新卒22歳、インドネシア就職を選んだ理由とそのメリット

インドネシア インドネシアでの働き方

「海外で働く」ことには、とても大きな魅力があると私は感じます。

日本と違う文化や価値観を現地で体感することは、本を何冊読んでもできないことです。憧れの場所で生活できてスキルや語学力がアップする、若いうちならなおさらそんな働き方に惹かれるのではないでしょうか。

私は新卒22歳でインドネシアで働き始めました。日本で就職せずに海外を選んだ理由や、実際にインドネシアに来て感じるメリットをご紹介します。

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新卒でインドネシアで働くことを選んだ理由

人々

日本での就職経験がない私は、海外で働くことを「キャリアアップ」「スキルアップ」などと捉えるほどの知恵も知識もなく、ただ漠然と、一度旅行で訪れたことのあるシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジアの国で生活したいと思っていました。

今思えば、しっかりとした目標もなく子供じみた選択なのは確かですが、言い換えれば無知であるが故に海外での生活へと踏み出せたのも確かです。

失敗を恐れずに行動できるのは若者だけの特権ですね。

新卒でインドネシアの就職先を探す方法

遺跡

転職エージェントを利用

一般的に、海外現地採用の仕事を探すなら現地の日系のエージェントに登録します。私の場合も同じで、エージェントに登録して日本人の担当者の方と相談しながら希望の企業などを選んでいきました。

ジャカルタの場合は、思いのほか現地にたくさんの日系転職エージェントがあり驚きました。東南アジアはこれからも進出してくる日系企業が多いと思われ、需要が高いのだと実感しました。

コネを活用

就職活動で知り合った現地の若者から聞いたのは、インドネシアで就職するには「コネが一番大事」だということ。人口の多いインドネシアでは、「いい大学を出ても」就職先を探すのは一苦労だからだそうです。

「コネを使う」と聞くと日本人には後ろめたさがありますが、これもまた一つの方法だということに気付かされました。

新卒の私が思う、インドネシアで就職するメリット

風景

1. 生活レベルがアップする

インドネシアのような発展途上国で就職する場合、給料面では日本での平均より下がるかもしれませんが、生活水準は上がります。日本より物価の安い国の場合はこのケースが多くあります。

ただし、先進国の場合は逆に生活水準が下がることもよくあるので、どの国を選ぶにせよある程度の蓄えは必要になると思います。

2. 語学力が身につく

インドネシアの人たちと交流することにより、日本にいる場合と比べて数段早く言語を習得できる可能性が高いです。

生活を始めたばかりの頃は言葉の壁にぶつかることもありますが、伝えたい言葉を単語として知らなかったり、言い間違いなどをして恥ずかしい思いをしたりした方が、その後のモチベーションになる上、記憶にも残りやすく、上達が早くなります。

3. コミュニケーション能力が上がる

日本人から見た外国人の特徴的な性格の一つに、コミュニケーション力の高さがあります。

もちろん国や人によって様々ですが、東南アジアではおおむね明るくて楽観的な性格の人が多く、インドネシア人もすぐに誰とでも打ち解けて受け入れてくれることにいつも感心します。

私自身はとても気が小さく、内向的で人見知りもするので、陽気でコミュニケーション能力の高い人達がいつも羨ましくなります。

住む場所がその人の人格に影響を与えるなら、インドネシアに住む私の性格も確かに前よりは外向的になった気がします。

風景

4. 食べ物がおいしい

海外生活の中でも楽しみの一つが食事です。日本では専門レストランに行かないと食べられないような料理がリーズナブルに味わえることは、インドネシア生活での特権の一つと言えるでしょう。

今まで食べず嫌いをしていた料理や果物なども、本場の味を知って大好きになることがありますが、私の場合は辛口がダメだと自分で決めつけていました。

ところが、インドネシアのチリソース(サンバルソース)を使った現地の料理を食べることで今では激辛好きになっています。

試してみてほしいドリアン

食べず嫌いされる果物の代表格で、私が一番おすすめするのはドリアンです。

「ドリアン」はマレー語、インドネシア語が由来でDURI(トゲ)と果物の単位であるAN(アン)を組み合わせた単語です。

匂いは強いですが「臭い」とは違います。味はとっても濃厚で甘みがあり、苦味があるドリアンは「ハズレ」と言われます。

5. 価値観の違いを学べる

インドネシアで仕事をして一番良かったと思うのは、新しい価値観に触れることにより、私の中にあるインドネシアのイメージをアップデートできたことだと思います。

短期間の旅行などと違い、現地で就職して長期間生活するとなると、どうしても価値観の違いからイラ立つことがあります。例えば、インドネシア人の場合は時間にルーズなところがあります

でも、よく考えてみると日本人が時間にきっちりしているだけで、海外では時間通りに物事が動くことは少なく、かなりアバウトな感覚の人が多いのも確かですよね。

相手の考え方を尊重する

大事なことは相手のリズムに合わせることで、その余裕があれば何事もうまくいくと思います。相手の価値観や思想を尊重できればイラ立つこともなくなります。

私も現地の人にとっては外国人で、知らず知らずのうちに気に障ることをしているかもしれません。

外国人の私を受け入れてくれる環境に感謝する気持ちは忘れないように気をつけています。

まとめ~若さを武器に世界へ飛び出そう!

インドネシアの国旗

自分の経験から、私は海外で働くことをぜひ若い方におすすめしたいと思います。海外に出て自分のスキルを試すことは、今後仕事をする上で必ずプラスになります。

そして何より、日本を飛び出すことで視野が広がり、世界が広がります

ただし、インドネシアを含む海外の多くの国は、治安の面で日本ほど安全ではありません。自分の行動に責任を持ち、様々な苦難に遭っても自分で乗り越えていく覚悟が必要なことは覚えておいてください。

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