いていても、「なんとかなるさ」といつも楽観的に物事を捉えています。
人間関係にもあまり壁を作らず、良いことも悪いことも全て受け入れるポジティブさがあります。
人間力ではかなわないと思った……
「人間力」というと曖昧な表現ですが、少し砕けた言い方をすれば「包容力」「他人に平等に優しくできる」ことです。
インドネシア人の心の広さは、どこか日本人がなくしてしまった心の余裕にも感じます。彼らはとても幸せに暮らす心得を忘れていないのです。
まとめ
世界ってとっても広く、国それぞれにいろいろな国民性や個性があって面白いです。外国の文化に触れることで、日本のいいところを再確認できます。
滞在時間がながくなれば、その国の悪いところにも向き合わないといけません。貧富の差が激しいことや、食の安全の不信感、スリや置き引きなどの軽犯罪の問題など。
それでも日本では体験できないカルチャーショックは、とても大きな刺激になります。これからも新しい文化にふれる楽しみを感じていきたいと思います。
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